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    <title>きょうのわたくし</title>  
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    <description>えとー、こんにちわ。やたらとネット落ちする上に、文章は長いわテーマに統一性ないわと、かなり粗忽なところです。それでも、コメントとかお気軽につけてくれたら嬉しいです。</description>  
    <dc:language>ja</dc:language>  
    <dc:creator>acoyo</dc:creator>  
    <dc:rights>Copyright 2012</dc:rights>  
    <pubDate>Wed, 4 Jan 2012 21:30:05 +0900</pubDate>  
    <dc:date>2012-01-04T21:30:05+09:00</dc:date>  
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      <title>きょうのわたくし</title>  
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      <title>今更なんなんですが、初春のご挨拶。</title>  
      <link>http://acoyo.exblog.jp/17536110/</link>  
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      <description><![CDATA[<p>
  
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201201/04/67/b0016567_21282721.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center><br/>
副題　うちの海洋堂トリちゃんの(当家に来て以来○年）初めてのお散歩。<br/>
クリックすると、800＊600で開きます。<br/>
<br/>
　ということで、旧年中は何かとお世話になりました。本年もよろしくお願いします。<br/>
<br/>
　いや、いろいろあってね､年末。<br/>
<br/>
　マジいろいろあってね。私は仕事とSkyrimと一応、家事で忙しかったしね。だからってシーゴラスに発注した私がバカだった、あいつ殴ってやろうか、それとも己で己を殴ろうかとかいろいろあってね。それは今日、連れに電話して罵倒の限りを尽くしたからもういいけどさ。<br/>
<br/>
　ということで、年始に「ままよ！」でＧmailで送ったんだけど、連れからは「画像が小そうてなんのことかわからん｣、ともらちからは｢文言イミフ」とか言われてさ(号泣）。<br/>
　だもんで、また直してはがきで送る時も大慌てだったんで、もうわけわけんなくて、Ｇmail来るわ年賀状来るわ（しかも一言のコメントもつけてないの。しくしく。書く余裕さえなかったんですもの。しくしく）でなんなの、あんたって方もおいでかと思うけど、笑ってスルーしてください。<br/>
　後、年賀状くださった方、ごめんなさい。でもね、人様のを見て慌てて作ったんじゃないんですよ。ちゃんと予定してたのが、↑にあるような諸般の事情で。<br/>
<br/>
　そいでー、ええっと､ホント､ご無沙汰なんですが、当面、仕事（とSkyrim､2月に入るとMass Effect3も参入）で忙しくて、こっちこれるかどうかわかんないんですよ。ぬうう。<br/>
　無論、閉める気は毛頭なくて、いずれちんたら書きたいなと思ってるんですが……まあそんな感じです。<br/>
<br/>
　そんなこんなで代わり映えしないわたくしではございますが、みなさまにとりまして良い年でありますよう､心からお祈りいたします。<br/>
<br/>
<br/>
　なお、普段はここに出没してますんで、お近くにお寄りの節は、よければまたお声をかけてやってくださいませ。<br/>
　★Twitter<br/>
<br/>

  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>その他</dc:subject>  
      <dc:creator>acoyo</dc:creator>  
      <pubDate>Wed, 4 Jan 2012 21:23:48 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2012-01-04T21:23:48+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>もしも私がレンタルビデオ屋さんの店長だったら。</title>  
      <link>http://acoyo.exblog.jp/15472224/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://acoyo.exblog.jp/15472224/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
　ということで、連休終盤寝込んでたわけですがw、その間、暇なんでこれ考えてました。<br/>
micchiiさんとこで聞いたネタです。<br/>
<br/>
●「レンタルビデオ屋始めました」バトン vol.2 <br/>
あなたはレンタルビデオ店をオープンしなければならなくなりました。つきましては五十音につき一本ずつタイトルを揃えてください！その際のルールは以下のとおりです。<br/>
1、自分の好きな映画から選ぶ<br/>
2、１監督につき１作品とする<br/>
3、自力で思い出す<br/>
4、外国映画、日本映画は問わず<br/>
<br/>
<br/>
　えっと、タイトルはなんとか思い出しでｹﾃｰｲまでは自力でしたが、その後、校正にはググりました。これもいかんのか？　ほんで、なおも自分で決めた縛りは、<br/>
５．受け狙って渋めとか考えないw。基本、脊髄反射を信じる。<br/>
６．レンタル屋である以上、トーゼンながら「人に観てほしいタイトル」を選ぶ。<br/>
７．誰か様とのダブりは避ける。<br/>
<br/>
　……で、結果、やっぱり私がやると、素直にAFIベスト100になる。よくよくひねりのない女だなと。ただ、最近ひねりたがる世間がどっか面倒にもなっててさ。<br/>
　まあ、香港映画やアクション映画に関しては、7.のからみでまああちらにお任せってことで（爆）。その分、落ち穂拾いが出来て楽だが、同時になんだかシネフィル・イマジカって感じがしないでもない。どうもパルムドールとかそういうクラスタ?　っての。<br/>
　商売でやるならもっと安倍川餅映画（好物の安倍川餅食いながら、気楽に観られる映画の意）選ばんと。んじゃ、次から、この手の企画は「安倍川餅映画に限る」という縛りでやるか。<br/>
<br/>
ﾂﾂﾞｸ<br/>
<br/><br/>★マークをクリックすると、関連過去エントリに飛びます。<br/>
なお、予告編つけたりつけなかったりは適当ですw。全然意味はありません。敢えて言うなら、今までブログではあんまり書かなかった類のとか、そういうのかな。<br/>
<br/>
ア行＊＊＊<br/>
<br/>
ア：『アラビアのロレンス』（デヴィッド・リーン）<br/>
『暗黒街の顔役』『赤ちゃん教育』(ﾎｰｸｽ)『アパートの鍵貸します』(ﾜｲﾙﾀﾞｰ)『アフリカの女王』(ﾋｭｰｽﾄﾝ)『アラバマ物語』(ﾏﾘｶﾞﾝ)『アマルコルド』(ﾌｪﾘﾆｰﾆ)『赤ひげ』（黒澤）という脳内巨匠バトルは凄まじかった。が、やはり、これは私にとっての満点映画中の満点映画。おまけに当家での再生回数もぱねえ、マジで。ついでに『あの子を探して』（張芸謀）『歩いても歩いても』(是枝)がかなり追いすがっていた。<br/>
<br/>
イ：『イレイザーヘッド』（デヴィッド・リンチ）<br/>
　個人的にはブルベルだが、店長としてリンチのエントリーユーザに一発かますにはこれかと。残る一生観ないか、戻れない道に踏み込むか（爆）。『インファナル・アフェア』（ﾗｳ&ﾏｯｸ）『イヴの総て』(ﾏﾝｷｰｳｨｯﾂ)『イノセント』（押井）追撃及ばず。<br/>
<br/>
ウ：『うる星やつら２　ビューティフル・ドリーマー』（押井守）<br/>
　解説不要。<br/>
<br/>
エ：『L.A.コンフィデンシャル』(カーティス・ハンソン)<br/>
　『エルマー・ガントリー』（ﾌﾞﾙｯｸｽ）『エイリアン』（ｽｺｯﾄ）との三つ巴を原作の力で抜いた。<br/>
<br/>
オ：『男たちの挽歌』（呉字森）<br/>
　『狼たちの午後』（ﾙﾒｯﾄ）との一騎打ち。何故、こっちが勝ったかと言えば、やはりパチーノより周潤發様がエライからである（私にとってはね）。<br/>
<br/>
カ行＊＊＊<br/>
<br/>
カ：『蒲田行進曲』（深作欣二）<br/>
『仁義なき戦い』が筋であろうが、シ枠はあれで。若かった風間杜夫と平田満の芝居の切れ上がり方が凄い。これで『家族の肖像』(ｳﾞｨｽｺﾝﾃｨ)『ガメラ　大怪獣空中決戦』『ガメラ２』（金子）『ガキ帝国』(井筒）『がんばっていきまっしょい』（磯村）『隠し砦の三悪人』（黒澤）落選。<br/>
<br/>
キ：『霧の中の風景』（テオ・アンゲロプロス）<br/>
<br/>
『機動警察パトレイバー』（押井）『キー・ラーゴ』（ﾋｭｰｽﾄﾝ）『戯夢的人生』（候孝賢）『黄色いリボン』（ﾌｫｰﾄﾞ）『ギャラクシー・クェスト』（ﾊﾟﾘｿｯﾄ）『金融列島 呪縛』(原田）という高頻度再生集団を凌いでなお圧勝。なのに、私はこの映画、LDも買ったけど、結局、映画館で一度きりしか観ていない。一生に一度きりしか観ないで、それでいい。そういう映画はそうそうない。<br/>
<br/>
ク：『グロリア』（ジョン・カサヴェテス）<br/>
　悩んでない。悩む必要も無い。<br/>
<br/>
ケ：『ゲッタウェイ』（サム・ペキンパー）<br/>
　脊髄反射で浮かんだので悩む前にそのままｹﾃｰｲ。後で『刑事ジョン・ブック 目撃者』（ｳｨｱｰ）が浮かぶが速攻で忘れた。<br/>
<br/>
コ：『ゴッドファーザー』（フランシス・フォード・コッポラ）<br/>
　満点映画その２。映画的にはパート２が上だが、再生回数の高さで辛勝。ただ、コッポラというのは、監督人生の初期に傑作しか撮らず、その後、凡作しか撮らないという珍しい人だ。R・エヴァンスが言った「無類の編集下手。あいつに編集させるな」とはホントかもしれん。<br/>
<br/>
サ行＊＊＊<br/>
<br/>
サ：『細雪』（市川崑）<br/>
『サンセット大通り』（ﾜｲﾙﾀﾞｰ）と未だに悩んでるが、これも再生回数の高さで。★１ ★２<br/>
<br/>
シ：『情婦』（ビリー・ワイルダー）<br/>
<br/>
『死霊のはらわた』（ﾗｲﾐ）と最後までデットヒート。ディートリッヒの圧倒的な存在感と小粋な弁護士さんで逃げ切り。『仁義なき戦い』（深作）『地獄に堕ちた勇者ども』（ｳﾞｨｽｺﾝﾃｨ）『地獄の黙示録』（ｺｯﾎﾟﾗ）は他に行き場があるが、『七人の侍』にはマジ謝る。でも、やはりワイルダーもコメディか『サンセット大通り』が……。<br/>
<br/>
ス：『ストーカー』（アンドレイ・タルコフスキイ）<br/>
　ファンでさえ心地よく熟睡させる、強力な不可視性催眠光線、それがタルコフスキイのフィルムからは発せられていると長年言われているがw、それでもこれだけ静謐で美しい映画はそうない。なお、フォン・トリアーの『エレメント・オヴ・クライム』と並び、押井のフェイヴァリッツでもある。<br/>
<br/>
セ：『センチメンタル・アドベンチャー』（クリント・イーストウッド）<br/>
　この大嫌いな邦題が初めて幸いした。とはいえ『戦慄の絆』（ｸﾛｰﾈﾝﾊﾞｰｸﾞ）『戦争のはらわた』（ﾍﾟｷﾝﾊﾟｰ）もあるのだが……クロちゃんには悪いことをした。<br/>
<br/>
ソ：『その男凶暴につき』（北野武）<br/>
『アウトレイジ』観てないもんで、今んとこ、北野はこれ一本でいい。『そして人生は続く』（ｷｱﾛｽﾀﾐ）もいいんだけどさ。<br/>
<br/>
タ行＊＊＊<br/>
<br/>
タ：『大脱走』（ジョン・スタージェス）<br/>
『ダーティハリー』『誰かがあなたを愛してる　秋点童話』が浮かぶ前に脊髄反射で決めた。★<br/>
<br/>
チ：『誓い』（ピーター・ウィアー）<br/>
<br/>
　初めて観たのはTVの深夜枠で、「アンザックス」の物語に泣きに泣いた。今、観ると些か甘いかもしれんが、メル・ギブソンはいいし、クラッシック使った音楽もいいよ。別に『ジョン・ブック』の代わりではないw。<br/>
<br/>
ツ：『ツィゴイネルワイゼン』（鈴木清順）<br/>
　これも毎日ホール（と呼んでたが、正式には毎日大阪会館）の「日本映画のなんちゃら」で観たんじゃないかな。あれ、毎月やってたもんで、助かったんだ、何かと。<br/>
<br/>
テ：『天国の日々』（テレンス・マリック）<br/>
<br/>
　満点映画その３。『天国から来た男たち』は三池の中では一番好きなのだが、これが敵だと無理。『天国は待ってくれる』(ﾙﾋﾞｯﾁ)もなあ、『天国と地獄』（黒澤）もなあ、くそお。<br/>
<br/>
ト：『突破口！』（ドン・シーゲル）<br/>
<br/>
『冬冬の夏休み』(候孝賢)『Tomorrow 明日』(黒木）『となりのトトロ』(宮崎）を抑え、師匠勝利。<br/>
<br/>
ナ行＊＊＊<br/>
<br/>
ナ：『ナイト・オブ・ザ・リヴィング・デッド』（ジョージ・ロメロ）<br/>
　これがあるがゆえに、『死霊のはらわた』(ﾗｲﾐ)『悪魔のいけにえ』(ﾌｰﾊﾟｰ)には我慢していただいている。『流れる』(成瀬）も泣く泣く落とした一作。<br/>
<br/>
ニ：『日本の一番長い日』（岡本喜八）<br/>
<br/>
『ニノチカ』(ﾙﾋﾞｯﾁ)もあるが、やはりこれ。８月１５日にはＣＳの日本映画専門チャンネルで必ずやるので、やっぱ必ず観てる。この映画に関しては、私は古い邦画にもこんなにいいものがなんていう気はない。これは映画ファンを自称する以上、観てるべき映画であって、観てない方が悪いと言い切る（爆）。<br/>
<br/>
ヌ：『ヌーヴェルヴァーグ』（ゴダール）<br/>
　……まさか、ゴダール出すとは、それも若気の至りな『勝手にしやがれ』でもなくw。だって、これしか浮かばなかったんだもん。まあ、ゴダールにしちゃストーリーあるからわかりやすいですよー（棒読み）。いわば高尚な方にとっての安倍川餅ドラマか。<br/>
<br/>
ネ：『熱帯魚』（陳玉勲）<br/>
　地味でナンセンスですっとぼけててギャグは外し気味で、でもぬくぬくしている。観る人は選ぶかなあと思うが、はまる人はしみじみ、そしてわりとしつこくはまる。曰く、愛おしい映画。<br/>
<br/>
ノ：『ノー・カントリー』（ジョエル・コーエン＆イーサン・コーエン）<br/>
　個人的にはアレとかアレとかアレの方かもなあ……まあ、枠の問題。<br/>
<br/>
ハ行＊＊＊<br/>
<br/>
ハ：『バンドワゴン』(ビンセント・ミネリ)<br/>
　フレッド・アステア×シド・チャリシーの前に一点の悔いも無し。（小声で）『ハーベイ』（ｺｽﾀｰ）もあるんだけどさ。『バッドランド』（ﾏﾘｯｸ）もあるんだけどさ。<br/>
<br/>
<br/>
ヒ：『悲情城市』（候孝賢）<br/>
<br/>
　候孝賢は今となっては期待してないが、こういうときは必ず数本候補に上がる。つか、ある期間、傑作しか撮ってないのである。なんかそういうの好きなのか、私。<br/>
<br/>
フ：『プリシラ』（ステファン・エリオット）<br/>
<br/>
　リンチ、コーエン兄弟の大傑作を諦めたのは、これのため（再生回数なら実はブルベルがダントツ）。私にとってホントに勇気のわく映画。なのにパトリック・スウェイジなんかでリメイクしやがって、ハリウッドはほんまに……。<br/>
<br/>
ヘ：『ヘザーズ／ベロニカの熱い日』（マイケル・レーマン）<br/>
<br/>
　80年代最後の隠れた大傑作。なぜ、DVDがない?!　M・レーマンのエッジの効いたオフ・ビートな演出、ウィノナ・ライダー、クリスチャン・スレイター両名の10代ならではの切れっぷりと後生畏るべしの演技力……で、今んとこ誰もまだ大成していないw。<br/>
<br/>
ホ：『ホットロック』（ピーター・イェーツ）<br/>
　消防の頃に洋画劇場で観てから、ずーっと、好き。ドナルド・ウェストレイクのドートマンダー物の一作だと知ったのは、またそれからずーっとずーっと後の話。<br/>
<br/>
マ行＊＊＊<br/>
<br/>
マ：『Ｍ★Ａ★Ｓ★Ｈ』（ロバート・アルトマン）<br/>
　ダブりだが、気にするものか。これは私の十八番。『ナッシュヴィル』『ロンググッドバイ』『プレイヤー』『ゴスフォード・パーク』も使えないもん。かくして『真夜中のカウボーイ』（ｼｭﾚｼﾝｼﾞｬｰ）『マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ』（ﾊﾙｿﾄﾚﾑ）『マイ・フレンド・メモリー』（ﾁｪﾙｿﾑ）落選。★１　★２<br/>
<br/>
ミ：『三つ数えろ』（ハワード・ホークス）<br/>
<br/>
『ミーンストリート』（ｽｺｾｯｼ）『ミツバチのささやき』（ｴﾘｾ）『ミスティック・リバー』（ｲｰｽﾄｳｯﾄﾞ）『ミラーズ・クロッシング』（ｺｰｴﾝ）落選。激戦区だな、ここも。<br/>
<br/>
ム：『麦の穂をゆらす風』（ケン・ローチ）<br/>
<br/>
『ムッソリーニとお茶を』の眺めてるだけで幸福になるメンツも捨てがたいんだけどね。<br/>
<br/>
メ：『めし』（成瀬巳喜男）<br/>
　ＣＳの日本映画チャンネルはこういう監督の作品をやってくれるのでありがたい。成瀬巳喜男も、四の五の言う前に、観た方がいい監督であると思うぞ、私は。  ●成瀬巳喜男 『めし』(未明図書館)<br/>
<br/>
モ：『モンティ・パイソン　ライフ・オヴ・ブライアン』（テリー・ジョーンズ）<br/>
<br/>
　He's not the Messiah, he's a very naughty boy!……英国のネットでやったお気に入り台詞映画部門、堂々の１位。これでＳＮＬ系も我慢してねってことでよろすく。<br/>
<br/>
ヤ行＊＊＊<br/>
<br/>
ヤ：『山猫』（ルキノ・ヴィスコンティ）<br/>
<br/>
『地獄に～』『家族の肖像』で譲ったがやっとヴィスコンティ終了。フェリーニとデ・シーカには、これがイタリア代表ってことで一つ。今、思ったが、ここ１０年のスコセッシってやたらヴィスコンティやりたがってる気が。<br/>
<br/>
ユ：『雪国』（豊田四郎）<br/>
　これもCSのおかげ日本映画専門チャンネルのおかげ。ともかく、池部良はのんべんだらりとかっこよく、岸恵子がともかくかわいらしくいじらしく、美しい。この「お駒さん」観てると、毛唐の女のどこがいいんだという気に。<br/>
<br/>
ヨ：『欲望の翼』（王家衛）<br/>
 『用心棒』（黒澤）落選。王家衛は出来不出来が激しいが、これはGJ。★<br/>
<br/>
ラ行＊＊＊<br/>
<br/>
ラ：『ライトスタッフ』（フィリップ・カウフマン）<br/>
<br/>
　D・クエイドとE・ハリス以外、どいつもこいつもむちゃくちゃ好きな男優しか出てねえという奇蹟のように無駄のない映画だわと（むろん、映画としてもとてもいいのよ）。私は、count me inと言ってにっと笑うスコット・グレンと、夜、月を見上げるサム・シェパード様だけで、ご飯が６杯は食べられる。なお、背中向けたままグラスを上げるサム・シェパード様でも３杯は……ってしつこい。<br/>
<br/>
リ：『リトル・ミス・サンシャイン』（ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ヴァリス）<br/>
『アダムス・ファミリー』がそうであるように、これもまた、愛おしい、私が信じられる「家族愛」の物語。<br/>
<br/>
ル：『ルナシー』（ヤン・シュヴァンクマイエル）<br/>
　最近、kiyotayokiさんと話さなければ、ぱっと思い出さなかったかもしれない。映画としては……私は『ファウスト』が好きですw。<br/>
<br/>
レ：『レザボア・ドッグス』(クウェンティン・タランティーノ）<br/>
　説明不要。そして、タラちゃんもまた、「一時期だけ傑作撮ってた」監督に成り果てるのか（涙）。<br/>
<br/>
ロ：『ロイ・ビーン』(ジョン・ヒューストン）<br/>
<br/>
『アフリカの女王』（これも満点映画）、さらに『黄金』『火山のもとで』『キー・ラーゴ』を譲ったのも、これがあるという安心から。<br/>
<br/>
<br/>
ワ行＊＊＊<br/>
<br/>
ワ：『わが谷は緑なりき』（ジョン・フォード）<br/>
<img class="IMAGE_LEFT" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201105/07/67/b0016567_16454417.jpg" border="0" width="300" height="360" align="left"/>　おかげで『ワイルド・パンチ』（ﾍﾟｷﾝﾊﾟｰ）落選とはいえ、最後がジョン・フォード、しかも、これ、というのも何かしら胸を熱くさせるものがある。……How green was my valley.<br/>
<br/>
<br/>
　その後、気付いたこと。<br/>
１．ケイト・ヘップバーンの映画がどこにも入ってねえ。<br/>
２．黒澤に厳しかったかもしれないわ。<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>

  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>映画・ドラマ</dc:subject>  
      <dc:creator>acoyo</dc:creator>  
      <pubDate>Sat, 7 May 2011 14:49:43 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2011-05-07T14:49:43+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>京都 寺町通りの小景　三年前の五月の散歩</title>  
      <link>http://acoyo.exblog.jp/15372962/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://acoyo.exblog.jp/15372962/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201104/27/67/b0016567_14142076.jpg" border="0" width="500" height="359"/></center><br/>
寺町通　竹苞書楼<br/>
<br/>
で……この数年、私はひきこもっていたわけなので、これも三年前の写真である。そんで、記憶もまた三年前に頼って書いてるので、相当怪しい。そこはご寛恕くださいませ。<br/>
<br/>
　距離という点で言えば、実際、私にとって京都というのは「わざわざ出かける」場所だけれど、実際に意識の上では、「何か見に必死こいて行く場所」ではない。<br/>
　どこか、ぶらぶら散歩してくる場所という感じがする。この寺町通りもそういう場所だ。<br/>
　<br/>
<img class="IMAGE_LEFT" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201104/29/67/b0016567_0415996.jpg" border="0" width="300" height="225" align="left"/>　四条河原町の駅を出て、河原町OPAのあたりで東に曲がって北へ上がる。お寺に挟まれた狭い通りを進む。ここが裏寺町通りで、ここもかなり雰囲気がある。<br/>
　スクーターに乗ったお坊さんはけっこうなスピードで行き交い、乳母車を押す若いお嫁さんが、おばあちゃんを連れてお参りに来ている。実相寺がロケしてそうな通りで、寺の低い屋根や建物の間からちらちら京極通りのけばけばしい看板が見えたりするのもまた、京都らしくてよろしい。<br/>
<br/>
　そこから三条通りに出て、寺町通りに入る。アーケードの続くこのあたりは寺町専門店会商店街。<br/>
　私がうろうろしてた頃は、GWのまっただ中でも観光客はほとんど来ない通りで、京都の人のフツーの買い物の場所、という感じだった。しかも、aliveな商店街だった。<br/>
<br/>
ﾂﾂﾞｸ<br/>
<br/><br/>　ともかくてこてこ歩く。落款印とか蔵書印とか作ろうかなあ、今度こそとか思いつつ田丸院房を覗き、スマート珈琲店で珈琲を飲み、小腹が空いていればホットケーキ食べる。其中堂の畏れ多そうな本の群れ（仏教専門書）をショーウィンドウ越しに眺め、こういうもの読んでちっとは勉強した方がいいのではないかとも考えるがすぐ忘れる。だから今なおバカである。<br/>
　この通りには画廊がいくつかある。どれもちらちら覗くだけでスルーし、姉小路通の角にある鳩居堂に入る。<br/>
　この店は、京都でよく行く店の一つで、私は文房具マニアだから紙マニアでもあるのだ。和紙巻いたのも買うが（そのまま使うこともあるし、広げてマクロで撮っといてレイヤー加工にも使うのだよ）、ここでは必ず一枚漉きの絵葉書と便箋を買う。絵葉書は自分でも使うが、母にお土産で渡すと喜ぶからだ。便箋は手紙を書くときに使ってる。お気に入りは表がベージュがかった白、裏が鴇色のと鬱金のだ。（その紙に心当たりがおありの方、おいでかとw）<br/>
　隣の民族楽器コイズミにも入り込んで、こそこそと楽器に触り、値段見て、弾けもしないのに買っても仕方ないのだぞと自分に言い聞かせる。<br/>
　そして、創業280年の竹苞書楼。ここでやっとトップに上げた写真にまでたどり着いたw。<br/>
　本の匂い、というのはそれだけで私を幸福にさせるし、それがまた古書のかほりとなると悦楽の極地に彷徨う心地となる。ここではねばる。シーゴラスともどもねばる。ただ、どれも決してお安くはないのよ（涙）。だからこそねばるの。んで、こんときは何買ったんだろう？　お能の本かなあ。<br/>
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201104/27/67/b0016567_1416081.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center><br/>
寺町のどこか<br/>
<br/>
　さて、この古書店前で専門店街のアーケードは終わり、ついで御池通に出る。<br/>
　ここで市役所に回り、あのクラッシックな建物を撮るが、未だかってまともに撮れた試しがない。また、この通りから東なり西なりにカメラを向けると、誰でもパースペクティブな京都の写真が撮れるw。ああ、そうだ、この通りを渡る前に、ちっくら本能寺に寄るのもいい。<br/>
<br/>
<img class="IMAGE_RIGHT" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201104/29/67/b0016567_0432847.jpg" border="0" width="400" height="300" align="right"/>　ここからは寺町会になるそうで、加納洋服店と隣のメンズショップは結構フォトジェニックであると思う。さらにカフェや古書店、古美術店、骨董品店、八百屋になど、いかにも京都らしい店が並んでいるが、地に足ついた感じで、観光地のうわっちゃれえ風はない。<br/>
　空が見えるし、人通りは少ないしでとても気持ちがいい通りだ。この日の目当ては村上開新堂だったのだが、閉まっていた。そいで、近くの小さな雑貨店で、一応は作家モノの和紙で作った猫買ったんだが、あれはなんて店だったかしらん。水上勉の揮毫とか飾ってあったな。もうないのかな。未だにその猫は机の上にちんと居るんだけれど。<br/>
<br/>
　この通りと二条通りとの交差点に、梶井基次郎の『檸檬』で有名な八百卯があった。なんと、この翌年、2009年に閉店した。毎度覗いてはみたけど、わざわざ「梶井基次郎が云々」という毛筆の張り紙がしてあり、そこがザッツ京都ティストというか、でも梶井これでいいのか、というかで、結局、まともな写真は撮ってない。<br/>
　基次郎がその檸檬を置きに行き、粉葉みじんを夢想した丸善もとうにない。私が知る限りでは京都丸善は河原町にあったが、そこも4年前に閉まった。学生時代、大好きな店だった。高校の頃、美術部で展覧会に出かけた帰り、初めての原書を買った。サリンジャーのNine Storiesだった（ただし、まともに読んでないけどw）。<br/>
<br/>
　一保堂茶舗で自分ちの分と、やはり母へのお土産のお茶を買い、さらにだらだら歩くと白井ふとん店もある。これも香ばしい風情の店である。<br/>
　やがて下御霊神社に出る。<br/>
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201104/27/67/b0016567_14161997.jpg" border="0" width="488" height="651"/></center><br/>
　ここに祀られてるのは、吉備真備、崇道天皇（早良親王）、伊予親王、藤原吉子、藤原広嗣、橘逸勢というあたりで、日本史で「絶対に試験に出る」とたたき込まれた奈良～平安初期の政争負け組or濡れ衣組オールスター。いわゆる京都の闇セクションの一つだから、一応はじっくりお参りしておく。まあ、まともな本読んだ限りでは、巷間言われておるほどに根性いれて祟りそうなタイプはいない気もするがw。<br/>
<br/>
　ここまでで私の散歩は終わり。ともかく、なんかこのへんに団子屋さんあったよなと丸太町通りへと出る。<br/>
　すると、途端にクラクションが耳を叩く。けれど、その行き交う車の向こうには、あたりの喧噪を全て吸い込むかのように、御所の濃い緑がしん、と広がっている。<br/>
<br/>
<br/>
余談：自分で書いててなんだけど、厨房、コーラス部で、高校が美術部って、なんか私ってリリカルな文学少女だったのね。　いや、漫研の部長兼務で軽音の幽霊部員でもあったんすけどね。
  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>半径○キロの散策</dc:subject>  
      <dc:creator>acoyo</dc:creator>  
      <pubDate>Wed, 27 Apr 2011 14:10:41 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2011-04-27T14:10:41+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>京都・伏見界隈の小景　三年前の五月の昼下がり</title>  
      <link>http://acoyo.exblog.jp/15366347/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://acoyo.exblog.jp/15366347/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201104/26/67/b0016567_1638281.jpg" border="0" width="413" height="551"/></center><br/>
　今や放置している別館に上げようと思ってストックしてあったんだけど、もうだしちゃう。いや……何せこれ、先代のリコーくんの時代だから、今見ると相当甘いw。そこいらの携帯にでも負けている。でも、いいの、カメラじゃないの、腕でもないの、心意気なの。<br/>
<br/>
　これは三年前、友人んちがある伏見に遊びに行ったときに撮ったモノ。<br/>
 伏見界隈ってのは、伏見稲荷で有名だが、京都よりちょっと田舎臭くて、でも、生活の匂いはずどんと濃い、いい雰囲気の街である。そう言えば、坂口安吾が戦時中に逼塞していたのは、この伏見にある下宿だったな。<br/>
　行ってしばらくはこっちの方に引っ越そうかと随分考えて（ここか大阪の谷町あたりを目論んでいた）物件探したりもしたけど、そうこうするうちにリーマンショックが（爆）。<br/>
　上の写真は宇治川（だよな）べりから、道路を見上げたとこ。川沿いに柳の木が並んでて綺麗に石畳が舗装されてて、いい散歩道だった。下のはそこから観光用の十石舟に乗って、橋潜ったときのです。<br/>
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201104/26/67/b0016567_1641588.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center><br/>
<br/>
　ﾂﾂﾞｸ<br/><br/><center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201104/26/67/b0016567_16434772.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center><br/>
　この子たちは、舟の行きしにも帰りにも、ずーっとここで遊んでた。何してたかと言えば、スーパーのビニール袋で小魚をすくい、それを丁寧に一匹一匹石畳の上で日干しにして大量虐殺しておった<br/>
　日が暮れるまで、この二人はそれだけで十分に楽しめるのであろう。小さな命を大切になどと屁とも思っていないw、まったくもって立派なガキの遊び。子供というのはこうでないといかん。<br/>
<br/>
　その石畳。日干しの魚はないｗ。<br/>
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201104/26/67/b0016567_16452073.jpg" border="0" width="413" height="551"/></center><br/>

  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>半径○キロの散策</dc:subject>  
      <dc:creator>acoyo</dc:creator>  
      <pubDate>Tue, 26 Apr 2011 16:44:57 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2011-04-26T16:44:57+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>気が引けてはいるんですが、諸般の事情から　POLICE/King of Pain</title>  
      <link>http://acoyo.exblog.jp/15341937/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://acoyo.exblog.jp/15341937/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
　今日はばたばたしておりまして、↓のコメントにレスつける前に、このエントリに上げました。ごめんなさい。明日、レスつけます。<br/>
<br/>
　いや……これね、これはホントにこんなときに、それこそ自粛しろって歌なんすけどw。困った。<br/>
　それがさー、私もう最近、ぜんぜん、アクセス解析とか見ないんだけどさ。見ても空しいだけだからw。それが今朝、もう何年ぶりかって見たら、その検索ワード・ランキングに入ってたんですね、これが。Police King of Pain 訳詞。<br/>
<br/>
　確か、これ、数年前、私が派手にネット落ちた頃にもランキングしてたよな。それよりまた遙か昔、サビんとこ訳しただけなのに、まだググって来てくれる人が居るのね。ごめんね、なのにサビだけで。つかぁ、セールの日にTSUTAYA行ってCD借りてプロの訳詞見りゃいいじゃんとも思うけど、こんな間違いだらけのん読まんでもと。<br/>
　とはいえ、なんか申し訳なくてね。<br/>
　そんで訳したのはあるもんでさ。まあ、いいや、上げちゃおうって。ということで、このヘビーなおり、何が嬉しゅうてあんな辛気くさい歌の話なんか読みたいかという人は飛ばしてください。<br/>
<br/>
<br/>
  ﾂﾂﾞｸ<br/><br/><br/>
■歌詞（POLICE Official site　ページやや下の方)<br/>
これは冒頭、いきなり口パクか？とも思うんだけど、多分、多重の自分の声テープとハモってるなと。後、個人的にはSYNCHRONICITY LIVEでもやってたが、S・コープランドが１stヴァースの木琴（鉄琴？）済んだ後、ぽいとマレット投げ捨ててドラムセットに行くとこが好きだ。何より、スティングが美しい……。<br/>
<br/>
今日も、太陽に黒点<br/>
昨日とまったく同じ<br/>
高い木の梢に引っかかってる黒い帽子<br/>
旗竿にからまって風にちぎれそうなぼろ切れ<br/>
<br/>
僕はここに立ち尽していた、土砂降りの雨に包まれる前から<br/>
頭の中で世界はぐるぐる回っていた<br/>
僕は、いつも君の支配が止むことを願っていると思っていた<br/>
けれど、傷つくことの王者なのが、僕の運命なんだ<br/>
今日も、太陽に黒点<br/>
あそこにあるのが僕の魂<br/>
昨日とまったく同じ<br/>
あそこにあるのが僕の魂<br/>
高い木の梢に引っかかってる黒い帽子<br/>
あそこにあるのも僕の魂<br/>
旗竿にからまって風にちぎれそうなぼろ切れ<br/>
あそこにあるのも僕の魂<br/>
<br/>
僕はここに立ち尽していた、土砂降りの雨に包まれる前から<br/>
頭の中で世界はぐるぐる回っていた<br/>
僕は、いつも君の支配が止むことを願っていると思っていた<br/>
けれど、傷つくことの王者なのが、僕の運命なんだ<br/>
<br/>
高い崖壁に閉じこめられた化石<br/>
あそこにあるのが僕の魂<br/>
滝の中で凍りついている鮭の死骸<br/>
あそこにあるのも僕の魂<br/>
春の引き潮で浜に取り残されたシロナガスクジラ<br/>
あそこにあるのも僕の魂<br/>
蜘蛛の巣の中でもがく蝶<br/>
あそこにあるのも僕の魂<br/>
<br/>
僕はここに立ち尽していた、土砂降りの雨に包まれる前から<br/>
頭の中で世界はぐるぐる回っていた<br/>
僕は、いつも君の支配が止むことを願っていると思っていた<br/>
けれど、傷つくことの王者なのが、僕の運命なんだ<br/>
<br/>
王冠を被った王、その目は狂っている<br/>
盲人は疑惑の影を探し、<br/>
金持ちは黄金の寝台で眠る<br/>
そして、骸骨はパンの皮に噎せる<br/>
<br/>
傷つくことの王者<br/>
<br/>
猟師の袋の中で引き裂かれた赤狐<br/>
そこにあるのは僕の魂<br/>
背骨の折れた黒鴎<br/>
そこにあるのも僕の魂<br/>
今日も、太陽に黒点<br/>
昨日とまったく同じ<br/>
<br/>
僕はここに立ち尽していた、土砂降りの雨に包まれるずっと前から<br/>
頭の中で世界はぐるぐる回っていた<br/>
僕は、いつも君の支配が止むことを願っていると思っていた<br/>
けれど、傷つくことの王者なのが、僕の運命なんだ<br/>
<br/>
傷つくことだけの王<br/>
傷つくことだけの王<br/>
傷つくことだけの王<br/>
僕はいつだって、傷つくことだけは、王者になれるんだ<br/>
<br/>
<br/>
　　　　　　　　　　訳詞byわたくし （意訳・逐語訳　誤訳はデフォ）<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
　なんか、この歌、誤解が多いっすよね。誤訳も多いけど（邦盤についてる歌詞には間違いがある）。いや、あんたにだけは言われたないわ、ということだろうけどさ。<br/>
　これ自体は、スティングが「死にたいって思ってたときに作った歌」だそうだから、そりゃあシリアスでヘビーな歌ではある。だから、わりと情緒的に悲痛に訳す人が多いんだけどさ。<br/>
　けどねえ、これって、かなりアイロニカルな歌なんじゃね？<br/>
<br/>
　だって、当人、いっつもそうだもん。<br/>
　あのMassage in the Bottleで「あんたらがご大層に抱えてる厨二病的孤独なんてのは、珍しくもなんともない一山いくらのもんなんだよ。ほれ、見てみ、この寂しい寂しいと喚く幾億の声」(オチの大意を意訳）とかました男だし。<br/>
　つまり、これもヘビーな歌だけど、そのヘビーな自分を見てせせら笑う自分てのも居るわけですよ。言葉の重さに引き摺られて、「痛みの王」なんてマイポエムな言葉を当てては敵の思うつぼではないかと。<br/>
<br/>
　つか、あのスノッブ野郎がそんな陳腐な意味では使わんだろうと。<br/>
　だって、I guess I'm always hoping that you'll end this reignっすよ。いいっすか、自分は、あなたがreignをendするのをhopeしてた……とguessしてるという（受験英語お得意の書き下し文スタイル。今なら絶対にやってはいけないって言われるやつね）。guessですよ。この距離とって自分を見る自分。ああ、マイケル・スタイプが実はポリスの歌詞って好き～という気持ちがわかるw。<br/>
　鍵は、同時期のEvery Breath You Take。これも同じ「当時の心象」を歌ってるそうだが、もう当人がはっきりとドMソングと呼び、「みんな、好きだね、あれが、好きなんだね、精神的SM。何考えてんだが、はは」と嘯いてた代物。<br/>
　つまり、このKing of Painてのは、「ああ、僕はいつもあなたに傷つけられるのね、つらいわ」というハナシではなく、相当ぐっちゃぐっちゃの関係で、でもその関係にどっか甘んじてる自分が居る、それを望んでさえいる自分が居るような気もする。あははは、僕って傷つくことだけは自他共に認めるっつうか、もう王様クラス?　もうヘンタイきてる？　という、やはり自虐＆自嘲お笑いソングじゃあないんじゃねっかと。<br/>
　<br/>
　自嘲してるから、痛みが薄いってんじゃなくて、どんなに落ち込んでる時でも、そう言うときでもそういう風に表現回路がねじくれる奴、とも言えるし、そういう風にねじらないと「知的に思われない」から僕イヤというくらいスノッブな奴、とも言えるし。まあ両方か。頭イタい。なんで、こんな男に惚れたんだろ。こんな男だからか。納得。<br/>
　<br/>
　とあれ、この歌は哀しみを歌いながら、哀しみを突き放している。「かつての」スティングはそんな風に、感情を突き放すように歌った。情緒的にすり寄ろうというリスナーさえ、容赦なく突き放す歌い方だった。彼が最強のロックヴォーカリストーの一人「だった」のはそのせいだ。（全部過去形）<br/>
　この動画でもわかるでしょ。薄笑い浮かべて歌ってるじゃん、この歌詞をw。ファンサービスって言うなら、フツー、哀しい歌は哀しげに歌うのが常套ですから。<br/>
<br/>
　最近は年取って丸くなって禿げちまって、やたら「情感たっぷりに」歌うようになっちまい、私としても、いいのよ最後までつきあうし、引退後の仕事としちゃ悪くないよね、もういいの、お疲れさまでした、あなたが幸せならそれでいいのよ、という侘び寂な関係に陥ってしまったが、かつてのこの男には、このくらいの気概はあったの。<br/>
<br/>
　この歌はそんな風に、哀しみを歌いながら哀しみに淫してない。というか、哀しみに淫しそうな自分を嗤っている。それは冷たい笑いではあるけれども、強い笑いでもあると思う。<br/>
　涙目の「自分」を見下ろして冷笑してるわけだからさ。つまり、それがアイロニー。<br/>
　私は、そういうふてぶてしさ、かっちょよくいうとハードボイルドは大好きだ。人間、修行が足らぬうちは、多少は痩せ我慢してなんぼではないのか。猫も杓子も二言目には、自分らしく自然にとか言っているのを聞くと、少しは不自然にしたらどうだとか言いたくもなるの。<br/>
　<br/>
　でもね、もー一歩踏めば、そこまで二重三重にガードしないと怖いくらい、中身は脆いってことでもあるのよね。ま、(昔の）スティングくんたら、はにかみ屋さん。<br/>
　<br/>
<br/>
※これはかなりゴシップな憶測。<br/>
　んで、この歌の入ってるSYNCHRONICITYは、スティングが糟糠の妻と子捨てて恋人(今の嫁）んとこ走ったあたりで作られてるので、これとEvery breath～などはずっと元嫁のことではないかとか言われてた。でも、歌詞読む限り、私は「？」と思ってた。<br/>
　その疑問が、何年か前、彼の自伝を読んで氷解した。<br/>
　話すと長いんではしょるけど、どうやらこの二曲は、彼の両親(彼の少年期から別居、復縁を繰り返し、彼が家を出た頃に離婚）をモデルにした歌らしいと思われ。<br/>
　思い切り要約して言うなら、これも、Every Breath～も、おとうさんからおかあさんに向けた歌だろう。んで、スティングは多分、父親と年長の子供たちを捨てて若い男に走った奔放な母親(美人だったようだ）と、息子と妊娠中の嫁置いて女と逃げた自分とを重ね合わせて、あんなことは絶対するまいと心に決めていた筈なのに、と落ち込んでおったのであろうと。だとしたら、そりゃあ、死にたいとも思うわなw。<br/>
　いや、いつもなら、こういうゴシップ系憶測による解釈ってのは好きじゃないんだけどw、これは原書を辞書引き引き読んでて、「ああそうか、これがアレか！」とユーレイカ（エウレカ）で嬉しかったもんでw。しかし、人が苦労して読み終わった途端、翻訳が出んでもいいだろうが。それも買ったけどさ、マーケットプレイスで。<br/>

  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>歌のチカラ（含訳詞）</dc:subject>  
      <dc:creator>acoyo</dc:creator>  
      <pubDate>Sat, 23 Apr 2011 20:08:47 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2011-04-23T20:08:47+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>ＴＢがおかしくなってるみたいです。</title>  
      <link>http://acoyo.exblog.jp/15334813/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://acoyo.exblog.jp/15334813/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
<br/>
　今日､二人の人からそう聞きました。ごめんなさいっ。<br/>
　設定もみたんだけど、別に何もしていなくて……。エキのせいだ､全部エキが悪いのに決まってる。絶対にもう引っ越してやる。<br/>
　そこでお手間ですが、もし、うちのエントリにＴＢしてやろうというお心の寛い方でうまくいかない、ということでしたら､お気軽に､コメント欄でその旨おっしゃってください。記事内リンクさせていただきます。
  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>業務連絡</dc:subject>  
      <dc:creator>acoyo</dc:creator>  
      <pubDate>Sat, 23 Apr 2011 1:11:35 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2011-04-23T01:11:35+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item>
      <title><![CDATA[PR: 他社サービスからの引っ越しで《初期費用半額！》]]></title>
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      <description><![CDATA[<table cellspacing="0" cellpadding="0"><tbody><tr><td align="center" valign="center"><a href="http://rss.rssad.jp/rss/ad/NjElfBrHnoKW/24IpBbh60YDe?type=2" target="_blank"><img alt="" style="border: 0;" border="0" src="http://rss.rssad.jp/rss/img/NjElfBrHnoKW/24IpBbh60YDe?type=3&ent=c578c405c320a3f4effd5829f2e17182"/></a></td><td> &nbsp; </td><td valign="top" > 【ロリポップ！】は月105円から始められるレンタルサーバー。サポートも充実！ </td></tr></tbody></table><div style="font-size:10px;"><span style="padding-top:5px;"><br style="display:none"/><a href="http://www.rssad.jp/trendmatch/trendmatch.html">Ads by Trend Match</a></span><br/></div>]]></description>
      <pubDate>Sat, 23 Apr 2011 1:11:35 +0900</pubDate>
    </item>
    <item> 
      <title>『トゥルー・グリット』　傑作になりえたかもしれない佳作。</title>  
      <link>http://acoyo.exblog.jp/15334410/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://acoyo.exblog.jp/15334410/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
　と、厭味ったらしい副題にしたものの、これに関しては、私の個人的違和感（＝ビミョー）を除けば、以下の方のご意見にすべて賛同できる。そして、この映画はどなたにでもお勧めできるウェルメイドな作品である。<br/>
　ともかく、コーエン作品をどなたにでもお薦めできるのは初めての快挙ではないだろうか。それだけは､ある意味でめでたい。<br/>
<br/>
●許されざる者たち「トゥルー・グリット」（web-tonbori堂）<br/>
●『トゥルー・グリット』（2010　米）（映画の心理プロファイル）<br/>
●twitter映画感想 vol.3 『トゥルー・グリッド』（愛すべき映画たち）<br/>
<br/>
　で、以下は私が感じ続けたビミョーさについて。最初は、旧作を見返してと思ったが、そうするとあっちの印象に引き摺られそうなので、もうそうしないで書くことにしました。<br/>
　それで、けなしてるつもりはないが、けなしているのだろうか？　……だもんで、「好きな映画のこと、ちょっとでも悪く言わないで！」とおっしゃる方は、絶対にこの先を読まないでね。<br/>
<br/>
　ﾂﾂﾞｸ<br/><br/>　まず、コーエンがリメイクを撮る理由がどうしてもわからない。<br/>
　確かに、旧作は原作を忠実に映画化したものとは言えず、明らかにジョン・ウェインを頂いたスターシステムによる映画であった。ジョン・ウェインの痺れるようなかっこよさは別にしても、些か評価が甘すぎるところがある。<br/>
　で、コーエンは原作に忠実に撮りたかったと。それは結構なんだが、そうするのに、わざわざ従来のコーエン兄弟とは違うタッチで撮る必要がわからない。賞なら取ったじゃん、もう。原作の雰囲気を殺したくないってのなら、二人がプロデュースして若手に撮らせた方がずっとすっきりするのになと。<br/>
　そりゃコーエン兄弟らしさはあちこちに出ている。特に風景の、寒々しくなる寸前で止めた静謐な美しさとかね（私はラストの星空より、そんなさりげない随所のショットにらしさを感じた）。そいで別に、彼ららしいブラックさが出ていないことが不満なんじゃない。<br/>
　ただ、たとえばデヴィッド・リンチは『ストレート・ストーリー』でフツーの映画撮れるじゃんと言われ、普段、リンチの作品など間違ってもご覧にならない方々にもご好評を得たが、それでも彼のファンにしてみれば、あれは間違いなくリンチ作品だ。しかも、彼のフィルモグラフィの中でも上位に入ると思う。温かい作品の中にも、リンチの個性というのが脈々と息づいてて、こっちは嬉しくなってくる。（大体、ネタが暗かろうが明るかろうが不条理だろうがグロだろうが、リンチ自身はどこまでもネアカのバカである）<br/>
　まあ、それができるのがリンチが天才たる所以と言えばそれまでなんだけど、ご兄弟にもそういうことちょっこっとでも期待してたのね。でも、ラストの展開、あれは頭で考えた予測計算が見え見えで、実はちびーっと興ざめた。（ごめんなさい！　って誰に謝ってるんだがw）<br/>
　原作に忠実というよりは、「ま、こういうとこで俺たちらしさっての？」というお利口加減というか。いえ、あのご兄弟って良くも悪くも賢らしいから、とても、らしい、とも言えるか（爆）。（これが○ィ○○○ーとなると、悪い意味で小賢しいとなるw）<br/>
　<br/>
　んで、次に、これが一番肝心なんだが、結局、私はどうもあの子の描き方が今ひとーつもやもやーっとしていた。そこんとこがビミョーの最大の理由だったようで、それが何だったのか、昨日寝る前にわかった。<br/>
　つまり「男の目で見た少女の視線」なんだよな､アレは。そこんとこがわかんなくて、tonboriさんとこのコメントでは「評価」って書いちゃったけど、そうじゃなくて、あれは「少女の内面を伴った視線」じゃなかったんだ。私には、そう見えた。<br/>
　ここんとこは非常に書くのが難しい。私は「女ならではの」とか言われるとげっと思う方だし、そういう風に決めつけられるの大嫌いだし、またもって私が自分自身、親の教育のせいで相当ジェンダーが曖昧なわけだしさw。マティ同様、「長男教育」を受けた女だったりするから。<br/>
　<br/>
　そんな風にうまく言えないんだが、ざっと批評見て回ってみると、あの子は「男の目から見てOKな子」だよね。つまり、男が「怖がらないでいい女の子」。<br/>
　それは彼女の「性」が封印されているからでさ。<br/>
　いや、コーエン兄弟流のいびつな愛とか、一応表向きは描写してるけど、そこんとこ周到に、つかとても優等生的にピューリタン的に処理されてる。別にセックス匂わせろとか、あの子に「女」を感じさせろとか言ってるんじゃないの（それはフランス映画の伝統的必殺技。あの「人間なんか描いたことのない」リュック・ベッソンでさえできるという凄さ）。ただ、彼女の芝居はすごくうまいんだけど、うまいだけに「男の世界を邪魔しない、とてもいい子」の枠のなかにすっぽりおさまっちゃってる。<br/>
　んで、そういう描き方したこと自体に､また計算が見えて、ああ、コーエン兄弟､できねえことは逃げたなという生温い苦笑が。でも、ここまで中央に据えておいて、できねえならするなよぁとか、つい言いたくなるの。<br/>
　だから、あれは男の映画なの、女なんか要らねえの!　と言われるなら、その通りなんだけど、だったら、なんで「マティの物語」を前に出したのか。<br/>
<br/>
　それは女の目から見て？　と言われるとホントに困るし、そういう話じゃないのね。<br/>
　ただ、「少女」描くってのは、実は、「女」より難しい。思春期の女の子と「性」という問題は、自分が数年前にガチでやって相当しんどかった覚えがあるだけに、まあ、たいへんですわ。何せ、たいがいの小娘は男の子と違って全然、そんなこと認識してないもん。自分の体の中で蠢く何かがあるなんてさ。<br/>
　でも、あるんですよ。それが思春期の女の子が時としてみせる「イミフで継続する不機嫌」「突拍子のない行動」なわけですわ。ぶっちゃけ、マティの復讐行自体が、思春期的行動とだって言えるわけで。<br/>
　それは何も（フランスの映画みたく）丹念に描かなくていいのな、なんか一つでいい、フックがあればいい。そのフックからがーっと彼女の「少女としての内面」が見えるという。それはどういうとこなんだ、ってすぐに言えれば苦労しない。<br/>
「男がホントに大好きな女（少女）」描かせたら天下一品の宮崎駿はまた、そこんとこがあざといくらいうまいね（爆）。まあ、あの人は「線」でそれ出せるから。<br/>
　<br/>
　たとえば、あの「タバコをまいてやる」シークエンスなんか、そういう強烈なフックになりえた場面だよね。そういうフックを作ることは可能だったと思う。でも、なんかなあ、いいんだけど物足りない。彼女の目つき一つ、指の動かし方一つ､お下げ振りやる仕草一つでいいんだけどなあ。<br/>
　後、そうだなあ、彼女の視線の先をどう撮るかでもいいわけ。彼女がそのとき、「何を」観ていたか。そこをちゃんと計算して撮っておけば、彼女の「内面の変化」というのは如実に出てくるわけで。<br/>
　そこでやはり、観てる客を、一度は、どきっ、とさせないとさ。でないと思春期の女の子使う意味はない。<br/>
<br/>
　そりゃあ、あの馬乗って川渡る場面とかいいですよ。美しいですよ。でも、あれは少年でやったって「美しい場面」です。それを女の子がやるからいいでしょ、ってのじゃあ、ぬるい。<br/>
　ぶっちゃけ、あのキャラは、私にとっても好みだし､魅力的なんだけど､あのさあ、『ガラスの仮面』の姫川亜弓さんの芝居って感じなの。マヤの芝居じゃないw。「いわゆるこういう子」って芝居で、そりゃあうまいんだけど、こっちの心をずかっと掴んで来ないのね。<br/>
　で､この物語を傑作にするには､姫川亜弓じゃなくて北島マヤ的芝居が必要だったと思うのさ。<br/>
　つまり、その物語の中心に据えられたマティの描き方が、とても無難で、深掘りに欠けてた。だから、私は話に素直に乗れなかったと。<br/>
　<br/>
　確かに、それは受けが引き出してやれなかったってとこもあるんだけどさ。<br/>
　とはいえ、相手役のジェフ・ブリッジスにしても、彼女の芝居がそういう風に「優等生」なんで、彼としても受けようがないと思われ。どっちの側にしても相当高難度の芝居なんでコーエン兄弟がきっちし指導しないと無理だろうし、おそらく面倒だか自信がないんだかで、するつもりがなかっただろうし。<br/>
　<br/>
　そりゃあそうだな、下手にやれば物語世界が崩れるもん。<br/>
　んで、それしないのは監督の判断だから、一向に構わない。構わないけど、この話でその危険な橋を渡る気がないんだったら、最初っからそんな設定使うなよとも思う。<br/>
　彼女の物語にしようと思ったなら、彼女の内面にアプローチすることは避けて通れない話でね。「この少女なら」ここで何を観るか、何を手に取るか、どういう行動に出るか。それは「いわゆるこういう少女は」でなく「マティは」でないとさ。そういった彼女の内面を作り手がしっかり把握してないと、実は、「傍観者」としての彼女だって、ほんとんとこは立ってないんだわ。<br/>
<br/>
　で、それが何かと話題のエンディングについてもつながる話で。<br/>
　そのあたりは、実は旧作の方が、手練れの分、おとぎ話処理でもっとうまくごまかしてたと思う。それはハッピーエンドにするしないという問題でもないし。<br/>
<br/>
　実際、今回の終わりは、あれはあれで私にはハッピーエンドだよ。厳しくもなんともない。<br/>
　大体、女が独り身で（片腕で）ってだけで、なんで苦い終わりで、なんでアンハッピーなるんだろ。だって、人生で一度でも、「誰かと強烈に結びついた経験がある」なら、十分リア充な人生。勝ち組ですよ。ああ、そうだな、そこんとこもご兄弟なあw。描くなら、そこをきちんと描くべきだったなあと。<br/>
　<br/>
　原作がどうであるか、私は知らない。だから、原作に忠実であるかどうかも､実は興味はない。<br/>
　私が原作のファンであるなら、そりゃ話は違うけどね。前に書いたように「金払ってみることを期待されてる観客」として言う権利がありますからw。けど、これも前に書いたけど、見事にさえ裏切ってくれりゃ、別になんの文句もないと思う。それが本読みであり映画好きである私のポリシーだし。<br/>
　<br/>
　もし、コーエン兄弟が今、撮る意味というのがあるならば、むしろ、この二人は全然、不幸でもなんでもなかったんだということをもっと明確に、誰でもはっきりわかるように描いた方が、その意味が出た気がする。あの程度で自分らしさを出した気でいるなら、やっぱなあ……とかつい。。<br/>
　だって、この二人は幸福だったんだから。<br/>
　しつこいようだけど、西部劇だから色恋沙汰なんかいいってわけじゃないのね。その色恋沙汰がその映画に必要ならばちゃんと描けばいい。不必要ならやめればいい。そんだけのこと。だって、ジョン・フォードの「愛しのクレメンタイン」は見事な西部劇であり、同時に見事な恋愛映画じゃないですか。<br/>
　それが歪んでようが潜行したもんだろうが、やはり、西部劇というフォーマットとは別のレベルで、これは勇気の物語であると同時に､愛の物語でもあるんだから。んで、恋だの愛だのってのは、そういうもんだからさ。<br/>
<br/>
　ほんで、実際んとこ、今までくだくだ書いた彼女の「内面の視線」さえ描けてれば、あのままの演出でも十分にそうなった筈だと思う。それができていたら、私は迷わずこの映画に傑作認定を与えましたね。私が与えたからってどうってことないけどw。<br/>
　それが描けたならば、私にとって、この映画を2010年にコーエン兄弟が出した意味はあったと思う。それはあくまでも、私にとって、ですが。<br/>
<br/>
　……まあ、あくまでも私にとっての話ですから。<br/>
　言い換えるなら､私が言ったようなことを一切しなかったから、つまり、要らざる冒険を避けたからこそ、この作品はウェルメイドにとてもよくまとまったとも言える。それは大人としては正しい判断だったとも言えるのね。そこんとこ､ご理解いただければ嬉しいです。<br/>
　ただ､私としては､この映画､「私にとっても」傑作になったかもなーという気がするだけに、まあこうしてあーだこーだ言うわけですよ。うん、ぶっちゃけ、惜しいなあと。<br/>
<br/>
　<br/>
追記：その後、シネフィル・イマジカでヘレン・ボナム・カーターがオフィリアやってるの観まして（ゼフィレリ監督の『ハムレット』'90）。ああ、この年頃の時の彼女にマティやらせたいっ！　と絶叫しました、わたくし。（23歳くらいの筈だが、小柄で童顔なのもあってせいぜい15、6にしか見えん。時として13、4にも見える）<br/>
　ピーター・ブルック以来のＲＳＣの演技方針がそうだったのか（こないだ観た他の人の舞台でもそうだった）、かなり強気なオフィリアなんすが、一瞬の眼差しの中に、何かが稲妻のように光って消えるのね。あれよ、あれ。あれが欲しかったんだよー！<br/>

  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>映画・ドラマ</dc:subject>  
      <dc:creator>acoyo</dc:creator>  
      <pubDate>Sat, 23 Apr 2011 0:33:55 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2011-04-23T00:33:55+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>アニメ・オープニング・クレジット・ベスト５ #2　問答無用の1位、『海のトリトン』</title>  
      <link>http://acoyo.exblog.jp/15297521/</link>  
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      <description><![CDATA[<p>
  
　まず、この企画におともらちの夏葉さんが乗ってくれました。はっきり言って……負けました（爆）。教養の程度が違います。すいません、できることなら顔洗って出直したいです。<br/>
●つかみはOK！（瀬戸際日記Neo)<br/>
<br/>
　……ということで、『トリトン』についてはごちゃごちゃ説明するのも長くなるので　　<br/>
■wiki<br/>
　だから、アニメほとんど観てなかった私が（しつこい）、毎回正座して観てたんだってば、小学校のとき、夕方の再放送でだけど。最終回観た時は茫然自失になりましたよ。<br/>
<br/>
　んで、何ヶ月か前、例によって自室でYoutubeめぐりをしていたシーゴラスが「おおっ」と声を上げた。心筋梗塞でも起こしたかと覗くと、「『海のトリトン』のオープング、今見てもすげえっ」<br/>
　私は何を言うかなと鼻白んだ。そりゃあ、あれは凄いわよ。数年前、ANIMAXで再放送した時に全部録ってすごいわねえと互いに再確認しあったではないの。そんなことで楽しく安倍川餅食べてる妻を呼びつけるなと私は自室に戻った。<br/>
　それからまた数ヶ月後、今度はわたくしが自室でyoutube遊びをしていて、ふと『海のトリトン』のOPを観た。そして、そのまま携帯で仕事中のシーゴラスを呼び出した。<br/>
「すげえ、このOPすげえっ」<br/>
　シーゴラスは、だから僕があのとき言ったではないの、なんで君は僕の言うことを耳半分で聞くかな、でもね、僕、今、会議中でね、目の前に専務が居て僕の報告を待ってるの、そこで「トリトンがね」とか言えないわけ、そこんとこに深い理解と洞察が欲しいのよ、わかってね、じゃねと電話を切った。<br/>
　私は憤然とし、この熱いカンドーが今、この瞬間にわかちあえないのなら、なんと結婚とは無意味なものかと思った。　<br/>
<br/>
　とあれ、後にエヴァで展開される音楽とアニメのダイナミックな動きのシンクロを最初に始めたのは富野なんだってことで。しかも、それは今見ても、十分鑑賞に堪えうるどころか、今のアニメのOPと並べてもなお、傑作と言い切れるもんだという。それに私はべっくりしたわけな、今更だが。<br/>
<br/>
　ﾂﾂﾞｸ<br/>
<br/>
<br/><br/>　で、このアニメ自体ご存じではないという方も、絵の線の古さや粗さなどには目をつぶっていただき、純粋に一個の映像としてご覧になってみてください。カメラワークやフレーミング、動線の処理など、そういうとこ見ていただくと、「お！」が絶対にあると思います。<br/>
<br/>
　なお、富野は総監督なので、OPは別の人がやってるのかもしんない。うちはもうマメにインタビュー読んだりしないんでよくわかんないけど、他の監督がやったにせよ、非常に富野くさい画面だし、彼が監修し、OKを出したことには間違いないので、富野、として書きます。そこもよろすく。<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
1.最初の爆発から当時は驚いたが、その岩石がタイトルになってすっ転がるのにはなお驚いた。今でこそ古くさいが、当時は相当インパクトあったのよ。シーゴラス曰く「富野、こういうの好きだったと思う」<br/>
2.ついで白イルカのルカに乗ったトリトン、画面下ぶち割って登場、そのまんま今度はぎりぎり上一杯にジャンプ。今でもこれだけ引いた絵を使うのは少ないと思うが、これだけ引いてるからジャンプの高さが強烈に印象づけられる。それに海の動きがダイナミック。当時の技術では作監、号泣したのではないか。<br/>
3. その後、なおも細かくジャンプ。ここで見て欲しいのは、このちいちゃいトリトン、「おっとっと」とバランス取ってる、それも延々。これも今だってそうそする奴いないよ。せいぜい宮崎くらいか。<br/>
　この「おっとっと」＋ルカの泳ぎ＋波の不規則な動きと、画面の端々まで「動かしている」、そのスピーディでスリリングな動きが、さらに歌の疾走感を加速させている。<br/>
4.今度は波頭の勢いに任せてどん、とトリトンとルカが前に、そいでトリトン切れてルカのアップが一瞬。まんま砕けた波で画面が覆われ、いきなり今度は海中にカメラは動く。この「１分24コマなんてやってれっかよ、金も技術もねえんだよ」の日本製アニメが苦肉の策で編み出した『コマすっ飛ばし＆止め』、それによってジャパニメーションは無敵のスピード感とリズム感を得たわけで。その見本のようなシークエンス。<br/>
5.再びカメラ引く。「未来の国を　少年は探し求める」と歌われる中、トリトンの前には、何があるかもわからない白い「行く手」が。この映像的拡がり。<br/>
6.ドラム、どこどん！　止め絵連打。はい、エヴァのあれのオリジンです。<br/>
7.カメラは今度は海鳥の視点。広がる海の彼方には、揺れる揺れる揺れる。水平線も波頭も揺れる。動画班は泣いている。<br/>
8.トリトン、アップからカメラ引きます。んで、これも今ではフツーだけど、この当時で富野、カメラぐるっと回してます。<br/>
9.トリトン、崖からダイブ。歌の伸びに会わせるように大きく弧を描いて落ちていく。マントに孕む風まで見えるようにカメラ寄ると、画面右手ぶったぎってルカが飛び込んでくる。このタイミングがすごい！　マジこれ、すごい！ そしてそのまま、二人は画面左端切って消える。これはよくある手法だけど、これやると「永遠に飛んでるか」のような感じがするわけ、見る側は。<br/>
10.この後、遠く旅立つ一人、までちょっとお休み。弁えてるな。<br/>
11．なんで休んだかといえば、これがあるから。はい、最大の見せ場、GO GO トリトンのシークエンス。早い動きのカット連打連打、止め!の繰り返し2連発、さらにラスト、Go Go Go Go Goのダメ押しアップ五連打、しかも全部ホワイトアウトがけ　最後の最後についにオリハルコンがすらりと抜かれ、このままバックホワイト引きで終わりかと思えば……。<br/>
　おおっ！　弦のじゃん！じゃん！で、また「動き、止め」の細かいストローク。だめ押しの上に突き飛ばされたようなもんで、そのまま海原を去って行く再びロング画面でしめるかと思いきや、フェイドアウトしてく音のちゃんちゃかにあわせてまたジャンプ、最後のじゃかじゃんでなおも飛ぶ（爆）。<br/>
　<br/>
　１分３６秒。いい加減映画もアニメも観てきた私が、いや、いい加減観てきたからこそ、なおさらわかるこの凄さ。一瞬のだれもない、見せまくりの映像。<br/>
　<br/>
　確かにどれも映画ではありふれた技法だし、虫プロは当初から常に映画を意識した映像作りをしてきた（『ジャングル大帝レオ』や『ワンダー３』のOPなど）。しかし、それを当時の技術ではぎりぎりのレッドゾーンレベルでやってのけたのは、富野だったと思う。<br/>
　どれも今となっては珍しくもない手法であるにしても、それをここまで音にあわせてびしっと編集されているのはそうはない。この音楽シンクロ率はある意味（90年代の技術に助けられてる）エヴァよりすごい。誰が時間見たんだ。どのシークエンスもタイミングが完璧、なんだわ。<br/>
<br/>
　たとえばさあ、コンピュータ使って音とあわせたとするじゃない。でも、それだと揺らぎがなくて、時計みたいにきちっとはしてても、「ぴったし」って感じはでないのね。音と絵が共にグルーヴしてフィットする感覚にならないわけ。<br/>
　そう、富野の動画にはグルーヴ感がすっごくあるんだ。<br/>
　<br/>
余談１：これは昨今のフルCGとかにも言えることで、私はわりにあれ、つまらないw。何故かって動きは流麗だけど、タメ（とラインの微妙なデフォルメ）がないから、動きにテンポが生まれない。そんなずれが生む揺らぎがないから絵がリズミカルに躍動しない。だからどんなにすらすら綺麗に動こうが、玩具が動いてるみたいで、グルーヴィじゃない。<br/>
　つまり、セルの技術がないと、ジャパニメーション独特のグルーヴ感はでない。言い換えるなら、「止め絵でどこまで見せられるかのセンス」だな。んで、それはポーズ取らせりゃいいってもんじゃないんだよ、F田さん。<br/>
余談２：音楽シンクロなら河森も有名だが、彼はOPという限られたシークエンスのパッケージではあまり本領発揮できないよな。やり方が富野とはやや違うから。河森のスタイルはヴァルキリーのスピード感＋納豆ミサイルの板野サーカスという、ノンストップの快感で見せるものだもん。<br/>
　<br/>
　当時、小学生の私は何事かと思ったよ。ともかく、こんなもの今まで観たことないと思った。これは世界で一番かっこいいと思った。世界で一番どきどきするものだと思った。勿論、本編も世界一だと思ってたけどw。<br/>
　毎回、絶対にオープニングから見逃したくなくて、再放送の時間には万障繰り合わせてTVの前に座り込んだ。宿題って何それ。庭で「散歩散歩」と吠えまくるうちの犬など無視してた。<br/>
　そして、この９６秒＋本編の間、私はものすごく幸福だった。世界で一番かっこよくてどきどきするステキなものを観ているときの子供というのは、世界で一番幸福なんだよ。<br/>
<br/>
　そんな風に「エヴァ」の庵野も樋口も、「マクロス」の河森も、「エウレカ」の京田や吉田も、それぞれ年代はずれながらも、世界一幸福な子供として、やっぱりこのオープニング・クレジットを観ていたに違いない。<br/>
　彼らが後に作ったもののすべての原点が、そして、今になってもなお超えられない何かが、ここにはある。<br/>
　で、さらに言い足したいのは、あのOPには「未知なるものに向かっていく旅立ち」があった。刺激的なエンタメってだけじゃなくて、そこには「未知なるものへときめき」があったわけだ。<br/>
　そのどきどきがあったればこそ、あれは単なる快楽だけじゃなくて、幸福だったんだよね。<br/>
　<br/>
　私はファーストガンダムのリメイクなんて今更別にしてほしかないし、アニメの実写化には全然興味ないけど、このオープニングだけは、今のアニメーターと今の技術で「このまんま」再現してくんないかなあと思う。それだけはホント、見たい。<br/>
　<br/>
　ちなみに、その富野御大のいまんとこの最新作OP、ここでもやってくれましたよ、じいちゃん。つか、このオープニング観た瞬間、これは快作だと。<br/>
<br/>
■OVERMANキングゲイナー<br/>
 この『キングゲイナー』は富野が、自分がアニメ界に残した功罪、オウム事件以来、その罪の部分を償おうとずーっとやってきたことの集大成みたいな作品である。『海のトリトン』とこれと、それと富野のことはいつかきちんと書きたいなあとは思ってる。<br/>
　<br/>
　んで、なんでベスト１０のつもりが、５になったかと言えば、私はこのトリトンとキングゲイナーと、後、『ザブングル』も入れたかったわけ。それでルパンとタイムボカンとグレガラでちょうど１０個だいと思ったんだけど……富野3本、ガイナックス2本、いくらなんでも偏りすぎとw。<br/>
　とはいえ、私は、ぶっちゃけ富野とは絶賛半分全否定半分のおつきあいだから。それもどうかなあということで、敢えてベスト５にした次第。<br/>
　でも、悔しいのでリンクだけ入れる。いいんだぞ、戦闘メカ ザブングル。実は一番最近観たアニメだったりするw。<br/>
<br/>
　で、そういうことやってたら出崎さん、お亡くなりになられて、ああ、しばらくスパロボの新作がPSP行って寂しかったからかロボットアニメ中心で考えてたあ、ごめんね、ガンバ！　と涙しているという。<br/>

  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>アニメ</dc:subject>  
      <dc:creator>acoyo</dc:creator>  
      <pubDate>Tue, 19 Apr 2011 3:31:16 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2011-04-19T03:31:16+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>アニメ・オープニング・クレジット　けっこう思いつきのベスト５ #1</title>  
      <link>http://acoyo.exblog.jp/15288627/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://acoyo.exblog.jp/15288627/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
　というわけで腰痛もおさまり、別にネット落ちたんじゃないっす。twitterで遊んでただけ。某映画のレビューでエントリも書いてたのよ。でも、書き上げたら「今日的状況」について語ってたという。だもんで、没。<br/>
　そいでその代わりというのではなく、今回のネタ元は<br/>
<br/>
●愛すべきオープニング名場面ベスト１０（愛すべき映画たち）<br/>
●オープニング・クレジットが最高な映画 10選（ NO ZOMBIE , NO LIFE）<br/>
<br/>
　どっちもとてもステキなエントリだもんで、わーええわー、私もやりたいわーと思ったけど、こういう方々と同じことやっても粗が目立つだけだよなと（涙）。じゃ、アニメでやーろおっと決めたわけだね。そうなると、トーゼン、自分が全話通しで観たやつな、と限ってみたならば。<br/>
　私、そんなに観てねえじゃん、アニメ。あるいは非常に偏ってる、というべきか。<br/>
<br/>
　……そういう素人の選定です。しかもいわゆる「スパロボ上がり」で、いい歳になってから遡りで観ている（押井だけはなぜか、それ以前からずっと観てたけどw）、というカースト最下位のへたれです。見逃してください。それに、通しで全話観てない以上、スパロボ系大物は一切使えまへん（涙）。<br/>
　だもんで、例によって定番が並ぶ非常に情けない結果に。すいません、あまり面白くもなくて。ベスト５でありながら順位無しなのはいっつもそうなんで、今度もそれでよろすくってことで。<br/>
　ただし、1位だけはあるの。それは明日の第二回で書く。つか、そっち書きたいから、こっちから書き始めたようなもんですわ。なんでベスト10の筈が５つになったのか、その理由もそこで。<br/>
<br/>
４．１８追記<br/>
　これ考えてるときに、うちは二人揃って、1位以外は「ロボットアニメ縛り」で考えてたことに気付きました。なんという不手際。それと、<br/>
　『ガンバの大冒険』、『宝島』、そして『あしたのジョー』の出崎統さんが亡くなられました。『ガンバ』と『宝島』はろくにアニメ観てないクソ生意気なガキだったわたくしでさえ、本気で観てた数少ない作品です。<br/>
　合掌。「しっぽを立てろ」　<br/>
<br/>
ﾂﾂﾞｸ<br/>
　<br/><br/><br/>
■新世紀エヴァンゲリオン<br/>
　もはやアニメのOPの定番の一つであるエヴァ・スタイル（仮称）。ともかく、あれっすよ、音楽にぴたりと合わせて鶴巻パワー炸裂の細かいカット連打、そこへもってきての弐号機プログレッシヴナイフがしっ！　このがしっ、の快感たるやすげえ。当時、うちに連れ（映画好きのアニメ嫌いというかつての私のようなやつ）が遊びに来たんで、これ見せてやったら、腕組んで曰く、「もっぺん見せろ」。結局、連続5回くらい見てたな。<br/>
　まあ、エヴァについては前にも書いたしな。新劇場版についても没がある。<br/>
<br/>
<br/>
■装甲騎兵ボトムズ<br/>
　なんてえんですが、これはもう冒頭一発勝負。あのスコープドッグのカメラぐるんで個人的にすべて許す。後は……。まあ、そういう一点勝負系ならヤマトもそうだけど、ヤマトはもう今ではホントにどうでもいいし。んで、ネットに入って間がない頃、ボトムズお好きならって、とあるアイテムもらったことがあって、ああネットに入ってよかったなあとしみじみ思ったとかいうのはどうでもいい話か。<br/>
<br/>
<br/>
■ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日<br/>
　これはクレジットじゃなくてアヴァンタイトルだし、ここの編集を今川がやったかどうかわかんないけど（ゲストスタッフの庵野かな）、いかにも今川らしいOPだなと。ロボットにもキャラにもお笑いすれすれの大見得切らせながらも、動きに躍動感とリズムがあるんで単なるべたには陥らず、独特のスタイルに昇華させている。アニメとしては、おたれに小粋に決めるより、実はこっちの方が遙かに難しいと思われ。<br/>
　おまけに肝心のロボが出てくるのはラスト数秒。その数秒でそれまでの印象が全部ぶっ飛ぶような迫力。こういう圧倒的なスケール感って点で、今川の右に出る人はいないよな。<br/>
　んで、これはぎりぎりまで鉄人28号とどっちにするか悩んだ。ほんで、関係ないけど、スターウォーズのEpi2を某所でこき下ろしたとき、ジェダイの騎士はなんちゅうへたれか、えい、十傑集の方が遙かに強いわと書いたら、ごく一部で異様に受けた。<br/>
<br/>
<br/>
■交響詩篇エウレカセブン（ノンテロップVer.）<br/>
　これは第四クールのOP。出来から言えば第二クール、評判がいいのは第一クールのだと思うけど、ずっと観てきた身にすればやはりやたら盛り上がるのはコレ。この歌聴いた瞬間自動的に落涙ってのもある。<br/>
　なんてのかね、実にいい顔してんだ、ゲッコーステートの連中が。<br/>
　第一クール、第二クール、第三クールとOPでもどんどんキャラの表情が変わってきて互いの距離が縮まって来るんだよな。それで、みんなここに来て、いい顔で笑うんだ。「いろいろあって、それでもみんなでここまで来れたよね。でも、さあ、ホントに大切なのはこっからなんだよ」って感じ。そして、泣いてるアネモネも帽子をかなぐり捨てるドミニクも怒鳴るユンゲルスもはねるガリバーも、みなそれぞれに愛おしい。<br/>
　まあ、アレ自体、そういう愛おしくなる、私にとっては奇蹟のようなアニメだったさ。そういえば、エウレカのエントリも長すぎてお蔵入りしたままだな。約束してた人に怒られたもんで、レジメをメールで送ったけどw。<br/>
<br/>
　ところで、仮称のエヴァ・スタイル（音楽連動型、特にミドルエイト～サビにかけてのカット連打スタイル）の件だけど、それって別に庵野や鶴巻が始めたわけじゃない。ちゃんとオリジナルがあって、ガイナックスはそれを90年代の技術とセンスで展開させたわけね。<br/>
　で、明日は、その音楽連動型（仮称MTV系w)初期の大傑作である第1位のことを書きます。うふふ。<br/>
<br/>
<br/>
★おまけ（リクエストにより埋め込み無効）<br/>
　これはシーゴラスになんかお前の好きなの入れてやると言ったら、これを選んだ。今回はアドバイザリースタッフやらせてるんで、彼の意見も反映してるが、これは漏れた分。つうのも、この「たった一つの命を捨てて」というのはご学友がよく使ったんで知ってたけど、アニメはあんまり観てないんだ、わたくし。でも、ストーリーやディティルは知ってるのよ。シーゴラスにさんざん聞かされたから。<br/>
　んで、シーゴラス曰く、「鉄の塊を叩き潰す、って感じがすっごくしたんだ。まあ本編もそうなんだけどね。それと最後に、フレンダーと二人、並んで歩いてくとこが好きだった。なんか寂しそうで、ココロに染みたの」<br/>
<br/>

  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>アニメ</dc:subject>  
      <dc:creator>acoyo</dc:creator>  
      <pubDate>Mon, 18 Apr 2011 1:21:50 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2011-04-18T01:21:50+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>美しいから美しいと言ふさくら</title>  
      <link>http://acoyo.exblog.jp/15225042/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://acoyo.exblog.jp/15225042/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201104/09/67/b0016567_21193429.jpg" border="0" width="500" height="334"/></center><br/>
　タイトルの句は梶田竹外。<br/>
　今回の写真はダメw。明日、もちっとましなのが撮れたらまた別に上げます。<br/>
　<br/>
　私がネットに戻ったとき、ひさしぶりでおしゃべりしたい人はいっぱい居たけど、その中に一人、どうしても話したかった方が居らした。<br/>
　でも、その方は私が出て来た頃には、しばらく更新してらっしゃらなかった。まあ、そうマメに更新をかける方じゃなかったけれど、私がちょうどあのときを契機に戻ったように、その方が、その頃を境に黙ってらっしゃった。そのわけは、私にはわかる気がした。<br/>
　で、しばらくたって更新エントリが出たとき、私はぬけぬけと「やっほー」と声をかけた。さすがに何度も落ちては戻りの繰り返しで、気恥ずかしかったからだ。<br/>
　その方もどこか「にやり（またかよ、性懲りもなく）」という感じだった。けれど、「きっかけがアレだったにしても」戻って来てくれて嬉しいと(ウソでもw）おっしゃってくれた。そんな風に「やっほー」程度しか言わなかったけれど、その方も、私が戻った理由をほぼ察してらしたと思う。<br/>
　そして、その方の数日後のエントリの中に、「遠く離れた場所であれこれ考えているよりも」という一行があった。私は何と言っていいかわからず、「お互いにね(苦笑）」とだけコメントした。<br/>
　その方も苦笑が滲むレスで、あのときは行動できるだけましだったねみたいなことをおっしゃった。<br/>
　<br/>
　私とその方が、この件について交わした会話はこれだけだ。これだけで十分だった。十分な何かを私は受け取った。<br/>
　その方は、神戸にお住まいだ。<br/>
<br/>
ﾂﾂﾞｷﾏｽ<br/><br/><br/>
　私は今、言うまい言うまいと自分に言い聞かせているのだが、それでもつい、でも16年前はねと口走ってしまう。今回と比べれば遙かに軽度のくせに何を言うかとか、その経験を盾に人を黙らせるのは卑怯だとも重々わかっているが、それでもやはり口をついて出る。<br/>
　そして、慌ててその先の口を閉じる。<br/>
<br/>
　でも、読めばわかるんだよね。本当にどこかで少しでも心を痛めてるのか。単に世間が騒がしいんで自分が苛立って不安がってるだけか、時事ネタとして書いてるのかくらい。<br/>
　<br/>
　そういうとき、この文章を読んで、泣きたくなるくらい切なかった。<br/>
<br/>
●頑張れとか復興とかって、多分、今言うことじゃない。<br/>
<br/>
　こういう言葉の前には、まずはただ項垂れて沈黙するしかないのが人間だと思う。くだくだ小理屈抜かす奴は、顔のど真ん中に一発食らわしてやりたい<br/>
（ということで、自分も安易に復興と言ってしまったのは海より深く反省している。この文章の真偽を問うような下衆の勘ぐりもあるらしいが、それがどうであれ、書かれた気持ちは真実だと思う）。<br/>
<br/>
　正直、私もこれに似た気持ちによく陥った。<br/>
　あのときの、街を覆っていた暗く重い影の下で、全員が窒息寸前だったのは確かだ。「がんばってね」と電話で言った友達を怒鳴りつけてしまったこともある。（間の悪いことに、私は震災の数ヶ月前に、かなりヘビーな個人的事件に出くわしていた）<br/>
　その後、人の善意に素直にこたえられない自分がイヤになってまた落ち込む。その繰り返しだった。<br/>
<br/>
　そんな時、私は神戸の小さな公園で桜を観ていた。<br/>
　その桜を、私は震災前から何度も見ていた。特に目立ったところのない、小さなマンションの間の児童公園だが、たまたま私が桜どきによく行く場所のそばにあり、行ったついでに寄るという感じだった。<br/>
　私はそこでベンチにべたっと座り、ぼんやりと桜を見上げていた。<br/>
　神戸の街の様子がどうだったとかは、言わないでおく。私はただ疲れていた。何がどうということはないが、ともかく疲れていた。街は復興しつつあったが、その歩みは呆れる程のろかった。あのときは、神戸でも芦屋でも西宮でも宝塚でも伊丹でも、みんなただただ疲れていたと思う。<br/>
　<br/>
　空は晴れていて、桜は満開だった。<br/>
　日を浴びて、ゆさゆさ揺れる花の塊は、希望とか、勇気とか、そういう感じじゃなかった。もっと猛々しくさえ思えた。ちんけな公園の一本きりの桜だったが、それは圧倒的に美しかった。<br/>
　私は思い切り首を逸らし、ただ、ああ、綺麗だなあと思ってその花を見上げ続けた。<br/>
　桜の花はまだ冷たい風にゆさゆさ揺れて、花びらが散る。私はそれを見上げて、思った。<br/>
　ああ、綺麗だなあ、そして、なんて残酷なんだろうなあと。<br/>
　こんな街の中で、こんなに桜が美しいというのは、なんて残酷なんだろうなあと。<br/>
　自然というのは、こっちのリカバリなんか待ってちゃくれないんだなと思った。未だに立ち上がりかねるこちらを置いて、さっさと花は咲くんだなと。<br/>
　それはなんと残酷で、なんと美しいことだろうと。<br/>
<br/>
　それに力づけられたりすれば、朝日新聞に載せてもらえそうな話だが、そういうわけでもなかった。<br/>
　だが、別に哀しいとか、落ち込んでるというわけでもなかった。ああ、そうかあという、うまくいえない納得が、せいせいとして明るい諦めといっしょに静かに体に染みこむような感覚だった。＊１<br/>
　そのとき、何がわかったのかを自分で言葉にすることができたのは、ずっとずっと後のことだ。<br/>
<br/>
　ともかく、そのときの私は、綺麗だなあ、残酷だなあとか、そればかり考えて、知らぬ間に私は古い歌を口ずさんでいた。何歌ってたかな。そういうときは、わりとコーラス部の忘れたい過去が顔覗かせるから、「春の日の花と輝く」なんか歌ってのかもしれない。<br/>
<br/>
■Youtube「春の日の花と輝く」(東京混声合唱団）<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
＊１　この「諦め」っていう言い方、感覚的にはこれなんだが、なんかなあ、どうよ？と、シーゴラスに聞いたら、「代償、かな」と言った。「なにかをわかったことの代償だよ。自分の中で何か大事なことがすとんと腑に落ちるときには、気付かないうちに、やっぱり何かを引き替えに手放してるんだよ。そういうのじゃね？」
  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>愚者の休日</dc:subject>  
      <dc:creator>acoyo</dc:creator>  
      <pubDate>Sat, 9 Apr 2011 21:27:35 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2011-04-09T21:27:35+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>So what's the matter with you？　Sing me something new！</title>  
      <link>http://acoyo.exblog.jp/15222493/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://acoyo.exblog.jp/15222493/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
　コメント・TBの件は以前に書きました。その気持ちは変わっていません。<br/>
　反論・異論のコメント、TBはお気軽にどうぞ。ブログ斜陽のおり、気楽にコメント書いていただけるなら、それだけでありがたいことですので。喧嘩ふっかけられてもそれが建設的な内容であり、最低限の敬意が払われているものであるならば、大歓迎です。<br/>
　また悪名高いエキのコメント欄ですので、収まりきらず、前中後編の大ロングランになっても、私は構いません。むしろ、話しこむのは大好きですので、大歓迎です。<br/>
　<br/>
　ただし、真面目な反論で、それも長い場合、こちらもコメント欄で返答するのはあまりにストレスフルですので、エントリを立て直す場合もあります。そのとき、前のコメントを消されたりすると、私もバカみたいですしw、話が見えなくなるし、読む人の便利というのもありますんで、先のコメントを次のエントリに転載して話を起こす場合もあります。<br/>
　そのときは、確認を取ります。でも、これは「書き殴って気が済んで後でやべと思ったら自分で削除して逃げる気？」という気配が濃厚でしたら、申し訳ありませんが、コピペして転載します。でも、一応は、コメントという形で「人前」で「ブログという人の借り座敷」に意見を出されたわけですので、それも折り込み済みのことと見なします。<br/>
　　<br/>
　また、私の意見が気に入らず罵倒なさるのも軽蔑なさるのも勝手ですが、その勢いでコメント欄に記入している他の方を攻撃するのは絶対におやめください。その方への最低限の敬意を払った上で反論するならいざ知らず、からみ以外の何物でもない書き込みは、厳重にお断りします。場合によってはその場で削除します。<br/>
　そういう書き込みをなさる人とは、私は一切対話をお断りします。<br/>
<br/>
　また、私が場を改めて話させてもらえませんか？　と言った途端に切れる方、あるいはそこでなお、こちらの返答も待たずに一方的に言いつのる方につきましても、やはり、その段階で、お話は終わりといたします。<br/>
　<br/>
　どちらも理由は一つ、それでは話が前に進まないからです。それはお互いに時間の無駄だし、要らざる感情の消耗をするだけだと思います。<br/>
<br/>
　なお、今回のロング書き込みについては、ご当人もさぞやお言いになりたかったことであろうと思い、大事に保管させていただきます。こちらでは削除いたしません。（とばっちり受けた方には、一応謝罪を書いてもらいましたので、ご不快でしょうがご了承くださいませ）<br/>
　<br/>
　昨日からこのかた、ネットで話すというのは難しいものだなと考えております。<br/>
　ただ、概ねの方とはいろいろありつつもなんとかやっていけているので、これからもまあなんとかやっていけるだろうとぬるく考えております。何せ、私は今、ぷにぷにソフビ風のニルヴァーシュspec3(わからない人はわからないネタ）だし。「希望」と「勇気」のLFOだし（さらに限定なネタ）。嫌われたって、平気さ。<br/>
　そういうことで、不快な思いをなさった方、何やってんだ大人げないと思われた方、ごめんなさい。これからもう少し、大人になります。いや、年齢的には十分すぎるほど大人なんですがw。<br/>
　<br/>
<br/>
<br/>

  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>コメント・ＴＢについて</dc:subject>  
      <dc:creator>acoyo</dc:creator>  
      <pubDate>Sat, 9 Apr 2011 13:20:19 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2011-04-09T13:20:19+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>私のアイするおっちゃんたち。</title>  
      <link>http://acoyo.exblog.jp/15208665/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://acoyo.exblog.jp/15208665/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
　私は今でも傲慢と言われるが、1８の時はもっと傲慢だった。<br/>
　半端じゃなかった。世の中が全部バカに見えて、自分が一番賢くて、センスがよくってクリエイティヴなんだと思いこんでいた。(さすがに、美人とかかわいいとか思わない程度には正気を保っていた）<br/>
　そんなお年頃、大学1年の夏、私は事務のアルバイトをしていた。某百貨店の配達所だった。<br/>
　そこは百貨店直営じゃなくて、下請けの業者さんがやってた。夏と冬の繁忙期だけバイトを入れていた。ふきっさらしの埃っぽい荷下ろし場に小さな事務所がくっついただけの職場には、運転手兼荷捌の社員のおっちゃんとバイトの男の子ばかりで、同性集団の中に居るのが苦手な私には、けっこう居心地がよかった。<br/>
　そんな風に女の子が極端に少ない場所だったから、支所長始めおっちゃんはみな、私をかわいがってくれた。まあ、そこそこ仕事ができたというのもあるし、女らしさが乏しくて子供っぽい私は、わりとおやじに好かれるタイプでもあったのだ。<br/>
<br/>
ﾂﾂﾞｸ<br/><br/>　んだけれど、一夏、おっちゃんにまみれて過ごしてみれば(バイトの男の子たちは外勤で私は内勤だったから、そうしょっちゅう一緒に居られるわけじゃなかった）、いい加減イヤにもなる。<br/>
　おっちゃんたちは腹が出てみっともなく、映画の話もしない、音楽の話もしない。絵も見ないし本なんか読まない、いばりたがるし頭は固い、何かというと説教する、冗談はシベリア並みに寒い、じゃあ何話したらいいの？　ってことになるじゃない。<br/>
　だから、終盤は、私をかまいたがるおっちゃんは適当にあしらい、露骨に無視してた。それより、配達から帰って来た同年配の男の子たちと音楽の話してる方がずっと面白かったからだ。はい、１８でした。傲慢でした。それでも、おっちゃんたちは、私が仕事さえちゃんとやってれば何も言わなかった。<br/>
　そして、バイトは終わった。せいせいした気分で、私はそこで知り合った男の子の車で送ってもらい、夕ご飯も奢ってもらい、思い切りおっちゃんたちの悪口を言いあって別れた。(向こうは意図があったかもしれないのに、それすら気付かず、平気でバイバイしてそれっきりというあたり、私がいかに子供だったかおわかりであろう。だーかーらーもてなかったんだよ！）<br/>
<br/>
　家に入ると、母が私を睨み、「これ」と私の麦わら帽子を渡した。<br/>
　そして、バイト先のおっちゃんの一人が届けに来てくれんだと言った。<br/>
「お仕事の帰りでお疲れだろうに、わざわざ寄ってくださったのよ。せめてお茶でもってお勧めしたんだけど、すぐお帰りになりましたよ。おうちでご家族が待ってらっしゃったのね。なのに、ご迷惑かけてお礼言わなきゃいけないあなたは遅くまで遊び惚けて戻ってないし。ママはほんとうに申し訳なかったわ。ちゃんと明日、会社に電話してお礼を言いなさい。わかったわね」<br/>
<br/>
　その古ぼけた麦わら帽子は、別に捨てたって構わないものだった。<br/>
　私は、それを届けてくれたおっちゃんの家が神戸で、うちと正反対の方向にあるのも知っていた。そして、私の家はおっちゃんの担当区域じゃないから、きっと地図で調べたんだろうと思った。<br/>
　夏の繁忙期の配送所はほんとうにきつい。私は7時には帰らせてもらえたけど、おっちゃんたちや男の子は真夜中まで働くこともあった。その辛い繁忙期が済んで、みんな一刻も早く家に帰りたい筈だ。配送所からうちに回って家に帰ろうとすれば、時間的に渋滞にもかち遭うし、おっちゃんは１時間は遠回りすることになる。<br/>
<br/>
　私はその古ぼけた麦わら帽子を手にして部屋に上がった。<br/>
　なんだか泣きたかった。自分が情けなくてしかたなかった。ともかく恥ずかしかった。<br/>
　もう正直に言うが、私はその人を、無教養で、下品で、どうでもいいことばかりいばりたがる、つまんねえおっちゃんだと思ってた。その人がひときわ私を面白がりかまいたがるのを、迷惑とさえ考えていた。<br/>
　でも、その人は、生意気なバイトの女の子が忘れた帽子一個をわざわざ家まで届けてくれた。もう2度とバイトにも来ないかもしれない礼儀知らずの小娘のために、わざわざ遠回りして届けてくれる人だった。<br/>
<br/>
　そのとき、私は、名の通った大学に行ってるとか、どれだけ本読んでるかとか、作家だの画家だの写真家だの、映画監督にミュージシャンの名前がすらすら言えるとか、そんなことすごくバカみたいなことなんだと思った。ぜんぜん大したことじゃないんだなと思った。<br/>
　そして、結局、ちょっと泣いた。<br/>
<br/>
　その年の冬に、私はまたそこへバイトに行き、今度はもう全身全霊でおっちゃんたちにかわいがってもらうことにした。おっちゃんたちが、くそ生意気な女の子が面白くてかまいにくるんなら、どんと来い！　と思ったのだ。<br/>
　おっちゃんたちはやっぱり、いかんもんはいかん！と怒鳴り、女の子がそんなこと！と説教したが、そこに毒はなかった。他の男の人たちみたいに、自分がそういう女が嫌いだから言うのではなく、親身に私を心配して言ってくれるのがわかったからだ。<br/>
　そう、ムラ意識が強く、頭が古く、新しいものなど苦手なおっちゃんというのは、概ね面倒見がよく、すこぶるつきで人情家だ。<br/>
<br/>
　それから4年間、私はずっとそのバイトに行った。ベテランになってたから、繁忙期でないときでも忙しければ呼ばれた。実入りは悪かったけど、小綺麗なオフィスでの仕事やおたれなお店のバイトより、性にあってたんだろう。<br/>
　おっちゃんたちは、相変わらずどうでもいいことで怒鳴りつけ、何かと説教し、寒い冗談を言った。たけど、私がバイトの男の子とくっついたり別れたりするのは綺麗にスルーしてくれた。そして、時々、いっしょにアイスキャンデーをなめながら、ぽつりとこんなことを呟いてくれた。<br/>
「お前の性分はなあ、俺はええ思うけどな。はっきりしとってええわ。そのわりに間が抜けとるけどな。せやけど、お前、その性分で将来痛い目に遭うで。それわかっときや。それでもええ、いう覚悟でいかないかんで」<br/>
<br/>
　時々、手伝いに来てもらってた大学の連れは、「あんたのパラダイスだね、あそこ」と笑った。<br/>
　その彼女があやしげな人相手に車で事故り、配送所に駆け込んで来た時、間に入って事をおさめたのもそこのおっちゃんだった。泣いている彼女の話をふんふんと聞き、さっさと電話で相手を呼び出した。そして、すごむ相手に荒い言葉一つ使わず、にこにこしながらすぱっと話を終わらせた。私と連れは、目を見はった。<br/>
　その後、うちの家で、連れと私は興奮して一晩中喋り続けた。経験というのはすごいもんだね。伊達に年食わなかった男ってのは、すげえね。どんなことでも普通の顔でこなしちゃうんだね。かっこいいね。も、大学の男なんてバカみたいだねと。<br/>
<br/>
　私にとっての埋め立て地分室は、あそこにあったと思う。<br/>
　榊のおやっさんとまではいかないけれど、そのまあ何分の一かのおっちゃんがそこに居た。<br/>
　<br/>
　その後、会社に入り、大卒のホワイトカラーのおじさんたちともうまくいったりいかなかったり。それでも同僚の女（の一部）に白い目で見られたように、若かった頃の私は、ちょっとしたおやじキラーだったらしい(大学時代は教授殺しとも言われた、何故だ）w。繰り返すが、口がたってやたら生意気なくせに、やることが突拍子もなく、時には派手に間が抜けているという、要するに単なる子供だったからだろう。<br/>
　そん中で、一番私をかわいがってくれたのは、やっぱり今度も技術系のおっちゃんたちだった。そのことは前に書いた。<br/>
　<br/>
●いい犬だな、アイリッシュ・セッターか、とヴィクター・マクラグレンは言った<br/>
<br/>
　こういう、私の愛するおっちゃんたちは、世の中のあんまり目につかないとこに居る。<br/>
　たいがいは小さな会社や町工場で働いている。そういうとこの社長さんとかだったりもする。大会社なら、課長になれるかどうかで停年だったりする。<br/>
　そして、家で奥さんに愚痴られて邪魔にされたり、子供にバカにされてたりする。<br/>
<br/>
　けれど、今、いろんなことの最前線で身を張っているのは、多分、こういうおっちゃんなんだろう。<br/>
　この重い、そして、これからどれだけ続くかもわからないような状況の中で、なんでもないことのような顔して、さむい冗談言ってまわりの若い子にどん引きされて、一人げたげた笑いながら、それでも見えないとこで歯を食い縛ってがんがってるのも、こういうおっちゃんなんだろう。<br/>
　<br/>
　聖書にいい言葉がある。こういう人たちを、地の塩、というんだ。<br/>
<br/>

  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>愚者の休日</dc:subject>  
      <dc:creator>acoyo</dc:creator>  
      <pubDate>Thu, 7 Apr 2011 23:24:25 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2011-04-07T23:24:25+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>捕食系の貴女に捧げる草食系男子、涙のストーンズ・カバー　THE ROLLING STONES / Beast of Burden</title>  
      <link>http://acoyo.exblog.jp/15176764/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://acoyo.exblog.jp/15176764/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
＊これはまにゃーなさんの企画　「オリジナルを超えたカバー曲」に乗っかってます。<br/>
<br/>
　うちは、情報一般、デフォルトでシーゴラスと並列化（微妙な温度差アリ）することになってるんで、音楽も、これよんってのはCDで買ってる。いや、前のハードクラッシュ騒ぎでローカルネットワーク外したままだもんで。まあ、結局は、好きなものは形として持っていたいという、アナログな感覚のせいなんでしょうがね。<br/>
　んだから、どういうのをiTuneで買うかといえば、1.ニューカマーの様子見　2.何かの弾みに耳にして気になってたやつ　3.大昔のはやり歌　4.好きなミュージシャンが以前、なんかの弾みで再発CDの隅とかに入れてたレアトラックorコラボ曲で、まあ、要するに、アルバム全部買うまでもないが、TSUTAYAに無いor探しに買い行くのが面倒な上、夜中の三時にすごく聴きたくなっちったいってときに便利、とい。<br/>
　後は、「カバー探し」ね。ぶっちゃけ、これが私にとってネット買いの醍醐味みたいなもんで、やり出すと２、３時間はすぐふっ飛ぶ。寝る前に覗くつもりで行って、カード1枚すぐなくなるし、朝まで返って来ないということも多々ある。<br/>
<br/>
　今回はそういう風にiTuneで見つけた拾いもの。本家は大物ストーンズ<br/>
<br/>
　んで、お先に本家。説明不要の大名曲。<br/>
　<br/>
　もー幾つになってもミックはミック、キースはキース、チャーリーはチャーリーってことで。「いなせな還暦」も越え、古希とはいわず米寿までもがんばっていただきたい。<br/>
<br/>
　んで、これがその草食系カバー。<br/>
<br/>
Joshua Path (as Josh Bloomberg) / Beast of Burden acoustic cover<br/>
<br/>
ﾂﾂﾞｷﾏｽ<br/><br/>　不良じじいの色気の本家に対し、いたいけに儚げに可憐にアコギで登場。も、肴は炙った烏賊でいい、男は弱気の方がいという捕食系女子にはたまんねえかと。<br/>
　どういう人なのかバンドなのか不明。向こうのサイト行けばわかるだろうけど、そこまでする甲斐性無し！<br/>
　<br/>
　なんていうんでしょうか、「I'll never be your beast of burden, my back is board, but it's aching　お前の荷馬なんかにゃなりたかねえよ　俺のこの広い背中がずきずきするんでね」といきなしかましてくる本家に対し、「僕、パシリなんか絶対ダメ。肩幅広いけど見た目だけで、すぐ筋肉痛起こすんだもん」としょっぱなから涙目で小声の抗議。<br/>
<br/>
　特にサビなぞ、本家は、色男の小狡さむき出しに「Am I hard enough? Am I rivh enough? Am I tough enough? I'm not too blind to see　俺は十分きつくないかい？　オレは十分金もってないかい？　オレは十分タフじゃないかい?　そんなにモノの見えない男じゃないと思うんだけどな」てな押したり引いたりで口説いてくるのに、かたやこちらは「やっぱ僕って全然頼りない？　やっぱ僕ってお金無さすぎ？」とうるうるすがりついてくる。ううん、些かナイーヴにすぎないか、君という気も。<br/>
　まあ、私は基本、ふてえオヤジ＆煮ても焼いても食えないじじいが好きなんだが、一応は生物学的には女だし、母性本能のかけらくらいはあるので、これはこれで、「あーもー、泣くな！　ねいちゃんがなんとかしてやるから泣くな！　だから、私の無印のスェットの裾つかむのは止めろ！」と言ってやりたくはなる。まあ、言うだけだけどね。言うだけで、なんもしてやんないけど。言うだけはただだし。<br/>
<br/>
<br/>
おまけ2本<br/>
<br/>
　<br/>
Little Texas 08 Festival in the Park　<br/>
　前に上げた田吾作Ver.　悪口じゃなくて褒めてるのよ、マジで。まあ、レコードの方がもっと田吾作でいなたくて、いいんだけど。元々Beast of Burden自体がC&Wなわけで、だからアメリカではむちゃくちゃ受けてる歌だし、カントリーのミュージシャンがよくカバーしてる。その右代表ってとこで、とても素直なカバーだ。<br/>
<br/>
<br/>
Bruce Springsteen & Alejandro Escovedo<br/>
　これはもう、おっちゃんたち酔っぱらっちったぜ、もう歌っちゃうよ、おらマイク貸せのカラオケ大会。客も何も、ともかくお互いで受けまくって幸せそうな雰囲気(特にスプリングスティーン）がいいかと。<br/>
　で、おっちゃん、ちゃんと家まで帰れるのか、そこで寝るなよ。　<br/>
<br/>
<br/>

  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>カバー探しは止められん</dc:subject>  
      <dc:creator>acoyo</dc:creator>  
      <pubDate>Mon, 4 Apr 2011 21:29:48 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2011-04-04T21:29:48+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>理不尽なまでの愛情――矢野顕子「きょうのわたくし」</title>  
      <link>http://acoyo.exblog.jp/15162523/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://acoyo.exblog.jp/15162523/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
<br/>
<br/>
　前に書いたけど、このブログの名前はこの歌からとりました。<br/>
　で、CDがどこ行ったかわかんないよーっ。21世紀の大掃除で全部整理したはいいが、どれをどこにしまったか、わかんねえよっ！　おかげで歌詞を聴き取る羽目になった。これって糸井重里の歌詞みたいな気もするけど、検証不能。「きょうのわたくし　歌詞」でググろうとして、「歌詞」を入れ忘れたら、己のブログが出てくるし(爆）。んで、やり直したら、「今日まで私は生きてきました」が出てくるし。ユキヒロも見つからないから、ベストで聴いてるんだよ、今は。<br/>
　<br/>
　ﾂﾂﾞｸ　<br/><br/>　<br/>
　●ブログを再開します（山崎洋一郎　日々ロック通信）<br/>
　だが、何の理由もなく理不尽に災害に襲われた人々にとって、これから先長い間必要になるのは、その「理不尽な不幸」から受けた傷を癒す「理不尽な愛情」だと思う。そして音楽は、｢理不尽な愛情｣、つまり理由なき愛を届けるのにもっともふさわしいものだ。音楽は、届く相手が誰であろうと、どこにいようと、その人に伝えるための理由があろうとなかろうと、状況のまったく違う海外の音楽であろうと何十年前の音楽であろうと、その音楽を作った人の愛、気持ちを届けることができる。そして、届いた人の気持ちと通じ合うことができる。届けようとした人と、届いた人を、一つの同じ気持ちで包み込むことができる。理由などなく、全く理不尽に。音楽にはそれができる。<br/>
　つか、山崎、まずは改行しろ。書いてる内容はステキなのに、読みにくいだろうがw。<br/>
　というのは冗談で。いや、冗談じゃないんですけどw。<br/>
　この「理不尽な愛情」（「理由もなく、無差別に包み込む愛情」）という点でいうと、矢野顕子はこの国の代表格ではないかと思う。<br/>
　彼女の最高傑作「ごはんができたよ」が、そういう歌だったもん。理由もなく、相手も見ず、ただただ圧倒的に遍く注がれる愛を歌ってたもんな。<br/>
　まあ、坂本龍一と別れた後ってのは、ちょっと雰囲気変わりまして、天才の方がまた前に大きく出てますが。<br/>
　<br/>
　じゃあ、なんでそれをブログタイトルにしなかったかといえば、あ、そうだよねえ。そっちの方がよかったかもねえと今更思ったw。「ごはんができたよ」、いいなあ。<br/>
　でも、お料理ブログと思われそうだしなあ。私、きっぱり料理作れないしな。三日で閉めてたな。<br/>
　<br/>
　この歌を選んだのは、この終わりが好きだからなんですね。<br/>
薄暗い朝に　そっとすべり出す<br/>
まだ誰も起きてこない<br/>
ご飯も食べたし　あたらしい靴下だし<br/>
きょうのわたしには　きれいなしっぽがある　<br/>
　なんか、ラスト二行がすごく、気分、なんだ、私にとって。ああもうすごく、「それ、わかるーーーーーーっ!!!!!!!」って叫んで、そこら中走り回りたい感じ。<br/>
　わたくしの機嫌のいいときってのは、そういう感じですもんで。ふらふらお散歩したくなるときなんか、ホント、そういう気分で生きているんで。<br/>
<br/>
　昔、クリスマスの前だったか、シーゴラスに何が欲しい?　と訊かれ、脊髄反射で「しっぽ」と答えたことがある。本気か?　と厳粛に聞き返され、わりに、と答えた。<br/>

  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>歌のチカラ（含訳詞）</dc:subject>  
      <dc:creator>acoyo</dc:creator>  
      <pubDate>Sat, 2 Apr 2011 23:55:27 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2011-04-02T23:55:27+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>たとえこれが「くだらない文字の消費」だったとしても＃２</title>  
      <link>http://acoyo.exblog.jp/15156913/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://acoyo.exblog.jp/15156913/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
●状況は進行中（web-tonbori堂）<br/>
　朝生の連中みたいに日和見するくらいなら一緒に沈み行く船に乗るしかしょうがない、っていうか覚悟決めろよと。あそこの人らはなんか他人事でそこがなんかね、アホかいなと思いましたよ。そんなことよりそこで何が出来るかを考えた方が建設的だろってことです。タイタニックのあの沈没間際に演奏したバンドマンのように。<br/>
<br/>
　漢だね、うちの室長。けど、ここでタイタニック出すか。<br/>
　いや、室長ってのは、tonboriさんだけどさ。特車二課第二小隊埋め立て地エキ分室長。わたくしはその室長付秘書兼茶汲み兼庶務課長……とかだった筈なのに、他の肩書きが落ちて茶汲みになってる、いつのまにか。いっそ第一小隊分室長になろうか。南雲さんだぜ。<br/>
　んで、今回はお互い､慎重にね、ネガにならんよにね、がんがろね、合い言葉は希望！　で励まし合ってきたんだけど、先日ついにそろって切れて､「室長､もうシメますかぁ？」「そだねー♪」てな感じで盛り上がってたら、室長、ほんとに行っちゃったというw。<br/>
<br/>
　つか、例によって、書き足すことねえじゃん。んで、わたくし､何書くんだ。一度もう書いたしな。<br/>
　→●たとえこれが「くだらない文字の消費」だったとしても<br/>
　だけど､骨はきっと拾いますって煽った以上、書かないとなw。<br/>
　<br/>
　まず頼む。みんな言ってるが、せめてよくわからん言葉は調べてみようw。高校時代物理で赤点とった私でさえ、ググってるんだから。騒ぐのはそれからでも遅くない。<br/>
　陰謀については先のエントリでも書いたが､あのさー､陰謀ってのはね、計画立案してやるわけで､結果予測もトーゼン組み込まれておるの。頭が要るし、実行能力もいるし､度胸も胆力も要るわけ。そんなもんがあるか？　あいつらに？<br/>
　あったらいいよ、いっそ。陰謀企むくらいの甲斐性がありゃさ。<br/>
　<br/>
　んで、今の状況が楽観を許さないことくらい、物理で17点取った私でさえわかります。<br/>
<br/>
　んでも、万が一、最悪の結果が出たとしても､あるいはもう出ているのだとしても、そんな忙しいときにあんたがあんたがで責任追及する暇がありゃ､それどーすんのよって考えて手を打った方が早いことも、経験でわかっております。<br/>
　それと、上がバカならバカであればこそ、脅したらパニクってすくんでしまって、ますます無能になるだけなのも、これももう哀しい人生経験でイヤというほど知っております。残念ですが、バカは宥めてすかして働かせるしかありません。しかも、あのバカを選んだのは、我々です。<br/>
　それでも、明日という日は、明るい日と書くのよ。<br/>
　<br/>
　と、本論はこれからなわけで、ここまででもういいわという方はここでお止めになられた方がよろしいかと。なお、私は繰り返しますが、高校の物理で赤点取った人間です。科学的な説明とかそーゆーの一切無いんで、よろしく。<br/>
<br/>
4.22追記<br/>
　その後､twitterでおともらちのつぶやきから行ったとこ。いいエントリだと思います。<br/>
●現時点での原発に対する態度（過去ツイートより）（白谷のノート/3冊目）<br/>
<br/>
ﾂﾂﾞｸ<br/><br/>　ということで(何が「ということ」なのか）、「今後」原発をどうするのかは、「今」わあわあ言うより､じっくり考えることから始めた方がいいと思う。<br/>
<br/>
　いや、考えることが「やっぱもう原発要らね」という気分から始まるのはいいよ。フツーだし。でも、そこで止まるのが思考停止。「じゃ、どーすんの」に行くのが正しい流れ。<br/>
　でも、今、ネット見回して目に付くのは、「やっぱー、よくわかんないけどー、原発は止めた方がいいと思うの」ばっかだもんな。それって、「やっぱー、よくわかんないけどー、原発は要ると思うの」といっしょじゃん。<br/>
　そりゃ使わずに済むなら越したことはないよ。そんなもんずーっと前からそうじゃんw。ずーっと前からそうで、私も含めてずーっと考えずに来たから、こうなったんじゃん。<br/>
<br/>
　確かに、「事態が幾分でも沈静化した後」、政府関係者、東電、誘致関係者(地元の政治家＆ボス）、地方自治体まで含めて、責任をきっちり追及するのは当然だ。<br/>
　沈静化するかって？　するよ。どんな結果になるにせよ、事態はいずれおさまるところにおさまる。<br/>
　けどな、私はこの件で、今まで電力を消費してきたすべての国民にも、担うべき責任はあると思う。これはもうはっきり「べき」つけるね。それについては、こういう発言が。<br/>
＜うちも原子力の電気を需要してただろう、恩恵を受けてたろと言われてもなあ、俺、頼んでないんだよ、うちにそっちの電力回してくれとは。選べるようにしといくれよ。＞ 水力・火力による電気は今売切れです、と言われたら「なら今日は結構です」とか言うんだろうか　ScottVoid<br/>
　後、またぞろわあっと湧いてきた様々な方々。俺は警告してきたぞーこんなことが起ると言ってましたよーほらほらこれこれこれ見てー！etc。<br/>
　……私はさ、ここでそういう後出し一派、「ここでアドバンテージ確保っ。でも事態の収拾に直接関わるのイヤ、責任って嫌い」な連中、及びほんの数週間前まで原子力はクリーンでエコにぐーなのよとか言ってたその口で「私は警告してた」に鞍替え一派、そいつらは今後一切、何を言おうが信用しないと決めたね。<br/>
　ほらっ、これが最新の最悪のシナリオ！　どうよ！……って、嬉しいのか?　<br/>
　反核だろうがなんだろうが、こういう時の真っ当な学者だか有識者だかの反応としては、「私が原発に反対してきたとかそういうのはこの際どうでもいい。問題は、起ってしまった事態をどうするかだ。そのためにはまずみんな落ち着け！」てなとこじゃないのかね。菅を罵りまくるだけで、なんとかなるかね。<br/>
「安心してる場合かっ！」って誰も安心なんかしてないよ。<br/>
　慌てて右往左往しても何ができるわけじゃなし。冷静に冷静にと念じて推移を見守るしかないじゃないのさ。<br/>
　福島の事態がどういう結果に落ち着くにせよ、その後も、世代を継いで問題は残り続けることだって、みんなとっくにわかってるよ。誰も「元に戻る」なんて、ホントは考えてないよ。<br/>
　国民は騙されている、いっそ暴動起こせと煽る人もいるけどね。じゃ、あんたが率先してとっとと起こしたら？　それで福島の人の助けになるんだったら、やれば？<br/>
　私はそうは思わないけどね。だから骨は拾わない。<br/>
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　で、じゃあ、他の原発をどうするかって話も起きるわけで、でもそれは、今後の日本のありかたを決定することだしね。今、感情に任せて話してもいい結果は生まない。感情ってのは加熱すると卵のごとく凝固しちまうもんなんで、トーゼン視野狭窄に陥り、ろくな考えは浮かばない。<br/>
　私はといえば、今のところ判断保留にしてる。考えたいからだ。どっちにせよ、TVでコメンテーターが叫んでるように今すぐすべての原発を止めることは不可能なわけだしさ（なんか、ああいうのに適応できる刑事罰ってない？　社会紊乱罪みたいなの）。<br/>
　ともかく、焦らずに考えてみたいの。いろいろ調べなきゃいけないし、勉強しなきゃいけないもん。<br/>
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　だから、脱原発を既に訴えておられる方には､どうしてもこれだけはお願いしたい。<br/>
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　今こそ､というか、この時にこそ、あなたがたが提唱する新しいエネルギーのメリットではなく、むしろデメリットとリスクを徹底的に洗い出す努力をしてほしい。「だーかーらー言ってただろーがっ！」って言う以外、することない人は特に。<br/>
　そして、しばらくして事がやや落ちついたとき、みんなのかっかとしてる頭が少しは冷えて、もの考えやすくなったときに、それを発表してくんないか。いわゆる、公に問うってのしてくんない？<br/>
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　そこで、自然にやさしいのなんのと、気分気分なことはもう通じないよ。ましてイデオロギーでバイアスかけたりするのも止めてね。私でさえ論破できるちゃちな陰謀論も止めてね。それじゃ今までと同じでしょ。それで墓穴を掘ってきたでしょーが。<br/>
　要するに､リスク把握は最大デフォルトでよろしくってことで。でないとまた、この手の言い飽きた聞き飽きた皮肉言われるだけだし。<br/>
　オレもこんな仕事よりいっそ環境保護団体にでもはいりたいよ。彼らなら……唱道者なら選択や決定の責任を負う事も無く、「公益に反してる！」と言うだけでいいんだ。<br/>
「公益」の定義も、競合する他の価値観との調整も知った事じゃないんだよ。あれなら楽しくて爽やかな気分になれると思うよ。（三原順「Die Energie 5.2☆11.8」）<br/>
　<br/>
　そう言われないためにも、この「公益」の定義及び競合する他の価値観との調整、説明責任よろしくね。<br/>
　別にね、代替エネルギーにだって利権がからんでることくらいわかってる。当たり前だと思うよ。それもまたリスクファクター。何せ資本主義社会ですがな。<br/>
　そんなことはありませんてな顔されてる方が、ずーっとずーっとうざい。<br/>
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　何より、「放射能出ないもん。これですべてのリスクはカバー可能」てな大ざっぱな物言いは禁止。<br/>
　それって今の不安な感情に訴えるにはきくだろうが、ずるくね？　リスクのないものなどこの世にありゃせんがね。Only takes one match, to burn A thousand trees. 塵も積もれば山となり、小さなリスクも大惨事に。<br/>
　確かに、選んで､それから考えようってのも手だけど､今までのパターンからいくと、その後､本当に考えた試しあるかぁ？　少なくとも、Imagine the world without nucleusと歌っていれば丸くおさまるほど､世の中楽じゃないってのも十分わかってるじゃん。だって、　<br/>
何もせずに生きていける程自然は優しくないし、何もせずに死を待つ程には人間の寿命は短くもない。（三原順　同掲書）<br/>
　子供たちに放射能のない未来を与えることができたなら、それは何よりもステキだ。<br/>
　だが、そのために子供たちの未来はどう変わるのか。その現実的デメリットからも目を背けずにちゃんと教えてほしい。<br/>
　子供たちに何を諦めさせないといけないのか、何を我慢させなければいけないのか、「ライフスタイルを変えることが必要ではないだろうか」なんて何か言ってるようで実は何も言ってないお題目ではなく、具体的に言ってほしい。<br/>
　反対派からではなく、あなたたちの口から。<br/>
　その上で、初めて選択は可能になる。そういう提案なら、私は真剣に耳を傾ける。そういう提案なら、建設的な話し合いを始めることができる。きれい事とむき出しの現実では、勝負にさえならない。<br/>
　理想は、身も蓋もないまでに現実的な方法論を採らない限り、決して実現できないんだ。<br/>
　少なくとも現在､関電は50％近くを原発に依存している。東電の比じゃない。これを気分で止められた日にゃ何が起るかわからない。<br/>
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　それを起こさせないためにどうするか、今こそそれを考えてほしい。<br/>
　今、手当たり次第に発言する代わりに、じっくりとその考えを詰めていってほしい。<br/>
　んで、ここまで書いたことは揶揄じゃなくて、真面目に頼んでる。<br/>
　考えてほしい。私も、考え続けるから。<br/>
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　んで、僕は私は素人だからわかんないしー､考えんのイヤだし面倒なのもいやん、エラいの人ってそのために居るわけじゃん､そういう人に決めてもらえばいい、ついてくわー、というのもまた結構毛だらけ猫灰だらけ。それも個人の判断ですので私は尊重します。。<br/>
　でもね、それって考えるの放棄して決定を人に委ねたわけよね。その場合、委ねた人にも責任は生じますんでよろしく。実印預けたら、それどこに押されようが文句は言えませんからね。<br/>
　大人が人を信用して判断委ねるってのは､そういうことっすから。一蓮托生よ。その覚悟だけはしてね。あげく、また裏切られたとか騒ぐのは､ナシね。<br/>
　<br/>
　まあ、たとえ今の時点で考える最善の結果に終わっていたとしても、世界は決して元通りにはならない。それも断言できる。阪神・淡路の時も、壊れた世界は結局、「元通り」にはならなかった。でも、再生した。<br/>
　それがどんな形をとるにしても、再生はできる。世界は何度でも再生するもんだからさ。<br/>
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追加：あ、そだ、私は「後でじっくり、きちんとしたもんを聞きたい」わけですからね。今、核のない明るい未来やら核との共存の道やらについて私を折伏しにくるのは、止めてね。そんな暇ないんだわ。<br/>
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      <dc:subject>その他</dc:subject>  
      <dc:creator>acoyo</dc:creator>  
      <pubDate>Sat, 2 Apr 2011 1:18:20 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2011-04-02T01:18:20+09:00</dc:date> 
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