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  <title>犀川の流れのほとりにて～金沢だより</title>  
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  <tagline>レパラトゥールのブログへようこそ、金沢から思いつくままに発信しています</tagline>  
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    <title>震災の爪痕</title>  
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    <dc:subject>日常生活</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
　昨日今日と、東京に出張してきた。意外にも涼しく、過ごしやすかった。東京に帰るのは、５月末以来なので、約２ヶ月ぶりだ。<br/>
<br/>
　５月と比べると、街の雰囲気もだいぶ以前のような様子に戻りつつあるように思えた。特に夜になると気付くことだが、以前のように電気が明るすぎることはなかった。地下鉄の駅では消されている電灯もある。街の街灯ももはや全てを照らすことはないだろう。それでも、３月や５月に東京を訪れた時のような「暗さ」はないような気がした。この「暗さ」というのは電灯のことでなく、人々の表情や活気のことである。<br/>
<br/>
　如実に震災の影響を感じたのは、電車や公共施設内の空調だ。以前なら、電車やビルの中に入ると寒いくらいの冷気が充満していた。猛暑と共に冷房の使用状況も度を越えていき、却って車内や室内が寒いくらいだった。ところが、今回電車に乗っていたら、なんとうっすらと汗をかいた。冷房は入っているのだが、恐らく28度前後の高い温度設定になっているのだろう。夏に電車に乗って汗をかいたのは初めてではなかろうか。過度の冷えすぎは体にも良くないし、環境にも決してよくない。だから、過ごせる範囲で冷房を弱めることはいいことではないか。問題は、冷房を我慢して熱中症になることだから、水分補給を多めにすることが必要だろう。<br/>
<br/>
　それと、今回目にした印象深い光景は、東京タワーの尖塔が曲がっていたことだった。地震で曲がったとニュースでは知っていた。それが、今でもそのままになっているとは。節電もそうだが、地震の爪痕がまだまだ残っていた。改めて、震災の深刻さを感じた。
        ]]></content> 
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    <title>早くも梅雨明け</title>  
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    <issued>2011-07-10T15:33:00+09:00</issued>  
    <modified>2011-07-20T00:31:03+09:00</modified>  
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    <dc:subject>日常生活</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
　北陸は昨日梅雨が明けたそうだ。平年より15日も早い（昨年からも8日早い）とかで、真夏の暑さが連日続いている。節電だからと言って適度に涼をとらないと、熱中症になるそうだから（実際にある知り合いは夜中に熱中症になったそうだ）、皆さん気をつけましょう。<br/>
<br/>
　昨日の夕方は、久々にプラネタリウムに行った。4歳になる娘が最近幼稚園の遠足でプラネタリウムに行ったそうで、以前は暗いから怖いと言って中に入りたがらなかった娘も、1度経験したことで自信がついたようだ。だから、もう一度見たいと言う。そこで、家の近所にある公営児童施設に設置されているプラネタリウムに出かけることにした。<br/>
<br/>
　擬似空間とは言え星空を眺めながら、宇宙に思いをはせることのできるドームは実に魅力的な場所だと改めて思った。小学校低学年の一時期、天文学者になりたいと思った頃もあった。そんな幼い夢を今更ながら思い出した。しかも、この公営プラネタリウムは無料で入れる。何故こんな魅力的な場所にもっと通わなかったのだろう、と今になって後悔し、もっと頻繁に、時間がある時はまた見に来ようと心に誓った。<br/>
<br/>
　せっかく夏の星座について昨日プラネタリウムで学んだのに、あいにく夜は雲が多くてはっきりとは星座を眺められなかった。でも、夏の夜に外で涼みながら星を眺めることが、この夏の習慣になるかもしれない。
        ]]></content> 
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    <title>せめて希望を語りたい</title>  
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    <issued>2011-07-05T00:19:33+09:00</issued>  
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    <dc:subject>日常生活</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
　ご無沙汰しております。<br/>
　3か月半ほど、お休みしておりました。東日本大震災の影響が余りに大きく、発生後しばらくの間というもの、私自身この問題にどうしたらいいのか正直分かりませんでした。2月3月に行ってきたアメリカ調査のことも書く気にもなれず、被災地の方々の力になれない自分を歯がゆくも感じていました。<br/>
<br/>
　この3か月、事態は決して好転しているとは言い難く、原発問題も中々収束する様子が見られません。政治も混乱し、不安を掻き立てる出来事が続いています。心が暗くなるような話題が多いことに、嫌気がさしてもきました。<br/>
<br/>
　せめて私ができることと言ったら、如何にこの国に生きる我々が希望を抱いて生きていけるか、その環境作りをすることのように思います。私自身教育に携わる者として、学校現場で若い世代が生きる希望や喜びを見出していけるようなことを語っていかねばならないと肝に銘じています。若い世代が希望を持って社会に羽ばたいていくことが、この社会をより住みやすい場所へと変えていくことができると考えています。<br/>
<br/>
　
        ]]></content> 
  </entry>  
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    <title>同じ島の中で生きる</title>  
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    <issued>2011-03-19T10:23:50+09:00</issued>  
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    <dc:subject>社会問題</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
　おとといから昨夜の朝方にかけて、金沢では雪が舞った。3月も終わりに近づいているというのに、今年はいつも以上に雪の量が恨めしく感じられる。今金沢で舞っている雪が東北地方でも舞っているかと思うと、余計胸が締め付けられる。<br/>
　こんな寒い空気の下で、燃料も底を付き始めている被災地の夜は相当寒いだろう。無事夜を乗り切ってほしいと、ただ今の僕には祈ることしかできない。映像で映し出される津波で荒れ果てた街、その荒れ果てた街で必死に家族を探している人たちや避難場所の体育館で寒そうに暖をとっている人たちの様子を目にする。同じ島でこのような信じられない光景が繰り広げられているのだ。金沢での生活だけを見ていれば、以前と変わらない平穏な生活が続いているというのに。<br/>
　自分のできることはそう多くはない。しかし、せめて心はいつもつながっていることを意識して過ごしたい。<br/>
　被害に遭われた方々の1日も早い回復と地域の復興を、切に祈っています。
        ]]></content> 
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    <title>帰国しました</title>  
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    <issued>2011-03-08T07:08:58+09:00</issued>  
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    <dc:subject>旅行</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
　日曜に、無事アメリカより帰国しました。今回は向こうで色々な人に助けられ、また調査に関しても予想以上の成果を得ることができ、大成功の出張でした。金曜に帰国のため空港へ向けて出発する時には、正直言って、まだ帰りたくないという気持ちに襲われました。<br/>
<br/>
　体の方は、1週間の滞在でようやく後半時差にも慣れてきたかと思いきや、今度は日本に帰ってきて再び時差の問題と嫌でも向き合わねばならず、まだ体がついてきてない感じです。<br/>
<br/>
　途中、五大湖のいくつかの上空を飛びました。海のように広い湖ですが、それでも半分以上凍っていたのには驚きました。アメリカは本当に広く、北の方は凍えるほどに寒かったですが、南（帰国時がヒューストン経由）では半そでで過ごしている人もいるくらいで、コートを着ていると熱いくらいでした。<br/>
<br/>
　色々ご紹介話がありますが、追々書かせていただきます。
        ]]></content> 
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  <entry> 
    <title>峠を越えて</title>  
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    <issued>2011-02-24T00:37:42+09:00</issued>  
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    <dc:subject>日常生活</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
　すっかりここしばらくは晴天が続き、ここ2,3日であれだけ積もっていた雪も、まるでなかったかのように消えてしまった。このまま一気に春が来てくれればいいのだが、恐らくそういうわけにもいかず、まだ何回かは雪が舞うこともあるだろう。しかし、もう1月末のような大雪に見舞われることもなかろう。季節の移り変わりを肌で感じられる日々である。<br/>
<br/>
　何度も書いていることだが、職場からはとてもきれいに富山との県境の山々が見える。雪をかぶった稜線がはっきりと浮かび上がる光景は何度見ても美しい。山々の一番高い頂は今でも真っ白で雪深い様子が伺える。東京などの大都会にも大きなビル郡が立ち並ぶのに、山々を美しいと感じてビル郡をそう感じないのは、山々が自然の発露だからだと思う。そこに様々な自然の命が宿っている。私たちをも包み込んでくれるような暖かさを感じる。一方のビル郡は、その大きさ、高さ、形などに圧倒はされるけれど、私たちを包み込むというより、見下ろしているような印象を持つ。所詮、人工物は自然の雄大な力にはかなわない。<br/>
<br/>
　ニュージーランドの大地震も、逆の意味で自然の大きな力の前に人間が非力であることを感じさせられた。1人でも命が助かることを願う。
        ]]></content> 
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    <content type="html"><![CDATA[<table cellspacing="0" cellpadding="0"><tbody><tr><td align="center" valign="center"><a href="http://rss.rssad.jp/rss/ad/WCXfnuNxe..j/r10Exqg4LLx3?type=2" target="_blank"><img alt="" style="border: 0;" border="0" src="http://rss.rssad.jp/rss/img/WCXfnuNxe..j/r10Exqg4LLx3?type=3&ent=e87c8d1ddb9bdc8b2f282e1f97d379b5"/></a></td><td> &nbsp; </td><td valign="top" > ウイルス対策は万全？今月末までにノートンに乗り換えて2千円分の商品券頂き！ </td></tr></tbody></table><div style="font-size:10px;"><span style="padding-top:5px;"><br style="display:none"/><a href="http://www.rssad.jp/trendmatch/trendmatch.html">Ads by Trend Match</a></span><br/></div>]]></content>
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    <title>娘の名言</title>  
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    <issued>2011-02-10T23:14:47+09:00</issued>  
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    <dc:subject>日常生活</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
　娘も昨年12月で4歳になって、おしゃべりも上手になった。通っている幼稚園も、毎日楽しいようだ。<br/>
<br/>
　髪の毛も伸ばして背中の3分の1が隠れるくらいまでになったので、髪をゴムで結ぶ機会も増えた。上の2人は男の子だったし、僕自身も今まで長髪にしたことなどないため、髪の毛を結ぶという経験をしたことがない。妻は現在非常勤の仕事をしているが、朝早く出かけるため、幼稚園のバスまで送るのは基本的に僕の仕事だ。妻が時間のある時は娘の髪を結んでくれるが、先に仕事に行かねばならない時や娘が寝坊した時は結ばないで出かけるか、僕が結んであげなければならない。しかし、中々うまくは結べないのだ。結び方がゆるかったり、うまく束ねられなかったりすることが多い。だから、僕が髪を結ぶことは娘には不評だ。<br/>
<br/>
　ある朝のこと、妻が髪を結べなかったので、僕が結ばなければならなかった。しかし、娘は結ばなくていいと言う。そして、ゴムを幼稚園かばんに入れようとした。先生に結んでもらうからいい、と言うのだ。<br/>
　僕は娘に言った。「先生、忙しいでしょ?結んでもらうのは悪いよ」<br/>
　すると娘にこう反論された。「ううん、忙しくないよ。だって、先生いつもみんなと遊んでるもん!」<br/>
<br/>
　なるほど、子どもにとって大人が一緒に遊んでくれるということは、忙しくないことを意味しているんだ。先生が子どもと一緒に遊ぶのもお仕事なんだよ、と心の中で思ったが、「いいよ、パパが結ぶよ」とだけ言って頑張って髪を結んだ。
        ]]></content> 
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    <title>雪の生活の理想と現実</title>  
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    <issued>2011-02-06T19:08:44+09:00</issued>  
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    <dc:subject>日常生活</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
　大雪が降ったのがちょうど1週間前。しかし、先週は半ばから気温が上がり、晴れ間も見られるようになった。だいぶ春らしい空が金沢でも覗けるようになったので、ほっとしている。私の職場からは、雪をかぶった山々の稜線をはっきりと仰ぐことができ、自然の造形美にはしばし目を奪われる。また、雪をかぶった家々の立ち並ぶ風景は、雪国らしい静かな時間の流れを感じることができて、僕はとても好きだ。<br/>
<br/>
　しかし、雪のある光景は決して美しさばかりではない。道のところどころにある残雪が残って氷となり、路面を滑りやすくしている。だから、道を歩く時は余り大胆には歩けない。万が一、氷を踏んでしまったら、一瞬で尻もちをついてしまうだろう。現に、僕も2度は実際に滑って転び、転ばなくても滑った経験は数知れずある。氷は透明なので、よく目を凝らさないとつい見過ごしてしまう恐ろしさがある。だから、まるでペンギンのように、一歩一歩確かめるように足を踏み出す歩き方を、いつの間にかするようになっていた。<br/>
<br/>
　戦後のベストセラー『山びこ学校』という本の冒頭に、「雪」（石井敏雄作）という詩がある。<br/>
 <br/>
　雪がコンコン降る。<br/>
　人間は<br/>
　その下で暮らしているのです。<br/>
<br/>
　という僅か3行の短い詩だが、山形県の寒村で育った中学生の作ったこの詩には、その地で暮らす人々の苦労や努力が込められている。そのことを、この冬を過ごしたことで実感したような気がする。（勿論、もっと雪深い土地の苦労はもっともっと辛いものだろう）<br/>
<br/>
　春が待ち遠しい。
        ]]></content> 
  </entry>  
  <entry> 
    <title>相変わらず、すごい雪です</title>  
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    <issued>2011-01-31T21:20:00+09:00</issued>  
    <modified>2011-02-01T07:53:40+09:00</modified>  
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    <dc:subject>日常生活</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
　連日雪が降り続き、雪かきしてもしきれない有様です。家の周りに雪捨て場を確保するのもだんだん難しくなってきています・・・。地元の人たちも口を揃えて、今年は多いと言っています。久しぶりの大雪だそうです。金沢市では、７年ぶりに大雪対策の部署を緊急に作ったとか。しかも、既に市の予算として取ってあった除雪費用は使いきり、追加予算の措置を講ずるそうです。今日は県内のJRも一斉に運休し、大学は臨時休講になりました。<br/>
<br/>
　雪国の生活は、忍耐を学びます。忍耐があるからこそ、春の来る嬉しさが身に染みるようにかんられるのかもしれません。
        ]]></content> 
  </entry>  
  <entry> 
    <title>「おてんとさんがしてくれるやろ」</title>  
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    <issued>2011-01-23T01:20:21+09:00</issued>  
    <modified>2011-01-23T01:20:23+09:00</modified>  
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    <dc:subject>日常生活</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
　今週は本当に雪がよく降った。金沢で3度目の冬を過ごしているが、一番の積雪量になっている。ちょうど一週間前、土曜から日曜の朝にかけての積雪が多く、市内平野部でも30cmは軽く積もっていた。その後は降っては止みの繰り返しで、日曜朝に降り積もった雪は依然として道端や土地の隅に高く積みあがっている。職場は山側にあるので、平野部よりも更に雪深く、道路からどけてできた雪の山が2mは超えているところもある。厳しい雪国の冬を肌で味わっている。（勿論、上には上がいて、もっと雪深かったり気温が低かったりする場所はいくらでもあるであろう。）<br/>
<br/>
　雪にまつわる話を2つほど紹介しよう。<br/>
<br/>
　恥ずかしい話だが、今住んでいる家屋は古いタイプの家で、洗濯機は屋外の軒下に置いてある。秋頃に、洗濯機と水道管をつなぐホースの接続部から水漏れしていることが判明し、それ以来洗濯した後は必ず蛇口を閉めるようにしていた。しかし、この冬の寒さでなんと水道が凍ってしまったのである。それ以来、水道管を凍らせないために、冬場は蛇口を閉めるのをやめた。普段は困ったことと思わされても、何かの役に立つことがあるものだと気付いた。（ただし、先日、とうとう蛇口を開けておいたにも関わらず凍ってしまった。水漏れの状況はそれほどひどくはなかったことのようだ。）<br/>
<br/>
　連日雪が降り続くので、朝特に積もっていた時は、いつもより少し早く起きて家の周りを雪かきしている。日頃の運動不足が一気に解決できそうなくらい、雪かきは汗をかく仕事だ。先日の金曜も朝6時半くらいから雪かきをしていたら、隣に住んでおられる方も出てきた。しばらく作業していたが、完璧に雪を掃くことは到底不可能である。どうにか人が通ったり車が出入りするのに支障はないくらいまでどかそうと僕は考えていた。でも流石に4，50分続けるのは大変だ。そうしたら、お隣さんが一言<br/>
　「あとは、おてんとさんがしてくれるやろ」<br/>
　もうきりがないから、根詰めてしなくてもいいですよ、と僕に助言してくれたつもりなのだろう。　その人が言った通り、その日は久しぶりに陽が差して気温も上がったため、車道や雪かきをした箇所は雪が溶けた。雪かきは太陽を味方にすることが、雪国で暮らしていくための大切な発想なのかもしれない。
        ]]></content> 
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    <title>映画から学んだこと</title>  
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    <dc:subject>歴史</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
　先週末用事があって東京に戻り1泊してきた。冬の東京らしい、雲ひとつない澄んだ青空が目に沁みた。建設中のスカイツリーも随分と高くなっていて、随所でその姿を確認することができた。東京は建造物の変化だけを見ていると様子が変っていくことに目が奪われがちだが、しかしその変化を生み出す活力、活気（よく言えば「賑やかさ」、悪く言えば「慌しさ」「人の多さ」「殺伐さ」といったところか）は変っていなかった。金沢暮らしにだいぶ慣れて、東京とは違う落ち着いた生活を送れている昨今であるが、35年以上住み慣れた「東京」は、今でも僕の心奥深くに根差して、僕の一部を形成していることを感じる。<br/>
　金沢に戻ったこの連休は一転して大雪に見舞われ、一晩で20cm積もった。日本海側の冬の厳しさを肌で感じている。<br/>
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　正月は例年になく映画三昧だった。映画で使われた音楽を集めた或るCDを昨年末に買って、それらの曲が映画の中でどのように使われているのか興味を持ったので、レンタルして観ることにしたのだった。結局5本の映画を見たのだが、特に「タイタニック」｢ミシシッピー･バーニング｣「シンドラーのリスト」を観て、描いている時代や内容は違っても、そこには1つの共通した問題意識があることに気づいた。それは、「差別」という問題である。<br/>
　「タイタニック」はいわずと知れた大ヒット映画だが、1912年の処女航海で氷山にぶつかり大西洋に沈んだ豪華客船の話だ。この中では上流階級と労働者階級の格差と差別が描かれている。「ミシシッピー･バーニング」は1960年代のアメリカにおける黒人差別問題を扱ったサスペンス。「シンドラーのリスト」は1940年代にポーランドで実際にあったユダヤ人虐殺を阻止した実業家シンドラー氏の功績を描いたものである。「ミシシッピー・バーニング」と「シンドラーのリスト」には、幾度となく生々しい暴力や殺害シーンが出てくる。黒人にしてもユダヤ人にしても、何故この場面で殺されなければならないのか、余りに理不尽で目を背けたくなる残虐な光景は正直嫌気がさした。しかし、このような光景はかつて現実に起こっていた。一体何故このようなおぞましい行為を人は繰り返すのか。<br/>
　時代が違えば社会背景も違うため、一概に論じるべきでない点もあるだろう。ただ、時代が変わっても、人は他者より優位に立ちたい、自分より劣った存在（事実、映画の中では黒人もユダヤ人も「人」として扱われていない）を徹底的におとしめることで自分の立場を守りたいという考えを持ちやすいということは言える。それに、社会自体がそういう歪んだ人間関係を是認し、多くの市民がそれに従ってしまうという危うさもある。ただ、「シンドラーのリスト」DVDには、実際にシンドラー氏に救出されたユダヤ人のインタビューが集録されていて、そのうちの1人が語っておられることも真実である。すなわち、1人の行動が歴史を変える力を持っているということだ。<br/>
　昨年末、このブログで「古層」について書いた。「古層」が何を意味しているかは様々な考え方ができると思うが、1つ言えることは、歴史は積み重なっても、人間性の本質はほとんど変っていないという点ではないか。脈々と古代から受け継がれている「古層」が我々の中にあって、それから逃れられないと考えられる。現在の我々が受け継いでいるものがあるからこそ、古典を読んでも歴史を振り返っても共感したり学んだりすることが多い。しかし、その人間性の本質は良い面ばかりでないことをこれらの映画からも知らされた。時代をよく見る力、自己を見つめる力を磨き、他者との共生を中心とした社会を目指すことが、悪しき歴史を繰り返さない原動力になると思う。
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    <title>謹賀新年</title>  
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    <issued>2011-01-01T09:49:03+09:00</issued>  
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    <dc:subject>挨拶</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
皆様、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。<br/>
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私事ですが、昨年は年齢でも節目を迎え、また年末には学位論文を出版することもでき、１つの区切りになった１年でした。今までの積み重ねを踏まえ、自らに課せられた研究課題も新しい方向へ収斂していく足がかりにもなったように感じています。<br/>
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本年は、今まで以上に納得のいく研究、教育、執筆活動に取り組んでいきたいと願っております。<br/>
ブログは更新が途絶えがちでしたが、このようなブログでも楽しみにしてくださっているとおっしゃられる方々が複数いらっしゃいますこと、力強い心の支えとなっております。まとまりのない内容になることも多いかもしれませんが、今年も折に触れ発信していきたいと考えておりますので、変わらずご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。<br/>
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今年の年末年始は帰省せず、初の金沢での正月です。今年は金沢４年目になり、もはや「お客さん」ではなくなっていることも感じております。金沢だからこそ学べることも多く、今年も真摯な態度を忘れずに進んでいこうと思います。<br/>
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皆様の新年に、幸多きことをお祈りいたします。
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    <title>古層への回帰</title>  
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    <issued>2010-12-29T10:20:43+09:00</issued>  
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    <dc:subject>歴史</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
　いよいよ年末。もっと色々なことを書き込みたかったのだけど、じっくり文章を書く時間が中々とれなくて、歯がゆい思いも正直あります。今日から職場も正月休みに入るので、心身リフレッシュさせたいと思っています。<br/>
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　先日、偶然つけたらテレビでNHK教育の「日曜美術館」をやっていた。普段特別意識もしていないこの番組だったが、その時の放送は非常に興味深かった。それは、比嘉康雄という写真家を紹介する内容だった。比嘉は、沖縄で暮らす人々を丹念に写真で追いかけた人で、久高島で行われたイザイホーという伝統的な女性だけによる祭りや、島に住む人々の自然な表情を撮り続けていた様子が放映されていた。<br/>
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　元々、比嘉は沖縄で警察官をしていたそうだ。しかし、島内で繰り広げられるデモや基地問題で苦悩している住民たちを知るにつれ、取り締まる側ではなく、住民の様子を伝える報道カメラマンになることを決意したと言う。報道写真と言うと、デモで激しく警官と対立している様子などが衝撃的に写されることが多いだろうが、比嘉はデモに参加した住民のふと見せる苦悩の顔を写真に収めている。彼の多くの作品は、そこに暮らす人々の飾らない様子を写したものだ。<br/>
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　番組のコメンテーターやゲスト解説者が述べていたが、比嘉の写真は見る者を「古層」に帰らせる力があると言う。沖縄という特殊な一地域をテーマにしてはいるが、同じ人間が太古の時代から連綿と生き続け、その島で数百年にも渡って受け継がれている祭りと生活を維持している。人間が生きるという点では、場所は関係なく普遍的なテーマと言えるだろう。イザイホーという祭りの中で、新しく巫女になる女性は、自分の先祖のおばあちゃんたちの霊を受け継いで一体になることを感じると言う。今生きている自分は、こうして古くから続いてきた歴史の中で、命を受け継いで生かされている。社会が急速に変化していくことはある意味表面的な動きに過ぎない。人間の本質は、変化していく時代の中でも脈々と受け継がれている。そういう、変化しない「古層」が我々にはあること、そのことに気付くことが、実は自分という存在を安心させることになるのではないか。<br/>
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　現代社会は、歴史軸においても、現代の共同体という点においても、自己の存在が他者と分断され、命が軽く扱われてしまっている社会になっている。私たちの存在の原点を改めて見つめ直してみたい。
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    <title>親は見られている</title>  
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    <issued>2010-12-18T22:44:00+09:00</issued>  
    <modified>2010-12-18T22:44:57+09:00</modified>  
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    <dc:subject>教育</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
　最近、長男のラーメンを食べる姿が僕に似てきたと言う。特に何が似ているかというと、お恥ずかしい話なのだが、スープに浮いているネギや沈んでいる麺などをすくおうとするしぐさがそっくりらしい。こうした単に癖が似ているというよりも、行動における類似点ということであれば、長男は僕の普段何気なくしているラーメンの食べ方を見て、無意識のうちにでも真似をしてしまったということなのだろう。子どもは親の鏡なのだろう。つまり、親の態度や口調、考え方などを近くで見ている子どもが自然と習得してしまい、親の真似をしていることがあるように思う。<br/>
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　先日も、ある元小学校教師の方のお話を聞いていて、興味深いことをおっしゃっていた。よく学生や大人が「小学生なのに、○○が上手だね」みたいなことを言う人がいるが、ではいつ小学生よりも学生や大人が優れた存在になるというのか。例えば小学生なのに表現力が豊かだね、と言う場合、まるで小学生は幼稚だから、大した表現力もないはずだ、などと大人の勝手な先入観で見下した態度が言下に含まれている、と言う。そもそも教育などという言葉自体が、大人が未熟な子どもを成長させる上から目線で語られることの多い概念ではないか。しかし、実は子どには大人よりも遥かに優れた感受性があり、逆に大人の方が色々なしがらみに縛られて、物事の見方が狭くなっていることも多くなってはしないだろうか。つまり、子どもを育てるためには、子どもから学ぶという姿勢を持たなければならないのである。<br/>
<br/>
　子どもの持つ素直さが、良くも悪くも大人の影響を直に受けやすくしている。親（大人）は子どもに見られている。子どもを問題視する前に、子どもを育てた大人社会にどんな問題があるのか、問われなければならない。
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    <title>熊の出没</title>  
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    <issued>2010-12-15T01:04:01+09:00</issued>  
    <modified>2010-12-15T01:03:58+09:00</modified>  
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    <dc:subject>日常生活</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
　ようやく今晩あたりから北陸をはじめ日本海側では雪が降るらしい。いよいよ本格的な雪のシーズンが到来しそうだ。今年は夏が大変な暑さだったから、本当に季節は変化するのか、もう冬は来ないのではないか、と不安を覚えた頃さえあった。10年近く前の金沢市内の12月の様子を映した映像を偶然最近目にしたが、もう雪山でそり遊びができるくらい積もっていた。やはり雪の量も減り、降り始めも遅れているようだ。<br/>
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　今年の秋、日本各地で報道を通じて話題になっていたが、金沢でも熊が頻繁に出没した。実は、私の職場とその近辺でも、何度か目撃された。僕自身は幸い遭遇しなかったが、次男は社会科見学でバスに乗っている途中で見かけたそうだ。職場は山側にあり、野生動物はたびたび見かけられる。例えばカモシカは時に親子で、時には1匹で歩いているのを僕も見かけたことがあるし、キジも何度か見た。見たことはないが、イノシシやヘビもいるらしい。やはり野生動物が近くに出没するというのは、特に力の強い動物になればなるほど怖い。<br/>
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　家から歩いて7,8分の犀川沿いの公園にも出て住民が襲われたそうで、しばらくその公園は立ち入り禁止となった。確か富山の方では、海釣りしていた男性が背後から大きな動物に襲われたという報道もあったし、朝の散歩で熊と遭遇して怪我をした、という情報は一時期頻繁に伝えられた。結局金沢市内で見かけられた熊は捕まらなかった。<br/>
<br/>
　熊の冬眠は11月末と言われている。今年は暖かい冬になっているが、流石にもう時期的にも冬眠しただろう。ここ数週間は熊の報道は聞かない。別に熊が悪いわけではない。今迄は人間の居住空間と野生動物の住みかの間に里山が緩衝地帯として存在したので、熊が平然と民家の集る地域へ出没することもなかったようだが、その里山の管理が十分でなくなって境目の役割を果たさなくなったこと、更には山側に熊の餌となる木の実が今年は不作だっただめ、彼らも生きるために場所を選ばず人里へ降りてきたということらしい。<br/>
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　金沢は自然が豊かで、山登りも何度か連れて行ってもらった。そのたびに、自然に生え育っている草木のたくましさ、自然の雄大さを実感した。しかし、長年培われてきた野生動物との共存が危ぶまれてしまう現状に、残念な思いを覚えるのは僕だけではないだろう。地球のバランスが、どこかで崩れてきていることを感じずにはいられない。
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