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  <title>パスツールからのメッセージ　　LES MESSAGES de l'Institut Pasteur</title>  
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  <modified>2010-05-16T02:42:36+09:00</modified>  
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  <tagline>パスツール研究所の情報からフランス語と科学と世界の状況を学ぶ － 2008年からは現場から －</tagline>  
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    <title>フィリップ・クリルスキー著 「利他主義のとき」 から (II)</title>  
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    <issued>2010-05-15T11:52:00+09:00</issued>  
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201005/15/31/b0104831_0113420.jpg" border="0" width="500" height="667"/></center><br/>
この本の構成は以下のようになっている。<br/>
<br/>
緒言<br/>
<br/>
第一部　現実の性質について<br/>
　第1章　科学の対象<br/>
　第2章　一般的な対象<br/>
　第3章　一般的対象の知<br/>
　第4章　まとめ<br/>
<br/>
第二部　人間の責任について<br/>
　第5章　倫理の動員<br/>
　第6章　自らを探求すること、他者を探求すること<br/>
　第7章　個人責任の理論<br/>
　第8章　集団責任の理論<br/>
<br/>
第三部　理論から実践へ<br/>
　第9章　理性の限界<br/>
　第10章　経済と利他主義<br/>
　第11章　地球規模の問題の解決<br/>
　第12章　利他主義と政治：利他主義的自由主義へ？<br/>
<br/>
結論<br/>
<br/>
<br/>
---------------------------------------------------<br/>
<br/>
この本の出版に合わせた彼のインタビューが Canal Académie (7 mars 2010) のサイトにあるのを見つける。興味ある方は、こちらから。<br/>
<br/>
その中で、危機や人間の不幸・悲惨に対処する安定したシステム構築について質問され、親切心と利他主義の違いについて論じている。<br/>
<br/>
難しい問題だがと断った上で、彼はアマルティア・センさんの概念としての（絶対的な）自由 La liberté と個々の自由 Les libertés の違いと同様に考えたいとしている。親切心とは、個人の自由の範囲の中での態度になり、親切な行いが成されることもあるし、そうでないこともある。個人の自由に任されている。善意という言葉で表わされるものと重なりそうだ。それに対して利他主義は義務の色彩が強くなる。人間に課せられた考え方として捉えなければならないとしている。<br/>
<br/>
したがって、システムを人の親切心に委ねた場合には不安定なものにしかならず、時として背後にある悲惨を覆い隠す役割 (cache-misère) さえ果たすことになる。安定したシステムを維持しようとした場合には、利他主義が必要になると彼は考えている。それはわれわれに考え方の大きな変更を迫るものになるだろう。<br/>
<br/>

        ]]></content> 
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    <title>フィリップ・クリルスキー著 「利他主義のとき」 から (I)</title>  
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    <issued>2010-05-14T11:19:00+09:00</issued>  
    <modified>2010-05-14T20:27:21+09:00</modified>  
    <created>2010-05-14T18:41:09+09:00</created>  
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201005/14/31/b0104831_17321086.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center><br/>
正月に紹介したクリルスキーさんの 「利他主義のとき」 の内容をこれから少しずつ紹介したい。今回はアマルティア・センによる序を読んでみたい。<br/>
<br/>
センさんの主張の底を流れているのは、エピステモロジーとエティックの対比だろうか。認識論、あるいは知識論と訳されるものと倫理との対比になるが、科学と哲学との対比と置換できるだろう。この点は私も考えていることなので、興味深く読んだ。彼は次のようなことを言っている。<br/>
<br/>
この本は、世界の対象を理解する時に見られる限界が方法、省察の不足、注意の欠落に由来することを示している。この障害を乗り越えるためには専心と決意が求められる。科学知は解析の厳密さとコンセンサスの追求に依るところが大であるが、われわれを取り巻く社会や世界の理解には双方向のアンガジュマンが求められる。この態度が世界を悲惨から救うために必要になる。<br/>
<br/>
クリルスキー氏は、科学知と日常の事物の理解の関係を日常の事物として科学の対象を捉えるように主張し、社会的、政治的、経済的コンテクストに入れて考えていることの重要性を説いている。そのためには科学者が自らの守られた場所から出なければならない。これを読みながら、マンハッタン計画の主導者であったロバート・オッペンハイマーの次の言葉を思い出していた。<br/>
<br/>
　　　「技術的に魅力的なことに出会った時、前に進み、それを実現する。<br/>
　　　　それで何ができるのかは技術が達成された時に議論するのだ」<br/>
<br/>
後に彼はこの態度を悔いることになる。事後 (ex post) の論理は科学の特徴である予測や全的な評価には劣るのである。<br/>
<br/>
クリルスキー氏は、責任という考えが世界を正確でより広い視点から理解することと如何に深く結び付いているのかを示す。しかし、この考え方はエピステモロジーとエティックを厳密に分けることを主張する人には受け入れられない。クリルスキー氏の言う 「エティックの動員」 は、単なる知の探求とは一線を画するもので、世界のより良い理解には倫理の視点に必然的に依存することを明確に示している。その上で、現実の理解から責任の認識、そして利他主義の必要性へと進んでいく。 <br/>
<br/>
ほとんどの人は世界の悲惨な状況を示す統計に触れても何もなかったように平穏な生活を続けている。世界が改善されないことを無知には押しつけられない。知りながら立ち上がろうとしないわれわれの状況をクリルスキー氏は分析している。ここで重要になるのが、上に述べたエピステモロロジーとエティックの関係になる。世界を観察することと現実を理解することは別物である。これはT・S・エリオットが "Burnt Norton" と題した詩の中で次のように指摘した古い問題になる。<br/>
<br/>
　　　　「人間というものは、過剰な現実には耐えられないものだ」<br/>
<br/>
クリルスキー氏はこの運命論的視点から距離を取る。現実の理解とわれわれの行動と生活の倫理を推し進める道を示している。そこでは科学が貢献できることがあると同時に、分断された今の科学が得るものも大きいだろう。この本は、エピステモロジーという広大な領域とエティックの底辺を流れる規範を理解し、評価するための格好の材料を提供している。<br/>
<br/>

        ]]></content> 
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    <title>フィリップ・クリルスキーさんの考えを聞く</title>  
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    <issued>2010-01-09T13:49:00+09:00</issued>  
    <modified>2010-05-14T17:38:23+09:00</modified>  
    <created>2010-01-09T21:53:33+09:00</created>  
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201001/09/31/b0104831_2150992.jpg" border="0" width="500" height="351"/></center><br/>
昨日、コレージュ・ド・フランスで1980年のノーベル賞受賞者ジャン・ドセー博士の記念シンポジウムがあり、午前中だけ出席した（プログラムはこちらから）。その最後に、前回取り上げたクリルスキーさんが話していた。タイトルは、 « HLA, soi et non-soi : une perspective systémique » （HLA、自己と非自己：システムとしての視点）。<br/>
<br/>
彼は現在コレージュ・ド・フランス教授だが、その活動範囲は広く、シンガポールの研究所の責任者でもある。シンガポールではヒトを対象にして免疫系をシステムとして捉える試みをしているという。大量のデータを集め、それを数学者と共同で解析しようということだろうか。印象に残ったところを思いつくまま書き出してみたい。<br/>
<br/>
１） 免疫系の自己を規定している分子について、エピステモロジーの観点から二つの問題が見える。一つは自己同一性（アイデンティティ）、二つ目は単一性（個々のユニークさ）で、それぞれについて哲学的な問い掛けができる。<br/>
<br/>
２） 自己と非自己の識別に関しては、まず自分と自分とは違う異質なものという古典的な見方がある。第二には、胸腺の中で何が自己であるのかを免疫系に教育が施されるが、その時にこれが自己であるとしてT細胞に示されるペプチド（自己の構成成分）の種類が人により異なっている。個体を特徴づける自己ペプチドのカタログが自己・非自己の識別に関わるとする見方ができる。第三に注意しなければならないのは、自己と非自己の識別の曖昧さである。それは質的にも量的にも見られるが、自己ペプチドのレパートリーがT細胞レセプター数を上回っているので、ひとつのレセプターが多くの抗原を認識する交差反応が起こることである。<br/>
<br/>
３） 免疫系をシステムとして見た場合、いくつかの特徴が見えてくる。一つはローバストネスで、免疫系に起こる間違い、機能低下、不正確さと外界の予想できない変化にも拘らず、それほど問題なく機能するという特徴である。もうひとつは、部分の要素そのものより各要素間の関係が重要で、全体としての潜在能力とでも言うべきものである。個人によりHLA、自己ペプチドの種類、T細胞レセプターなどが異なっている免疫系ではあるが、例えばワクチン接種に対して一様の反応を示すように、比較的良く機能している。これは要素の違いを超えてT細胞の反応閾値の調節が行われている可能性を示唆している。<br/>
<br/>
４） これらのことは、免疫系やその異常に対する見方に変更を迫るものである。例えば、自己免疫病をシステムの構成要素の異常として捉えるのではなく、ローバストネスやそこに関与する品質管理の失調と見る必要があるだろう。自己免疫病などの免疫病がなかなか解決されない一つの理由は、病気をシステム全体の調節異常として捉えるホリスティックな視点がなかったためかも知れない。<br/>
<br/>
ただ、このようなアプローチがどれだけ具体的な成果をあげるのか。例えば、シドニー・ブレナーさんなどは、いわゆるシステム生物学に批判的で、このやり方で成功を収めることはできないと主張している。今後の動向を見守りたい。<br/>
<br/>

        ]]></content> 
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    <title>フィリップ・クリルスキー著 「利他主義のとき」　" Le Temps de l'altruisme " de Philippe Kourilsky</title>  
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    <issued>2010-01-03T16:12:00+09:00</issued>  
    <modified>2010-05-14T20:26:09+09:00</modified>  
    <created>2010-01-04T00:12:30+09:00</created>  
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    <content type="html"><![CDATA[ 
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201001/04/31/b0104831_0121663.jpg" border="0" width="500" height="500"/></center><br/>
あけけましておめでとうございます。<br/>
今年もよろしくお願いいたします。<br/>
<br/>
2000年から2005年までパスツール研究所の所長を務め、現在コレージュ・ド・フランスの教授を務めるフィリップ・クリルスキー (Philippe Kourilsky) さんが昨年上の写真にある本を出しました。写真をクリックしていただくと、本の情報に辿り着きます。この本の序文を書いているアマルティア・セン教授は、科学を超えて倫理の視点も交えながら世界の現状を思索した本として高く評価しています。これからの世界の問題は科学だけでは解決が難しく、どうしても哲学や倫理といった文系の知が不可欠になると考えている者にとって、興味を持って読めそうな本だと思っています。機会を見て、紹介できればと考えています。<br/>
<br/>
<br/>
<br/>

        ]]></content> 
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    <title>ウイルスは生きているか？　Les virus, vivants ?</title>  
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    <issued>2009-02-22T21:42:00+09:00</issued>  
    <modified>2009-10-04T05:06:47+09:00</modified>  
    <created>2009-02-23T05:46:36+09:00</created>  
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      <name>paul-IP</name> 
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200902/23/31/b0104831_543364.jpg" border="0" width="500" height="334"/></center> D.R.　Le Mimivirus, ou "virus imitant un microbe", dépasse en taille certaines bactéries.<br/>
<br/>
Les manuels scolaires l'assènent volontiers : les virus n'ont pas le privilège de la vie. Certes, ils disposent d'un génome. Mais, à la différence des organismes cellulaires (plantes, bactéries, animaux, etc.), ils sont incapables de le répliquer hors de la cellule qu'ils infectent. Ce "parasitisme absolu" les exclurait de la vie, les confinerait au statut d'"entités biologiques", minuscules sacs de gènes agrégés au hasard des hôtes rencontrés... Mais, depuis peu, les découvertes s'accumulent qui semblent faire aux virus - au moins à certains d'entre eux - une place à part entière sur l'arbre du vivant.<br/>
<br/>
学校の教科書ははっきりとウイルスには生命としての特徴がないと言っている。もちろん、ゲノムはある。しかし、植物、細菌、動物のような細胞生物とは異なり、感染した細胞の外では複製ができない。この 「絶対的寄生性」 によってウイルスは生命から除外され、「生物学的存在」、出会った宿主でランダムに凝集する遺伝子の入った小さな袋などと矮小化される。しかし最近、生命樹において少なくともあるウイルスに特別の位置を与えるような発見が積み重なっている。<br/>
<br/>
La première grande remise en question remonte à mars 2003. Des chercheurs français de l'Unité des rickettsies et pathogènes émergents (CNRS, université de la Méditerranée) décrivent alors, dans la revue Science, un virus gigantesque découvert dix ans plus tôt, infectant des amibes, dans le système de climatisation de l'hôpital de Bradford (Royaume-Uni). Entre sa découverte et sa caractérisation, son inventeur, le Britannique Tom Rowbotham, l'avait confondu avec une bactérie, eu égard à ses dimensions imposantes (de l'ordre du micron). D'où son nom de baptême : Mimivirus (Mimicking Microbe Virus, ou "virus imitant un microbe")..<br/>
<br/>
最初にこの問題が問い直されたのは2003年3月に遡る。地中海大学リケッチャ・新興性病原体ユニットのフランス人研究者が10年前にイギリスのブラッドフォードの病院の空調システムで発見されたアメーバに感染する巨大なウイルスについてScience誌に発表した。その発見と解析の間、最初に見つけたイギリス人トム・ローボータンはそのサイズがミクロン単位であったことから細菌と混同していた。そこから微生物を模倣するウイルスという意味 (mimicking microbe virus) のミミウイルスという名前が付けられた。<br/>
<br/>
Un an plus tard, le séquençage du génome de la bestiole jette plus encore le trouble : il se révèle long de plus d'un million de paires de bases, quand la majorité des virus n'en alignent qu'une dizaine de milliers. Non seulement Mimivirus est plus volumineux que bon nombre de bactéries, mais son génome, composé d'un millier de gènes, n'a rien à leur envier. Il possède en outre les neuf gènes communs à tous les gros virus à ADN, attestant l'existence d'un ancêtre unique, ayant sans doute existé il y a plus de trois milliards d'années, à cette famille virale. A bien des égards, la découverte de Mimivirus est si déconcertante que bon nombre de biologistes se posent la question du caractère accidentel de ce virus si inattendu...<br/>
<br/>
一年後、そのゲノムのシークエンスはさらなる問題を投げかける。大部分のウイルスが数万の塩基しか持たないのに、このウイルスは100万以上の塩基対を持っていることが明らかになったからである。ミミウイルスが多数の細菌より大きいだけではなく、そのゲノムも細菌に劣らないのである。その他、ミミウイルスはすべての大型DNAウイルスに共通する9つの遺伝子を持っていることから、30億年以上前に存在していたこのウイルス属の先祖があることを示している。多くの点でミミウイルスの発見は意表を突くもので、多くの生物学者がこのウイルスの予想もしないような特徴について自問している。<br/>
<br/>
La métagénomique, qui consiste à séquencer massivement tout le matériel génétique d'un milieu, leur a donné tort. "Depuis la description de Mimivirus, nous avons découvert en réanalysant les données de métagénomique, que les virus appartenant à sa famille (les mimiviridae) sont extrêmement abondants dans la nature, explique Jean-Michel Claverie, chercheur (CNRS) au laboratoire Information génomique et structurale, coauteur du séquençage de Mimivirus. Il y a environ un million de particules virales dans un millilitre (ml) d'eau de mer - jusqu'à un milliard dans les zones côtières -, dont environ un tiers est sans doute très proche de Mimivirus." C'est, en tout cas, ce que suggère l'abondance de certaines séquences génétiques, caractéristiques des mimiviridae, dans l'océan.<br/>
<br/>
ある環境の中の遺伝物質すべてを大規模に解析するメタゲノミクスによっても誤りが明らかになった。「ミミウイルスが記載されて以来、われわれはメタゲノミクスのデータを解析し直し、ミミウイルス属に属するウイルスが自然には非常に多いことを発見しました。海水1 ml 中には約100万 （沿岸部では10億にまで至る） のウイルス粒子があり、その約3分の1はミミウイルスに非常に近いのです」とミミウイルスの遺伝子配列解析の共著者であるゲノム・構造情報研究室の研究者ジャン・ミシェル・クラヴリー (CNRS) は語る。いずれにせよ、これは大洋にミミウイルス属の特徴を持つ遺伝子配列が溢れていることを示している。<br/>
<br/>
Les virus géants sont donc partout, ou presque. Et ce bien que leur existence même ait été ignorée jusque très récemment. La raison en est simple : "Depuis le milieu du XIXe siècle, on a toujours détecté les virus en les faisant passer par des filtres de plus en plus petits, explique M. Claverie. Les gros virus restaient donc bloqués avec les bactéries et n'étaient pas identifiés." On ne trouve jamais, dit-on, que ce que l'on cherche.<br/>
<br/>
したがって、巨大ウイルスはほとんどあらゆるところに存在しているが、つい最近までその存在さえ知られていなかった。理由は簡単である。「19世紀以来、ウイルスは常にどんどん細かなフィルタを通して検出されていました。したがって、大きなウイルスは細菌とともに除外されたままで、同定には至らなかったのです」 とクラヴリー氏は説明する。この方法では求めるもの以外は決して見つからないのだ。<br/>
<br/>
Tout récemment, dans le système de climatisation des Halles, à Paris, l'équipe de Didier Raoult (unité des rickettsies et pathogènes émergents), l'un des pères de Mimivirus, a trouvé un tout proche cousin du virus géant - plaisamment baptisé Mamavirus. Plus gros encore que son prédécesseur, sa séquence génétique devrait être publiée dans l'année. Mais surtout, avec lui, une découverte publiée fin 2008 dans Nature, qui sème un peu plus le doute sur le caractère présumé inerte de ces "poisons" (virus en latin). Car cette fois, avec l'énorme Mamavirus, les chercheurs identifient un petit virus-satellite, baptisé Spoutnik, qui a cette singularité d'infecter Mamavirus, lorsque celui-ci a lui-même infecté l'amibe qui lui sert d'hôte... comme un emboîtement de poupées russes.<br/>
<br/>
最近、ミミウイルスの父の一人とされるディディエ・ラウール（リケッチャ・新興性病原体ユニット）のグループがパリのレ・アールの空調システムにママウイルスと名付けられるほど巨大なウイルスの仲間を発見した。以前のものよりさらに巨大で、その遺伝子配列は年内に発表されるはずである。しかし、特に2008年末に Nature に発表された発見は、これらの毒 （ウイルスの由来となったラテン語の意味）が無害であるとすることに疑いを差し挟むものである。なぜなら今回巨大なママウイルスとともにスプートニクと名付けられた小型の衛星ウイルスを発見したからである。このウイルスはママウイルスが宿主となるアメーバに感染する時にママウイルスに感染するという特徴を持っている。あたかもマトリョーシカ人形のように。<br/>
<br/>
"Lorsque Mimivirus ou les membres de sa famille infectent une cellule vivante, ils y créent, en exprimant leur génome, une "usine à virus" qui ressemble beaucoup à un noyau secondaire, explique Jean-Michel Claverie. Le fait que ce "noyau secondaire" puisse être à son tour infecté par un autre virus montre à quel point il ressemble à un noyau cellulaire classique !" "Les virus ont longtemps été confondus avec leur virion", renchérit le microbiologiste Patrick Forterre (Institut Pasteur, université Paris-XI), évoquant la particule virale qui pénètre dans la cellule vivante pour y installer le virus proprement dit et lui permettre de s'y répliquer... "Un peu comme si on confondait l'homme avec son spermatozoïde !", décrypte Jean-Michel Claverie, qui va jusqu'à comparer la pénétration du virion dans une cellule pour y exprimer ses gènes, à un cycle sexuel...<br/>
<br/>
「ミミウイルスやその仲間が生細胞に感染すると、自らの遺伝子を発現してそこに第二の核のように見えるウイルス工場を作ります。この第二の核が他のウイルスに感染され得るということは、それが古典的な核にそれほど似ていることを意味しています」 と語るのはジャン・ミシェル・クラヴリー。「ウイルスは長い間ウイルス粒子（ビリオン）と混同されてきたのです」と強調するのは微生物学者のパトリック・フォルテール（パスツール研究所、パリ第11大学）。「丁度人間と精子を混同するのに少し似ています」とはジャン・ミシェル・クラヴリー。彼は遺伝子を発現するためにウイルス粒子が細胞に侵入することは性周期にも喩えられるとまで言う。<br/>
<br/>
Un virus infecté par un autre virus. Il est tentant de résumer cette étrangeté par une formule : "Puisqu'ils peuvent être malades, c'est donc que les virus sont vivants." La découverte de Spoutnik replace surtout les virus dans un nouveau schéma d'évolution. "Ils ont toujours été conçus comme étant seulement sélectionnés par leurs proies alors que les "organismes vivants" sont sélectionnés par leur proie et leur prédateur, dit Didier Raoult. L'existence de Spoutnik montre que les virus peuvent, eux aussi, être pris entre la proie qu'ils exploitent et le virus qui les attaque..."<br/>
<br/>
他のウイルスに感染されるウイルス。この奇妙さをこうまとめたくなる。「病気になり得るのだから、ウイルスは生きている」。スプートニクの発見により、ウイルスを進化の新たなスキームに入れ直すことになる。ディディエ・ラオールは語る。「ウイルスはこれまでその獲物によってのみ淘汰され、生物はその獲物と外敵により淘汰されると看做されてきた。スプートニクの存在は、ウイルスもまた獲物とウイルスを攻撃するウイルスの間にあることを示している」<br/>
<br/>
Les virus sont-ils vivants ? Pour répondre, il faut en passer par une autre question : qu'est ce que la vie ? Pour Didier Raoult, "ce n'est pas une question de biologie, mais plutôt de sémantique ou de théologie". D'autant, ajoute-t-il en substance, que les progrès de la métagénomique nous donnent la mesure de notre ignorance : la majorité des gènes identifiés dans la nature ne se rattachent à rien de décrit. "Comment définir un champ dont on ignore encore toute l'étendue ?", interroge M. Raoult. Patrick Forterre propose une définition simple : "On peut commencer à parler de vie lorsque les mécanismes de la sélection darwinienne s'appliquent." Or, rappelle-t-il, "les virus y sont soumis..."<br/>
<br/>
ウイルスは生きているのか。この問に答えるためには、生命とは何か、というもう一つの疑問を通過しなければならない。ディディエ・ラオールは 「それは生物学の問ではない。むしろ、意味論や神学の問になる」 と考えている。メタゲノミクスの進歩によりわれわれの無知がどの程度のものかが明らかにされた。自然界で同定されている遺伝子の大部分は解明されていない。「その全貌を知らない領域についてどのように定義するのでしょうか」 とラオール氏は問いかける。パトリック・フォルテールは単純な定義を提唱する。「ダーウィンの選択機構が働く時に生命と言うことができるのではないか。そしてウイルスはその機構のもとにある・・・」<br/>
<br/>
Stéphane Foucart<br/>
<br/>
LE MONDE | 20.02.09 | 16h20  •  Mis à jour le 20.02.09 | 19h51<br/>
<br/>

        ]]></content> 
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    <title>転移の機構　La mécanique des métastases</title>  
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    <issued>2009-01-11T11:27:00+09:00</issued>  
    <modified>2009-01-12T19:10:57+09:00</modified>  
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    <content type="html"><![CDATA[ 
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200901/12/31/b0104831_19102246.jpg" border="0" width="302" height="389"/></center><br/>
Robert Weinberg, professeur de biologie au Massachusetts Institute of Technology (MIT), est mondialement connu pour ses recherches sur le cancer. Il a notamment découvert le premier oncogène humain - un gène provoquant la transformation tumorale d'une cellule normale - et le premier gène suppresseur de tumeur. Son laboratoire au Whitehead Institute (Cambridge, Etats-Unis) travaille sur les interactions entre cellules à l'origine des cancers et sur les processus par lesquels les cellules cancéreuses envahissent d'autres tissus et métastasent. Alors qu'un gène favorisant les métastases dans certains cancers du sein vient d'être découvert, il décrit l'écologie cellulaire qui rend les tumeurs envahissantes.<br/>
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MIT の生物学教授、ロバート・ワインバーグ氏はがん研究で世界的に有名である。特に、ヒトがん遺伝子（正常細胞をがん化させる遺伝子）とがん抑制遺伝子を最初に発見している。アメリカのケンブリッジにあるホワイトヘッド研究所の彼の研究室では、がんの原因になっている細胞間の相互作用やがん細胞が他の組織へ侵襲し転移する過程について研究している。乳がんの転移を促進する遺伝子が発見されたところで、腫瘍が侵襲性を獲得する細胞のエコロジーを解明している。<br/>
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Sait-on par quels mécanismes un cancer s'étend ?<br/>
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Aujourd'hui, nous avons une assez bonne idée de la manière dont des cellules normales donnent une tumeur primitive. Au moins cinq voies de signalisation sont perturbées à l'intérieur d'une cellule normale quand celle-ci se transforme en cellule cancéreuse. En revanche, c'est un processus extrêmement complexe qui rend des cellules d'une tumeur primitive capables de devenir invasives et de donner des métastases à distance dans des tissus de nature différente. Or 99 % des décès par cancer sont dus aux métastases.<br/>
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どのようなメカニズムでがんが広がるのか分かっているのでしょうか。<br/>
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現在では正常細胞がそのようにして最初のがんになるのかについて、かなり分かっています。正常細胞ががん細胞になる時には、少なくとも5つの細胞内の情報伝達系が障害されています。一方、そのがん細胞が侵襲性を得て性質の異なる離れた組織に転移できるようになるのは非常に複雑な過程であることです。がんによる死亡例の99％は転移によっているのです。<br/>
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Que faut-il pour qu'un cancer donne des métastases ?<br/>
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L'invasion d'un tissu à distance du site de la tumeur primitive résulte d'une série d'événements que l'on appelle la cascade de la métastase. La cellule cancéreuse doit avoir une capacité d'envahissement local, puis elle doit passer dans la circulation sanguine. Par ce biais, elle migre vers un site à distance de son point de départ. Elle doit ensuite pénétrer dans cet autre tissu où se formeront des micrométastases. Ces dernières donnent ensuite des macrométastases, reflet d'un processus que l'on qualifie de colonisation. Cela requiert donc beaucoup de compétences pour la cellule qui doit parcourir toute cette cascade, qui est quelquefois inefficace : dans les cancers du sein, il peut y avoir 100 ou 1 000 micrométastases dans la moelle osseuse, mais dans 50 % des cas, il n'y aura pas de macrométastase.<br/>
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がんが転移するためには何が必要になりますか。<br/>
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原発部位から離れた組織への侵襲は、転移のカスケードと呼ばれる一連の出来事によっています。がん細胞が局所での侵襲能力を得た後、血液中に入らなければなりません。これによってがん細胞は最初の場所から離れたところに移動します。それから他の組織に侵入し微小転移を形成することになります。それがコロニー形成過程の反映である臨床的に診断可能な転移になります。このようにがん細胞がこれらすべてのカスケードを通過するためには多くのものが要求され、しばしば不完全に終わります。たとえば、乳がんでは骨髄に100や1000の微小転移が起こりえますが、半分の例では臨床的な転移にはなりません。<br/>
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Commençons par le commencement : comment une cellule cancéreuse s'échappe-t-elle de la tumeur ?<br/>
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Les cellules des cancers très agressifs expriment certains facteurs de transcription (protéines indispensables au déclenchement ou à la régulation de la transcription des parties codantes de l'ADN en ARN). Ces facteurs sont normalement exprimés chez l'embryon au moment où ses cellules doivent migrer pour donner différents types cellulaires. Cette conversion s'appelle la transition épithélium-mésenchyme (TEM).<br/>
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La très grande majorité des cancers se développe à partir de l'épithélium (tissus de revêtement). On les appelle dans ce cas les carcinomes. Mais au départ les cellules épithéliales sont incapables de migrer et d'envahir un autre tissu. C'est par l'activation de la TEM qu'elles acquièrent les caractéristiques des cellules mésenchymateuses (tissus de soutien des organes) leur permettant de devenir invasives et de donner des métastases. Il y a la résurrection d'un programme existant chez l'embryon, également à l'oeuvre plus tard, mais seulement de manière transitoire, dans les processus de cicatrisation.<br/>
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まず最初から始めましょう。どのようにしてがん細胞が腫瘍から離れるのでしょうか。<br/>
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非常に侵襲性の高いがん細胞はいくつかの転写因子（DNA や RNA の転写を開始するのに不可欠なタンパク）を発現しています。これらの因子は正常の状態では異なる細胞型をつくるために細胞の移動が必要になる胎児期に発現しています。この過程は上皮間葉移行と呼ばれています。<br/>
<br/>
大部分のがんは上皮から発生します。それを癌腫と言います。最初は上皮性の細胞は他の組織に移動し侵襲できません。それが間葉系の性質を獲得し、侵襲性を増し転移するようになるのはこの上皮間葉移行の活性化によっています。胎児期に存在したプログラムの復活になりますが、同様にその後に一時的なものではありますが瘢痕化の過程で見られます。<br/>
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Cela veut-il dire qu'elles sont devenues d'authentiques cellules mésenchymateuses ?<br/>
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Non. Elles acquièrent des propriétés des cellules mésenchymateuses, mais aussi beaucoup de celles des cellules souches, qui ont la capacité de s'autorenouveler. Cette transition est donc cruciale.<br/>
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つまり、がん細胞が真の間葉系細胞になるということでしょうか。<br/>
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いいえ。間葉系細胞の特徴は獲得しますが、多数の幹細胞もあり自らの性質を再生します。そのため、この移行が決定的なのです。<br/>
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Qu'est-ce qui déclenche la TEM ?<br/>
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La mise en action de ce programme résulte de l'expression de certains facteurs de transcription. Ceux-ci ont été préalablement activés par des signaux qui peuvent provenir des gènes mutés dans le génome des cellules cancéreuses, mais aussi des cellules non cancéreuses environnantes du tissu conjonctif, ce que l'on appelle le stroma. Ces cellules non cancéreuses sont recrutées par les cellules cancéreuses ayant migré, par exemple pour former des néovaisseaux, indispensables à la croissance de la tumeur. Quand les cellules cancéreuses arrivent, le stroma devient réactif. Ses cellules renvoient des signaux aux cellules cancéreuses qui les ont recrutées.<br/>
<br/>
上皮間葉移行を引き起こすのは何でしょうか。<br/>
<br/>
このプログラムを動かすのは、いくつかの転写因子の発現です。これらの転写因子は、がん細胞のゲノムで変異を起こした遺伝子や間質細胞と呼ばれる結合組織の非がん細胞からのシグナルであらかじめ活性化されています。この非がん細胞は移動したがん細胞によって、例えば腫瘍の増殖に必須な新たな血管形成のために動員されます。がん細胞がやってくると間質が反応し、その細胞を動員したがん細胞にシグナルを送るのです。<br/>
<br/>
Quel lien existe-t-il entre la TEM et l'acquisition de caractéristiques des cellules souches ?<br/>
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Il y a une association entre les deux, mais elle semble exister aussi bien pour les cellules devenues cancéreuses que pour les cellules épithéliales normales. Les cellules souches et les cellules cancéreuses partagent beaucoup d'analogies. On retrouve des cellules souches au sein des tumeurs, mais nous ne savons pas encore à quel moment elles y apparaissent. Les cellules souches épithéliales normales possèdent aussi beaucoup des attributs des cellules mésenchymateuses.<br/>
<br/>
上皮間質移行と幹細胞の特徴を獲得することとの間にどのような関係があるのでしょうか。<br/>
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この二つの間には関連がありますが、その関連は正常上皮細胞と同様にがん化した細胞についても存在するようです。幹細胞とがん細胞は多くの共通点を持っています。腫瘍の中に幹細胞がありますが、いつそれが現れるのかについては不明です。正常上皮の幹細胞は間葉系細胞と多くの共通の性質を持っています。<br/>
<br/>
Faut-il rediriger les stratégies thérapeutiques vers les cellules souches présentes dans les tumeurs ?<br/>
<br/>
Nous n'avons pas, à l'heure actuelle, de bons agents pour tuer les cellules souches cancéreuses. Peut-être que, lorsque nous parvenons à réduire la taille d'une tumeur, il reste des cellules souches tumorales à partir desquelles le cancer peut redémarrer... Un traitement des leucémies par un anticorps monoclonal comme l'imatinib (commercialisé sous le nom de Glivec) élimine la plupart des cellules cancéreuses, mais laisse derrière lui les cellules souches. Même s'il prolonge beaucoup la vie, il ne guérit pas la leucémie. L'objectif est alors de maintenir la maladie sous contrôle.<br/>
<br/>
腫瘍中にある幹細胞に対して治療の戦略を向け直すべきなのでしょうか。<br/>
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現時点ではがんの幹細胞を殺すよい方法がありません。おそらく、腫瘍の大きさを減少させた時にも腫瘍の幹細胞は残っていて、そこからがんが再び動き出すのかもしれません。イマティニブ（商品名グリヴェック）のようなモノクローナル抗体による白血病の治療は大部分のがん細胞をやつけるのですが、幹細胞を残したままなのです。寿命は延びるのですが、白血病は治癒していません。したがって、目的は病気をコントロールした状態に置くことになります。<br/>
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Peut-on imaginer prévenir la formation des métastases ?<br/>
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C'est compliqué. On risque de fermer la porte de la grange une fois que la vache est sortie. Cependant, les cellules métastatiques sont très semblables à celles du cancer primitif. Les cellules des métastases d'un carcinome ressemblent à des cellules épithéliales. Cela laisse penser que la TEM serait probablement un phénomène réversible : la cellule retrouverait certaines de ses caractéristiques de départ lorsqu'elle ne reçoit plus les signaux qui ont induit la TEM. Il y avait un dogme qui voulait que, pour comprendre une cellule cancéreuse, il fallait regarder ses gènes. Nous savons à présent qu'il faut élargir la vision aux signaux qu'elle reçoit de son environnement.<br/>
<br/>
転移形成を予知することは将来可能でしょうか。<br/>
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それは一筋縄ではいきません。牛が一旦出た後に納屋の扉を閉めることになりかねません。しかし、転移する細胞は原発のがん細胞とよく似ています。癌腫の転移細胞は上皮細胞と似ています。上皮間質移行はおそらく可逆的な現象ではないかと想像できます。上皮間質移行を誘導するシグナルを最早受容しない場合、細胞は元の細胞のいくつかの特徴を回復するのでしょう。がん細胞を理解するためには、その遺伝子を見なければならないというドグマがありました。現時点で我々が知っていることは、がん細胞が環境から受け取るシグナルにまで視野を広げなければならないということです。<br/>
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LE MONDE | 10.01.09 | 14h22  •  Mis à jour le 10.01.09 | 14h22 <br/>
Propos recueillis par Paul Benkimoun<br/>
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        ]]></content> 
  </entry>  
  <entry> 
    <title>エイズワクチンへの長い道のり　Sida : "Le vaccin sera encore long à trouver"</title>  
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ipcdp.exblog.jp/9967515/"/>  
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    <issued>2008-12-01T20:18:00+09:00</issued>  
    <modified>2008-12-07T02:21:05+09:00</modified>  
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200812/02/31/b0104831_224462.jpg" border="0" width="267" height="178"/></center>Jean-François Delfraissy, directeur de l'Agence nationale de recherche sur le sida (ANRS), en juillet 2008 à Paris. (FP/PIERRE VERDY)<br/>
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<br/>
Dans un "chat" au Monde.fr, lundi 1er décembre, Jean-François Delfraissy estime qu'on peut espérer, "pour les patients, une simplification des traitements, avec moins de comprimés à prendre, et des médicaments mieux tolérés".<br/>
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ルモンドでのチャットで国立エイズ研究庁のディレクターであるジャン・フランソワ・デルフレシー氏は、患者さんにとってより少なくて済み、副作用の少ない薬剤による治療の簡素化の可能性を語っている。<br/>
<br/>
lala : Quelles ont été les grandes avancées les plus récentes apportées par la recherche ?<br/>
<br/>
Jean-François Delfraissy : La découverte de nouveaux antirétroviraux, en particulier deux nouvelles familles : les inhibiteurs de l'intégrase et les inhibiteurs d'entrée du virus dans les cellules. Il y a une recherche très active sur les antirétroviraux, avec actuellement 27 molécules disponibles. La combinaison des nouveaux antirétroviraux permet de traiter les patients en échec thérapeutique sévère et dont le virus était devenu multirésistant.<br/>
<br/>
l : 研究によってもたらされた最も新しい進展はどのようなものでしたか。<br/>
<br/>
JFD : 二種類の新しい抗レトロウイルス剤の発見があります。一つはインテグラーぜの抑制剤でもう一つはウイルスが細胞に侵入するところを抑える薬剤です。この分野の研究は非常に活発で、現在27種の分子があります。治療がうまく行かず、ウイルスが薬剤耐性になっているような患者について、これらの新しい薬剤の組み合わせが検討可能になります。<br/>
<br/>
Delphine : A-t-on renoncé à trouver un vaccin ?<br/>
<br/>
Jean-François Delfraissy : Non, mais ça va être très difficile. Trouver un vaccin est une priorité absolue en raison des 2,5 millions de nouvelles contaminations. En 2008 nous avons eu l'échec d'un vaccin sur un essai de prévention portant sur plusieurs milliers de personnes. Le groupe des personnes vaccinées n'a pas été protégé.<br/>
<br/>
Toutes les équipes impliquées dans le vaccin au niveau international ont donc décidé de revenir encore plus à la recherche fondamentale et de comprendre les premières étapes d'interaction entre le virus et le système immunitaire. Le vaccin sera donc encore long à trouver.<br/>
<br/>
D : ワクチン開発は断念したのですか。<br/>
<br/>
JFD : いいえ。しかし、それは非常に難しいものになるでしょう。250万人の新しい感染者がいる状況ではワクチン開発の優先度は絶対的なものです。2008年に試みたワクチンには予防効果はありませんでした。ワクチン接種グループの感染は予防できませんでした。<br/>
<br/>
WILL : La complexite du virus, notamment sa mutation au cours des années, fait dire à certains medecins qu'il est quasi impossible de trouver un vaccin pour les différentes étapes du virus. Que doit-on en penser ?<br/>
<br/>
Jean-François Delfraissy : La difficulté du vaccin contre le sida est liée à deux aspects : c'est un virus qui mute beaucoup, et c'est un virus qui interfère directement avec le système immunitaire, normalement fait pour donner une bonne réponse vaccinale. Il faut donc qu'on comprenne mieux les toutes premières étapes de l'interaction entre le virus ou des protéines vaccinales et le système immunitaire.<br/>
<br/>
Un élément intéressant est l'existence de patients appelés les "contrôleurs du virus"  qui sont infectés, mais qui contrôlent parfaitement bien la multiplication du virus, qui est chez eux indétectable. Beaucoup d'études sont actuellement en cours chez ces patients, qui sont rares - moins de 300 en France - pour comprendre les mécanismes qui leur permettent ce contrôle viral. On peut imaginer que la mise en évidence de ces mécanismes, avec un éventuel contrôle génétique, permette de donner des pistes pour le vaccin.<br/>
<br/>
W : エイズウイルスの複雑さ、特に経過における変異を考えると、各段階に対応したワクチンの開発はほとんど不可能だという医者もいますが、どう思いますか。<br/>
<br/>
JFD : エイズワクチン開発の難しさは2つの側面と関連があります。一つはよく変異するウイルスであること、もう一つはワクチンに対する反応などを制御している免疫系を直接阻害するウイルスだということです。したがって、ウイルスあるいはワクチン蛋白と免疫系との反応の初期に起こるすべての段階をよりよく理解する必要があります。<br/>
<br/>
興味ある点は、ウイルスに感染していながらウイルスの増殖を完全に抑え、全くウイルスが検出できない「HIVコントローラ」と呼ばれる患者の存在です。フランスでは300人以下しかいない彼らについて、ウイルスをコントロールするメカニズムを理解するために現在多くの研究が進行中です。このメカニズムが解明され、遺伝子レベルでの制御ができるとワクチンの可能性も考えられます。<br/>
<br/>
Isa : Sur quoi faut-il continuer à chercher ?<br/>
<br/>
Jean-François Delfraissy : Les personnes qui sont traitées par les antirétroviraux ont toujours du virus. Les traitements n'éliminent pas le virus. Quand on arrête le traitement, la multiplication du virus repart en quelques jours. Sous traitement, le virus est caché sous forme de réservoir. Il est donc essentiel de trouver de nouveaux médicaments capables d'attaquer le réservoir viral.<br/>
<br/>
I : 何について研究を続けなければならないでしょうか。<br/>
<br/>
JFD : 抗レトロウイルス剤で治療されている人は常にウイルスを持っています。治療がウイルスを一掃しないのです。治療を止めると数日でウイルスの増殖が始ります。治療をするとウイルスがレザヴォアの中に隠されます。したがって、ウイルスのレザヴォアを攻撃する新たな薬剤の発見が重要になります。<br/>
<br/>
RENAUD : Quels sont les progrès attendus/espérés dans le traitement des personnes séropositives dans les 2/3 ans à venir ?<br/>
<br/>
Jean-François Delfraissy : Pour les patients, simplification des traitements, avec moins de comprimés à prendre, des médicaments mieux tolérés, et peut-être des médicaments qui pourraient être pris uniquement une fois par semaine, par exemple.<br/>
<br/>
R : ここ2－3年で抗体陽性者の治療に望まれる進歩とはどのようなものでしょうか。<br/>
<br/>
JFD : 患者さんにとっては治療の簡素化です。より少なくて済み、副作用の少ない薬剤、例えば週に一度だけの摂取でよい薬剤などによる治療です。<br/>
<br/>
nick : Puisque la majorité des transmissions a lieu lors de rapports non protégés, envisagez vous la vente d'un test portable à utiliser sur le moment?<br/>
<br/>
Jean-François Delfraissy : Il existe des tests dits rapides qui ont deux particularités : ils ne nécessitent pas de prise de sang et uniquement une piqûre au bout du doigt ; le résultat du test est donné en 30 minutes environ. Ces tests rapides doivent être considérés comme un outil pour proposer, en dehors des hôpitaux, en dehors des structures de soins, un dépistage plus accessible.<br/>
<br/>
Le dépistage par autotest à la maison n'est pas recommandé, en raison des conséquences psychologiques qu'il pourrait y avoir au moment d'un résultat positif. Les tests rapides disponibles sur Internet ne sont pas tous fiables et ne sont pas recommandés.<br/>
<br/>
n : 大部分の感染が防護されていない接触で起こるので、その場で使用可能な簡便テストの販売を考えていますか。<br/>
<br/>
JFD : 二つの特徴を持った迅速テストはあります。採血の必要がなく指先の穿刺だけでよいもので、結果が30分程度で出るものです。これらの迅速テストは病院や医療組織外での検診用に考えられています。<br/>
<br/>
家庭での自己診断による検診は、それが陽性だった時に起こりうる心理的な結末を考えて推奨されていません。インターネットで手に入る迅速テストはすべてが信頼に足りるものでもありませんし、推奨もされません。<br/>
<br/>
Fred : Compte tenu des sommes en jeu pour développer les traitements, ne conviendrait-il pas de se fixer des priorités dans les populations visées ? Faut-il traiter tout le monde ?<br/>
<br/>
Jean-François Delfraissy : Un effort considérable a été fait pour l'accès aux médicaments dans les pays du Sud. 3,5 millions de personnes reçoivent actuellement des antirétroviraux génériques qui sont 100 fois moins chers que les médicaments au Nord.<br/>
<br/>
La priorité s'adresse pour l'instant aux patients les plus avancés, et 10 millions de personnes devraient être traitées dans l'année qui vient. Ce qui ne sera probablement pas réalisable. La priorité pour l'instant demeure donc les malades les plus avancés.<br/>
<br/>
F : 治療法開発のために関わる総計を考慮に入れると、対象となる集団で優先順位を決めてしまうのは適当ではないのではないでしょうか。すべての人を治療すべきでしょうか。<br/>
<br/>
JFD : 「南」の国では薬が行き渡るために相当の努力がなされました。「北」の薬に比して100倍安い抗レトロウィルス遺伝子製剤を現在350万人が受け取っています。今のところは最も進行した患者さんに優先権が与えられ、しかも1千万人はこれから治療を受けなければなりません。それは実現がおそらく難しいでしょう。したがって、今のところは優先されるのは最も進行した患者さんのままなのです。<br/>
<br/>
Kate : Dans la lutte contre le sida, y a-t-il des priorités "géographiques"  ?<br/>
<br/>
Jean-François Delfraissy : La priorité géographique est double : d'une part, pour les patients du Nord, poursuivre l'effort pour la prise en charge et la découverte de nouvelles molécules ; au Sud, la majorité des patients sont en Afrique subsaharienne, mais on ne doit pas oublier l'épidémie d'Asie du Sud-Est et, de façon plus récente, en Europe de l'Est.<br/>
<br/>
K : エイズとの戦いにおいて地理的な優先度はありますか。<br/>
<br/>
JFD : 地理的優先度は、「北」の患者さんの場合には看護と新しい治療薬の発見に努力を傾けること、「南」においては大多数の患者さんはサハラ砂漠下のアフリカにいますが、東南アジアやより新しい東ヨーロッパでの感染蔓延を忘れてはいけません。<br/>
<br/>
Rose : La priorité n'est-elle pas à la prévention ? A un dépistage plus large, plus accessible ?<br/>
<br/>
Jean-François Delfraissy : La réponse est oui. Et on ne doit pas opposer prévention et traitement. En France, par exemple, 35 000 personnes environ ne connaissent pas leur séropositivité, et dans le monde, plus de 25 millions de personnes ne connaissent pas non plus leur séropositivité. On doit donc poursuivre les efforts sur le dépistage et les mesures de prévention, les antirétroviraux eux-mêmes pouvant être une prévention.<br/>
<br/>
R : 優先されるべきは予防ではないのでしょうか。より広い範囲のより受けやすい検診などはどうでしょうか。<br/>
<br/>
JFD : 答えはイエスです。予防や治療には反対しないはずです。例えば、フランスでは約3万5千人は抗体の有無を知りませんし、世界レベルではその数が2千5百万人以上になります。したがって、検診や予防の努力を続けなければいけません。抗レトロウィルス剤自体が予防になるわけですから。<br/>
<br/>
stephane : Pensez-vous que l'industrie pharmaceutique s'engage réellement dans la recherche de solutions préventives, étant donne l'énorme potentiel de profit qui existe sur le marché des rétroviraux ?<br/>
<br/>
Jean-François Delfraissy : L'industrie pharmaceutique est un élément essentiel pour la découverte de nouvelles molécules. Elle est également impliquée dans la recherche sur les microbicides. Par ailleurs, les antirétroviraux sont également un nouvel outil possible pour la prévention.<br/>
<br/>
s : レトロウィルスの巨大市場があることで製薬会社が予防に対する研究に本当に関与していると思いますか。<br/>
<br/>
JFD : 製薬会社は新しい分子の発見には欠かせない要素ですし、殺菌剤の研究にも関与しています。他方、抗レトロウィルス剤は予防も可能にする新しい手段になっています。<br/>
<br/>
Skyo62210 : Mais l'Afrique dans tout cela ? Il est bien beau de parler de prévention, mais en Afrique les moyens nécessaire pour le faire n'existe pas, et on a l'impression que nos politiques ne se penchent pas sur le sujet.<br/>
<br/>
Jean-François Delfraissy : Un effort majeur a été fait pour les traitements et la prise en charge au cours des trois dernières années. Et des progrès importants ont été également accomplis dans la prévention. En particulier, il a été montré que la circoncision pouvait réduire le taux de transmission. Et plusieurs essais concernant les microbicides ont été mis en place en Afrique.<br/>
<br/>
S : しかしアフリカはどうでしょうか。予防を語るのはよいのですが、アフリカではそのための方法がありませんし、我々の政策もこの点には向かっていないようです。<br/>
<br/>
JFD : この3年ほどの間、治療や看護のために大きな努力が払われてきました。そして、予防の分野で重要な発展が成されました。特に、割礼が感染率を下げることが明らかにされました。それから殺菌剤についていくつかの試みがアフリカで行われました。<br/>
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<br/>
Chat<br/>
LEMONDE.FR | 28.11.08 | 18h08  •  Mis à jour le 01.12.08 | 11h05<br/>
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        ]]></content> 
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    <title>パトリック・フォルテール博士、微生物を語る　Patrick Forterre parle des microbes</title>  
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    <issued>2008-10-28T18:52:00+09:00</issued>  
    <modified>2008-11-02T20:58:38+09:00</modified>  
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      <name>paul-IP</name> 
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200810/29/74/a0104474_5103213.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center> Dr. Patrick Forterre<br/>
<br/>
フォルテール博士の "Les microbes : amis ou ennemis ?" 「微生物：友か敵か」 という講演会に顔を出す。実は彼の話は二度目である。今年2月にあった 「生命を定義する」 というコロックで初めて聞き興味を持ったが、今回も非常に面白い話になっていた。<br/>
<br/>
彼の話は時間軸が永遠に近いほど長く、生命の歴史性を感じるので気持ちが良い。微生物が友か敵かという二分法では答えが出ないことがわかる。前回も聞いたことだが、目に見える動物、植物、カビの類は恰も地球の主役のような顔をしているが、微生物こそ圧倒的に多いのである。微生物こそ主役で、それ以外は添え物だと今回も主張していた。現に微生物はわれわれの外だけではなく内にも溢れている。外のものはしばしば悪さをするが、内のものは普段はわれわれのためになっている。さらに、微生物がないと気分を晴らしてくれるわれわれ（私）の偶の楽しみも味わえなくなるだろう。植物を合法化でもしないとならないかもしれない。彼らが先に生まれているせいもあるのだろうが、われわれの遺伝子の80％くらいはウイルス由来である。この世界の出来事はその善悪を直ちに決め付けるのではなく、まずあるがままの姿を見て、理解しようとすることが大切なのだろう。<br/>
<br/>
会場は外に向けての講演会だったようで、年配の方が多かった。講演終了後、英語訛りや外国語訛りも混じった質問が続出していた。フォルテールさんの方がこの辺で止めましょうと言って会は終った。<br/>
<br/>
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        ]]></content> 
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  <entry> 
    <title>フランソワーズ・バレ・シヌシ博士のインタビュー　Interview avec Françoise Barré-Sinoussi</title>  
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ipcdp.exblog.jp/9780669/"/>  
    <id>http://ipcdp.exblog.jp/9780669/</id>  
    <issued>2008-10-29T19:31:00+09:00</issued>  
    <modified>2008-10-30T03:31:54+09:00</modified>  
    <created>2008-10-30T03:29:46+09:00</created>  
    <author> 
      <name>paul-IP</name> 
    </author>  
    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200810/30/31/b0104831_3252978.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center> Dr. Françoise Barré-Sinoussi, Prix Nobel 2008<br/>
<br/>
本日、パスツール研究所の図書館で行われた今年のノーベル賞を受賞したバレ・シヌシさんのインタビューに居合わせる幸運に恵まれた。私の目の前で行われたインタビューはノーベル財団のためのもので、数ヵ月後にはノーベル財団のサイトで見ることができるようになるとのことなので、詳細はそちらをご参照いただきたい。<br/>
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<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200810/30/31/b0104831_3261885.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center><br/>
インタビューが始まる前、バレ・シヌシさんはまだ新人なので "very nervous" であると言っていた。インタビューで出ていた質問は次のようなことである。<br/>
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ウイルスとは何か<br/>
レトロウイルスとは何か<br/>
ウィルス学を定義するとどうなるか<br/>
ウイルスの研究のどこが面白いのか<br/>
30年の研究生活は楽しいものだったのか<br/>
どのようなきっかけでエイズの研究に入ることになったのか<br/>
これがエイズの原因だとわかった時の興奮とはどんなものだったのか<br/>
当初世界的に感染が広がると予想していたか<br/>
エイズウイルス発見から20年以上経つがまだ有効なワクチンも開発されていないが何が問題なのか<br/>
アフリカやカンボジア、ベトナムではどのようなことをされているのか<br/>
モンタニエ博士との共同研究はどのようなものだったのか<br/>
ノーベル賞受賞はどのような状況で聞いたのか<br/>
あなたの研究は基礎から臨床へと進んでいった点で満たされるものがあるのではないか<br/>
人を助けていることの喜びとはどのようなものなのか<br/>
<br/>
<br/>
彼女がエイズにレトロウイルスが関係していることを明らかにした時の状態は、興奮というよりいかにして世界を納得させるのかが問題だったので、やることが山のようにあったとのこと。彼女の研究はどこにでもある（ルティーンの）手法で行われたものであること、それから多くの専門の異なる人たちの智慧の結集であること、したがって今回の受賞も二人だけのものではないということを強調していた。<br/>
<br/>
彼女は以前からアフリカやカンボジア、ベトナムで共同研究や研究指導などを行っている。受賞の知らせを聞いたのは、そのカンボジアでのミーティングで発表している時。フランスのラジオ局の人からの電話で知ったそうだが、全く信じられなかったとのこと。エイズウイルスの研究がノーベル賞を貰うとしても自分がその中に入っているとは思っていなかったようである。その後カンボジアの病院を訪ねた時に、若い女性のエイズ患者が彼女にキスをしてこう言ったという。「あなたは本当に素晴らしいことをしてくれました、あなたのお陰で私はこのように治療を受けていますが、まだその恩恵に与っていない人がたくさんいます」。そして、お互い抱き合いながら泣いたらしいが、素晴らしい瞬間だったと数週間前の出来事を語っていた。これは常に病める人のいるところに出かけて行って研究を考えるというパスツールの基本姿勢を実践していることになるのだろう。こういうところにもパスツールの伝統が息づいているという印象を強く持った。<br/>
<br/>

        ]]></content> 
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    <title>パスツールの研究者がノーベル生理学医学賞受賞</title>  
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    <issued>2008-10-06T12:48:00+09:00</issued>  
    <modified>2008-10-06T23:28:21+09:00</modified>  
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
 <br/>
1984年、パスツール研究所の研究室で。©AFP/MICHEL CLEMENT<br/>
リュック・モンタニエ氏（左）とフランソワーズ・バレ・シヌシ氏（右）<br/>
<br/>
エイズウイルスHIV発見の功績により、リュック・モンタニエ氏とフランソワーズ・バレ・シヌシ氏が2008年のノーベル生理学医学賞を受賞した。同時に、ハイデルベルグにあるドイツがんセンターのハラルト・ツアハウゼン氏（Harald zur Hausen: 1936- ）が子宮頸がんの原因になるパピローマウイルスを発見した功績で受賞している。彼の指導を受けた日本人研究者も少なくない。<br/>
<br/>
　Françoise Barré-Sinoussi (1947-) video<br/>
　Luc Montagnier (1932-)<br/>
<br/>
リュック・モンタニエ氏については、別ブログで何度か取り上げているが、バレ・シヌシ氏については今回初めて聞く名前だが、モンタニエ氏と一緒にやりながらHIVの発見に関わり、研究を発展させてきた方と理解している。その分野では有名な方ではないかと想像する。<br/>
<br/>
このウイルス発見についてはアメリカのロバート・ギャロ氏との間でどろどろとした先陣争いが行われた。モンタニエ氏のウイルスをガロ氏が借用して発表したとされる話があったり、時のレーガン大統領とフランスのシラク大統領が政治的解決に出たこともあったが、ノーベル財団はモンタニエ氏のプライオリティをはっきり認めたことになる。おそらく、それは正しい判断ではなかったかと思う。しかもウイルス発見25周年という記念の年に賞を授けるとはノーベル財団も粋な計らいをしたものである。<br/>
<br/>
私もよく顔を出す研究所だが、活気が増しているかもしれない。以下に、ル・モンドの記事から。<br/>
<br/>
<br/>
Le Nobel de médecine décerné à deux Français et un Allemand<br/>
<br/>
ノーベル医学賞が二人のフランス人と一人のドイツ人に授与される<br/>
<br/>
LEMONDE.FR avec AFP | 06.10.08 | 11h55  •  Mis à jour le 06.10.08 | 12h25<br/>
<br/>
Le prix Nobel de médecine 2008 a été attribué, lundi 6 octobre, à l'Allemand Harald zur Hausen et aux Français Françoise Barré-Sinoussi et Luc Montagnier pour leurs travaux séparés sur les virus responsables du cancer de l'utérus et du sida, a annoncé à Stockholm le comité Nobel.<br/>
<br/>
2008年のノーベル医学賞が、10月6日（月）にドイツ人のハラルト・ツアハウゼン氏とフランス人フランソワーズ・バレ・シヌシ、リュック・モンタニエ両氏にそれぞれ子宮ガンのウイルスとエイズウイルスに関する研究で授与されたとノーベル賞選考委員会がストックホルムで発表した。<br/>
<br/>
Les deux chercheurs français ont découvert le virus immunodéficitaire HIV. "La découverte a été essentielle à la compréhension actuelle de la biologie de cette maladie et à son traitement anti-rétroviral", a indiqué le comité Nobel dans son communiqué. M. Zur Hausen a trouvé la cause du cancer de l'utérus, le papillomavirus (VPH), deuxième type de cancer le plus répandu chez les femmes.<br/>
<br/>
フランスの二人の研究者は、免疫不全ウイルスHIVを発見した。「この発見はエイズの生物学を理解するうえで、また抗レトロウイルス治療のためにも必須のものであった」とノーベル賞選考委員会はその声明の中で指摘した。ツアハウゼン氏は女性では2番目に多い子宮ガンの原因であるパピローマウイルスを発見した。<br/>
<br/>
L'année dernière, les Américains Mario Capecchi et Oliver Smithies et le Britannique Martin Evans avaient été récompensés pour leurs découvertes sur le ciblage de gène, base de la biomédecine du XXIe siècle qui a permis des applications multiples dans le domaine thérapeutique telles que les cancers, les maladie d'Alzheimer et de Parkinson. Lors de leurs travaux menés séparément, ils avaient réussi à neutraliser des gènes sur des souris atteintes de maladies similaires à celles de l'homme (mucoviscidose, thalassémie, une maladie sanguine héréditaire répandue) et à réaliser des essais de médicaments.<br/>
<br/>
昨年はアメリカ人マリオ・カペキ、オリヴァー・スミティーズとイギリス人マーティン・エヴァンスが遺伝子を選択的に破壊する技術に関する発見で受賞している。この発見は21世紀の医学生物学の基礎を成すもので、ガン、アルツハイマー病、パーキンソン病などの治療など多くの応用を可能にするものである。彼らはすでに人の疾患（嚢胞性線維症や頻発する遺伝性血液疾患のサラセミア）のマウスモデルで遺伝子の中和や治療薬の試験に成功している。<br/>
<br/>
Le prix Nobel de physique sera décerné mardi et celui de chimie mercredi. Suivront le Nobel de littérature jeudi puis celui de la paix vendredi. Lundi prochain, celui d'économie terminera la saison des Nobel. Les lauréats du Nobel de médecine recevront le 10 décembre des mains du roi de Suède une médaille en or, un diplôme et se partageront un chèque de 10 millions de couronnes suédoises (1,02 million d'euros).<br/>
<br/>
ノーベル物理学賞は火曜日、化学賞は水曜日、文学賞は木曜日、平和賞は金曜日に授与される。来週月曜の経済学賞でノーベル賞のシーズンは終ることになる。医学賞受賞者は12月10日にスウェーデン国王から直に金メダルと賞状、そして1千万クローネ（102万ユーロ）のチェックを受け取ることになる。（今年は、ツアハウゼン氏が半分、フランスの二氏がそれぞれ四分の一を手にすることになる）<br/>
<br/>

        ]]></content> 
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    <title>シンポジウム 「メチニコフの遺産・2008年」　L’héritage de Metchnikoff en 2008</title>  
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    <issued>2008-04-28T23:35:00+09:00</issued>  
    <modified>2008-06-13T16:02:55+09:00</modified>  
    <created>2008-04-29T07:35:44+09:00</created>  
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
イリヤ・メチニコフがノーベル賞を受賞して100年を迎えたのを記念したシンポジウムが2008年4月28日から30日までの予定でパスツール研究所で始った。その初日に参加してきた。この日は歴史的にメチニコフの仕事を振り返るもので、アメリカ、ジョンス・ホプキンス大学のアーサー・シルヴァーシュタイン（Arthur Silverstein）教授とボストン大学アルフレッド・タウバー（Alfred Tauber）教授がそれぞれの立場から語った。<br/>
<br/>
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200804/29/31/b0104831_6124085.jpg" border="0" width="500" height="348"/></center><br/>
シルヴァーシュタイン氏は眼科学教授であるが、医学の歴史を研究されていて、免疫学の分野では古典といってもよい "A History of Immunology" （1989年）を著している。私も初版本を持っており、これまでよく読んできた。今アマゾンを見ると、お値段が￥15,485 となっている。これほど払った記憶がないので、価値が出てきているのかもしれない。<br/>
<br/>
　イリヤ・メチニコフ　Elie Metchnikoff (né le 15 mai 1845 à Ivanivka près de Kharkiv en Ukraine et décédé le 15 juillet 1916) <br/>
<br/>
シルヴァーシュタイン氏は有名なメチニコフの写真を背景に、ゆったりとした調子で話を進めた。当時、炎症という現象が生体にとって害になると考えられていた。彼はヒトデで見出した貪食という現象を基に、炎症は宿主の受身の対応ではなく、積極的に対処している宿主にとって有益な反応で、その中心に貪食細胞があると考えた。<br/>
<br/>
この考え方はドイツ学派には受け入れられず、彼が求めていたドイツでの就職は遂に成らなかった。1888年、彼が43歳の時にパスツールに呼ばれて創設されたばかりのパスツール研究所で仕事を開始し、1916年、71歳で亡くなるまで研究を続ける。<br/>
<br/>
この間20世紀を鋏む20年に亘って、免疫は細胞によるとするメチニコフの細胞学説と免疫の主体は抗体であるとするポール・エーリッヒ（Paul Ehrlich）の液性学説とが、フランスとドイツに別れて争った。それは、不毛の争いではなく、むしろお互いが刺激し合い、新しい実験データ、新しいアイディアを生み出した実り多いものだったと結論している。その結果、エーリッヒとともに1908年にノーベル賞を手に入れる。<br/>
<br/>
その後、貪食細胞には特異性がないということ、細胞の実験が非常に難しいこと、それから相手方のエーリッヒの提示した抗体産生のメカニズムを示す側鎖説の図の説得力、さらに決定打になったエミール・フォン・ベーリング（Emil von Behring）による血清療法の成功などが相まって、彼の説は次第に省みられなくなる。しかし、1世紀を経て彼の唱えた食作用、自然免疫という考え方が再び息を吹返してきている。<br/>
<br/>
シルヴァーシュタイン氏は最後に次のようなことを話して講演を終えた。<br/>
<br/>
「1960年代から70年代にかけて細胞性免疫の研究が盛んになった時に、メチニコフのことを持ち出す人はほとんどいなかった。また、1950年代のニールス・イェルネ（Niels Jerne）やマクファーレン・バーネット（Frank Macfarlane Burnet）が自然選択説やクローン選択説を提唱した時に、エーリッヒに対する賛辞（tribute）を捧げることはなかった。歴史を忘れないということは重要なことである」<br/>
<br/>
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200804/29/31/b0104831_6133129.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center><br/>
タウバー氏はもう少し若い世代のせいか、テンポ良く攻撃的に話を進めた。彼が示したメチニコフの絵はクリスティーの競売にかけられたものとのことで、見たことがないだろう、という調子であった。<br/>
<br/>
メチニコフの生年1845年が重要で、1859年に発表されたダーウィンの「種の起源」の影響を同時代で受けており、進化論の信奉者になっている。彼の求めた問は、どのようにして生体はその同一性・独自性（identity）を保っているのか、というものであった。そして外界と協調関係にあるのではなく、むしろ disharmony が正常の状態であるとし、その監視役として貪食細胞があると考えていた。それは当時としては全く独創的な考えであった。タウバー氏自身は、免疫学が自己・非自己の認識に終始するある意味では閉ざされたシステムとしてあるのではなく、オープンで、全的な（holistic）なシステムとして捉えるべきではないのかと考えている様子が伝わってきた。<br/>
<br/>
話の中で、メチニコフに纏わるエピソードをいくつか紹介していた。パスツール研究所での年収が1フランだったこと。紹介した研究経過でもわかるように、実際にドイツ人は彼のことを嫌っていて、研究所では両者が話もしない時期があったという。またノーベル賞授与に際して財団があげた理由がエーリッヒについては短いのだが、メチニコフについては度を越えて長いものであったという。当時、非特異的な貪食細胞についての理解が、スマートな抗体による免疫には追いついていなかったということかもしれない。<br/>
<br/>
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200805/01/31/b0104831_21592355.jpg" border="0" width="500" height="667"/></center><br/>
それからもう一つ興味を惹いたのは、メチニコフとトルストイとの出会いである。1909年5月30日、クラスナヤ・ポリアナにあるトルストイの家で2人は会う。この日は哲学的問題や社会問題について話が進み、メチニコフと彼の2度目の妻オルガにとって深い印象を残すことになる。しかし、それぞれの印象が異なっていた。<br/>
<br/>
神秘主義的哲学者のトルストイは言う。<br/>
<br/>
　"J'ai consulté un dictionnaire, devinerez-vous combien de genres de mouches ont été classifiés par les savants? 7000! Où trouve le temps de s'occuper dans ces conditions des questions de l'âme?"<br/>
　　「私は事典を引いてみた。どれだけの蠅が分類されているのか当てて御覧なさい。何と７,０００もあるのだ。そんな状態で精神の（本質的な）問題について考える時間がどこにあるのだろうか」<br/>
<br/>
科学精神の持ち主メチニコフはこのように考えていた。<br/>
<br/>
　"La science est la seule issue pour l'Humanité souffrante."<br/>
　　「科学こそ、病める人類を救い出す唯一のものである」<br/>
<br/>
メチニコフがトルストイに対して尊敬の念を抱いていたのに対して、トルストイは科学ですべてが解決できると考えているメチニコフを浅はかな人間として捉えていたようだ。現在にも通じる視点の対立と言えなくもない。<br/>
<br/>

        ]]></content> 
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    <title>Trois anniversaires de l'Institut Pasteur</title>  
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    <issued>2008-01-23T03:10:00+09:00</issued>  
    <modified>2008-01-24T18:21:05+09:00</modified>  
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200801/24/31/b0104831_2485687.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center><br/>
今年2008年はパスツール研究所にとって大きな意味が3つある。<br/>
<br/>
120 ans d'existence <br/>
100 ans du prix Nobel d'Elie Metchnikoff - père de l'immunologie - <br/>
25 ans de la découverte du VIH<br/>
<br/>
一つは、1888年11月14日に創設された研究所が今年で120年を迎える。それから、<br/>
細胞性免疫の重要性を初めて明らかにした研究所員エリー・メチニコフがノーベル賞を1908年に受賞してから100年目にあたる。そして、<br/>
AIDSウイルスがリュック・モンタニエによって発見されて4半世紀を迎える。<br/>
<br/>
これらを記念して、いくつかの行事が予定されているが、特にそれぞれに関連したシンポジウムが研究所で開催される。その情報を以下に掲示します。<br/>
<br/>
Affiche　（総合情報）<br/>
<br/>
du 28 au 30 avril 2008<br/>
L’héritage de Metchnikoff en 2008<br/>
2008年におけるメチニコフの遺産<br/>
Cent ans après l’attribution du Prix Nobel de Médecine à Elie Metchnikoff, l’héritage de ce pionnier de l’immunologie cellulaire prend tout son sens. C’est à lui que l’on doit les débuts de la compréhension de l’immunité cellulaire, impliquant des globules blancs qui détruisent les corps étrangers, notamment bactériens.<br/>
<br/>
<br/>
du 19 au 21 mai 2008<br/>
25 ans de VIH<br/>
AIDSウイルスの25年<br/>
Il y a 25 ans, la découverte du VIH transformait radicalement le monde de la recherche. Plus qu’un flash back sur l’année 1983, cette conférence se propose de faire le point sur les connaissances actuelles du virus et sur les dernières avancées en matière d’essais cliniques.<br/>
<br/>
<br/>
du 11 au 13 novembre 2008<br/>
7ème Conférence Louis Pasteur : « Comprendre et contrôler les Maladies Infectieuses : un programme pour le XXIème siècle »<br/>
第7回ルイ・パスツール・カンファランス 「感染症を理解し、コントロールする： 21世紀のためのプログラム」<br/>
Cette conférence réunira les meilleurs experts mondiaux en épidémiologie, santé publique, microbiologie, et immunologie. L’objectif essentiel de cette conférence sera de présenter les concepts et les méthodologies les plus modernes dans ces domaines et de discuter l’effet qu’ils pourraient avoir<br/>
sur notre capacité à surveiller l’émergence de nouvelles maladies infectieuses, comprendre leur pathogénie aux niveaux moléculaire et cellulaire, modéliser et contrôler les épidémies, découvrir de nouveaux traitements médicamenteux, disséquer le fonctionnement du système immunitaire de l’hôte, et générer de nouveaux vaccins.<br/>
<br/>
<br/>
le 14 novembre 2008<br/>
jour anniversaire de l’inauguration de l’Institut Pasteur en 1888<br/>
　（1888年研究所創設記念日）<br/>
La santé : un défi majeur pour le développement durable dans le monde<br/>
健康： 世界の永続的発展にとっての重大な挑戦<br/>
Ce colloque traitera des problèmes de santé publique dans le monde, de leur lien étroit avec le développement durable et de la coopération Nord-Sud dans ces domaines.<br/>
<br/>

        ]]></content> 
  </entry>  
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    <title>レプトスピローシス： 毒性遺伝子が初めて同定</title>  
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ipcdp.exblog.jp/7104931/"/>  
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    <issued>2007-07-17T22:50:00+09:00</issued>  
    <modified>2007-07-18T18:02:38+09:00</modified>  
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
Leptospirose : le premier gène de virulence identifié <br/>
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200707/13/31/b0104831_13463263.jpg" border="0" width="380" height="301"/></center> Bactérie Leptospira (Microscopie électronique, fausses couleurs) <br/>
© M. Picardeau/E. Couture-Tosi /Institut Pasteur <br/>
<br/>
Communiqué de presse<br/>
Paris, le 12 juillet 2007 <br/>
<br/>
La leptospirose fait partie des maladies dites « négligées », qui provoque néanmoins quelque 500 000 cas sévères humains par an dans le monde, et constitue également un problème vétérinaire. Un siècle après la découverte de l’agent pathogène en cause, des chercheurs de l’Institut Pasteur viennent de découvrir un gène essentiel à la virulence de la bactérie. Leurs travaux, publiés dans PLoS Pathogens, ouvrent la voie à la mise au point de nouveaux diagnostics et vaccins. <br/>
<br/>
レプトスピローシスは忘れられた病気と言われるが、世界では毎年50万人ほどの重篤な症例があるだけではなく、畜産関係でも同様の問題が起こっている。病原体発見から一世紀を経て、パスツール研究所の研究者はこの細菌の毒性に必須な遺伝子を発見した。雑誌 PLoS Pathogens に発表された彼らの研究は、新しい診断法やワクチン開発に道を開くものである。<br/>
<br/>
<br/>
La leptospirose est une zoonose largement répandue dans le monde, due à une bactérie du complexe Leptospira interrogans, et dont les réservoirs principaux sont les rongeurs, en particulier les rats, qui excrètent la bactérie dans leurs urines. Les leptospires se maintiennent dans l’eau douce ou les sols boueux, ce qui favorise la contamination. L’homme et d’autres animaux – animaux d’élevage, animaux de compagnie comme les chiens - s’infectent par des lésions de la peau ou par les muqueuses. La maladie chez l’homme, aux manifestations très variables (du syndrome grippal à l’atteinte multiviscérale avec syndrome hémorragique), peut être sévère : elle conduit à l’insuffisance rénale voire à la mort dans 5 à 20% des cas. Elle touche quelque 300 personnes par an en France métropolitaine et est responsable de 500 000 cas sévères annuels dans le monde, survenant notamment en Amérique latine et en Asie du Sud-Est. <br/>
<br/>
レプトスピローシスは、Leptospira interrogans 細菌群よる世界中で広く流行している人獣共通感染症である。この細菌を体内に抱える主な動物は、げっ歯類（特にラット）で、その尿中に細菌を排出する。レプトスピラは淡水や泥土で生き延び汚染を広げる。ヒトや他の動物（飼育動物や犬などのペット）は皮膚の傷や粘膜から感染する。ヒトの病気は症状が多岐に渡り（インフルエンザ様症状から出血性症候群を伴う多臓器障害まで）、腎不全などの重症にもなり、その場合5-20％は死に至る。フランスの都市部では年に300人ほどが本症に罹り、世界では年間50万例の重症例が、特にラテンアメリカや東南アジアでみられる。<br/>
<br/>
<br/>
Un travail mené par Mathieu Picardeau, dans l’unité de Biologie des Spirochètes de l’Institut Pasteur, en collaboration avec une équipe de la Fondation Oswaldo Cruz au Brésil, a permis d’identifier pour la première fois un gène de virulence essentiel de la bactérie. Cette découverte survient un siècle après la découverte du germe en cause, en 1907, par l’Américain Arthur M. Stimson. <br/>
<br/>
パスツール研究所スピロヘータ生物学ユニットのマチュー・ピカルドーが、ブラジルのオズワルド・クルズ財団の研究チームと共同研究を進め、この細菌の毒性に必須な遺伝子を初めて同定した。この発見は、アメリカ人アーサー・M・スティムソンによって1907年に病原菌が発見されてから一世紀を経て得られた。<br/>
<br/>
<br/>
C’est par des techniques d’inactivation aléatoire de gènes que les chercheurs ont pu identifier cet élément essentiel à la virulence de la bactérie, nommé loa22 : les mutants chez lesquels ce gène est inactivé perdent leur pouvoir infectieux. La réintroduction de loa22 dans ces mutants permet de restaurer leur pouvoir pathogène. Le gène loa22 code une protéine de la membrane externe de la bactérie.  <br/>
<br/>
この研究は、遺伝子の無作為不活化によりこの細菌の毒性に必須となる遺伝子 loa22 の同定が可能になった。すなわち、この遺伝子を不活化すると感染力が失われ、そこに loa22 を再導入すると病原性が再現される。loa22 遺伝子は細菌の外膜の蛋白をコードしている。<br/>
<br/>
<br/>
« Notre objectif aujourd’hui vise à vérifier si cette protéine peut être utilisée pour mettre au point des tests diagnostiques et des vaccins plus performants », souligne Mathieu Picardeau. <br/>
<br/>
「現在の目標は、この蛋白を診断試験やより強力なワクチンの開発に用いることができるのか否かを確認することである」と、マチュー・ピカルドーは強調している。<br/>
<br/>
<br/>
Les tests diagnostics actuellement utilisés, basés sur la sérologie, prennent en effet plusieurs semaines. Le diagnostic symptomatologique de la maladie étant difficile à établir, un test rapide serait utile pour la mise en route de traitements adaptés. Sur le plan des vaccins, ceux qui sont utilisés actuellement (en France sur des personnes à risque comme les égoûtiers, le personnel des abattoirs, etc.) ont une efficacité limitée. Des vaccins plus performants sont donc également attendus. <br/>
<br/>
現在用いられている診断試験は血清学に基づいており、結果が出るまで数週間を要する。病気の症状からの診断が難しいことを考えると、適切な治療を始める上で迅速な試験が有用になる。ワクチンの面では、現在使用されているワクチン（フランスでは、下水清掃や屠殺などに関わる危険性のある人などに投与されている）がその有効性に限界があり、より効果的なワクチンが待たれる状況にある。<br/>
<br/>
<br/>
Les chercheurs de l’Institut Pasteur travaillent donc désormais à explorer cette nouvelle piste, qui pourrait permettre de mieux lutter contre la leptospirose, considérée comme la zoonose la plus répandue dans le monde, et qui, au-delà du problème de santé humaine, cause d’importantes pertes économiques dans le milieu de l’élevage. <br/>
<br/>
今後、パスツール研究所の研究者は、世界で最も拡散している人獣共通感染症と考えられ、ヒトの公衆衛生の問題を超えて、畜産領域においても重大な経済的損失の原因になっているレプトスピローシスに対してより効果的な対応を可能にするこの新たな手がかりについて研究を進める。<br/>
<br/>
<br/>
Pour en savoir plus sur la leptospirose, lire notre fiche de documentation.<br/>
<br/>
<br/>
Source : <br/>
« The OmpA-like protein Loa22 is essential for leptospiral virulence » : PLoS Pathogens, 2007 <br/>
<br/>
Paula Ristow (1, Pascale Bourhy (1, Flàvia Weykamp da Cruz McBride (2, Claudio Pereira Figueira (2, Michel Huerre (3, Patrick Ave (3, Isabelle Saint Girons (1, Albert I. Ko (2,4 et Mathieu Picardeau (1 <br/>
<br/>
1. Unité de Biologie des Spirochètes, Institut Pasteur, Paris ; <br/>
2. Centro de Psquisas Gonçalo Moniz, Fondation Oswaldo Cruz, Salvador, Brésil ; <br/>
3. Unité de Recherche et d’Expertise Histotechnologie et Pathologie, Institut Pasteur, Paris ; <br/>
4. division of International Medicine and Infectious Disease, Weill Medical College of Cornell University, Etats-Unis <br/>
<br/>
Contacts : <br/>
Service de presse de l’Institut Pasteur<br/>
Nadine Peyrolo ou Corinne Jamma <br/>
Tél : 01 40 61 33 41<br/>
cjamma@pasteur.fr <br/>
<br/>

        ]]></content> 
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  <entry> 
    <title>チクングンヤ ： 同定されたウイルスの標的細胞</title>  
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    <issued>2007-07-14T19:06:00+09:00</issued>  
    <modified>2007-07-20T00:07:31+09:00</modified>  
    <created>2007-07-09T16:21:17+09:00</created>  
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      <name>paul-IP</name> 
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
Chikungunya : des cellules cibles du virus identifiées<br/>
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200707/09/31/b0104831_16193839.jpg" border="0" width="369" height="282"/></center> Particules du virus Chikungunya bourgeonnant à la surface d’une cellule humaine infectée ©O. Schwartz/Institut Pasteur <br/>
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Communiqué de presse<br/>
Paris, le 28 juin 2007<br/>
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Des chercheurs de l’Institut Pasteur et du CNRS viennent de marquer une avancée dans la compréhension de la maladie due au virus Chikungunya (maladie de « l’homme courbé »), qui sévit actuellement en Inde et au Gabon, en identifiant pour la première fois des cellules cibles du virus. Leurs résultats, menés en collaboration avec des cliniciens de l’île de la Réunion, sont publiés dans PLoS Pathogens et dans PLoS ONE. <br/>
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パスツール研究所とCNRSの研究者は、現在インドやガボンで猛威を振るっているチクングンヤウイルスによる疾病（身を屈めた人の病気と言われる）の理解に重要になるウイルスの標的細胞を初めて同定した。レユニオン島の臨床家と共同で行った今回の結果は、雑誌 PLoS Pathogens とPLoS ONE に発表された。<br/>
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Le virus Chikungunya, découvert en Tanzanie en 1952, et la maladie qu’il provoque ont été jusqu’ici très peu étudiés. L’épidémie qui a sévi dans des îles de l’Océan Indien en 2005-2006 (270 000 cas) avait conduit à la mobilisation d’une douzaine d’équipes de l’Institut Pasteur à Paris, désormais engagées dans l’étude de cette maladie négligée. Des équipes pasteuriennes avaient notamment retracé l’histoire évolutive du virus Chikungunya dans l’Océan Indien, grâce au séquençage de plusieurs souches virales ayant circulé au cours de l’épidémie (voir communiqué du 23 mai 2006). Le Chikungunya a depuis provoqué une vaste épidémie en Inde, faisant entre 1,4 et 6,5 millions de cas entre 2005 et 2007, et touche actuellement le Gabon, où quelque 11 500 cas ont été répertoriés depuis mi-avril 2007. <br/>
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1952年にタンザニアで発見されたチクングンヤウイルスとこのウイルスによる疾病は、現在までほとんど研究されていなかった。2005-2006年にインド洋の諸島で猛威を振るった（27万例）本症に対して、パリのパスツール研究所から12-3の研究チームが動員され、無視されてきた本症の研究に関わっている。パルツールのチームはインド洋における感染流行時にみられたいくつかのチクングンヤウイルス株の遺伝子配列を決定することにより、このウイルスの進化の歴史を辿った（2006年5月23日のプレスリリース）。チクングンヤはインドにおいて2005年から2007年の間に140万から650万例という猛威を振るい、現在ガボンでは2007年4月からだけでも11,500例ほどが記録されている。<br/>
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La première question-clé pour l’étude de la pathogenèse de cette maladie porte sur le tropisme du virus : quelles sont les cellules qu’il infecte dans l’organisme ? L’étude aujourd’hui publiée dans PLoS Pathogens visait à répondre à cette question. Elle a été menée par l’équipe d’Olivier Schwartz - Unité Virus et Immunité (CNRS URA 3015) à l’Institut Pasteur -, en collaboration avec plusieurs équipes de l’Institut Pasteur et du Groupe Hospitalier Sud Réunion. <br/>
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本症の病因研究の最も重要な問題は、生体の中でどの細胞に親和性があるのかという、ウイルスの親和性に関するものである。本日 PLoS Pathogens に発表された研究は、この問題に答えようとしたもので、パスツール研究所ウイルス・免疫ユニット（CNRS URA 3015）オリヴィエ・シュワルツのチームがパスツール研究所と南部病院勤務者グループのいくつかの研究チームとの共同で行ったものである。<br/>
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Les chercheurs ont tout d’abord adapté des outils (cytométrie de flux, immunofluorescence, microscopie électronique…) permettant de visualiser et de quantifier le virus. Ils ont ainsi pu démontrer in vitro que celui-ci ne se multipliait pas dans les cellules sanguines circulantes (lymphocytes, monocytes), mais qu’il se répliquait dans les macrophages (cellules phagocytaires d’origine sanguine et localisées dans les tissus). Ces cellules pourraient donc être impliquées dans l’infection des tissus qu’on sait touchés par la maladie, comme les muscles et les articulations. Le virus infecte également la plupart des cellules dites « adhérentes » : cellules endothéliales, cellules épithéliales, fibroblastes… Les chercheurs souhaitent aujourd’hui identifier les voies d’entrées du virus dans ces types cellulaires, et aussi mieux comprendre les interactions du virus avec le système immunitaire. Leur travail pourrait d’ores et déjà permettre de tester des médicaments en culture cellulaire, en vue de sélectionner ceux qui inhibent l’infection des cellules cibles. <br/>
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研究者はフローサイトメータ、免疫蛍光法、電子顕微鏡などの方法を用い、ウイルスの可視化、数量化を行った。この方法で、彼らはウイルスが循環血液細胞（リンパ球、単球）では増殖しないが、マクロファージ（血液由来の貪食細胞で組織に存在する）では複製することを明らかにした。したがって、この病気が侵す筋肉や関節という組織の感染にマクロファージが関与する可能性がある。このウイルスは上皮細胞、繊維芽細胞などの大部分の接着性細胞にも感染する。彼らは現在、ウイルスがこれらの細胞に侵入する経路を同定し、免疫系とウイルスとの相互作用をよりよく理解しようとしている。この研究は、今後標的細胞での感染を阻害する薬剤の検定を培養細胞で試験することを可能にするであろう。<br/>
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Parallèlement, une autre étude menée par Pierre-Emmanuel Ceccaldi et Simona Ozden dans l’Unité Epidémiologie et physiopathologie des virus oncogènes (CNRS URA 3015) à l’Institut Pasteur, dirigée par Antoine Gessain, en collaboration avec d’autres équipes de l’Institut Pasteur, de l’Institut de Myologie de Paris, et avec des cliniciens de Saint-Denis de la Réunion, a permis de montrer que, chez les personnes infectées, certaines cellules présentes dans le tissu musculaire sont des cibles du virus Chikungunya. Leur travail, récemment publié dans PLoS ONE, s’appuie sur l’étude de biopsies de malades. Ils ont trouvé dans une biopsie prélevée en phase aiguë de la maladie chez un patient, et dans une autre prélevée à un stade plus tardif chez une autre patiente, que les cellules précurseurs des cellules musculaires – les cellules satellites – étaient infectées par le virus. De plus, ces cellules s’avèrent, en culture cellulaire, très permissives au virus. Les auteurs cherchent aujourd’hui à savoir si ces cellules ne joueraient pas un rôle de « réservoir » du virus, ce qui expliquerait les récidives des douleurs musculaires observées chez certains patients. <br/>
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平行して、パスツール研究所ウイルス・オンコジーンの疫学・生理病理ユニット（ユニット長アントワン・ゲセン；CNRS URA 3015）のピエール・エマニュエル・セカルディとシモーナ・オズデンが、パスツール研究所、パリ真菌学研究所の研究チーム、Saint-Denis de la Réunionサン・ドニの臨床家との共同研究で、感染者においては筋組織のある細胞がチクングンヤウイルスの標的であることを明らかにしている。最近、雑誌 PLoS ONE に発表された彼らの研究は、患者組織の生検に基づいている。この研究において、一人の急性期の患者から採取した組織ともう一人の患者の後期に採取した組織で、筋細胞の前駆細胞（星状細胞）がウイルスに感染していることを発見した。さらに、この細胞を培養するとウイルスに非常によく感染することが明らかになった。彼らは現在、この細胞がウイルスの貯蔵庫の役割をしていないかについて検討している。そうであれば、ある患者で見られる筋肉痛の再発をうまく説明できることになる。<br/>
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Ces premières étapes clés de l’étude du Chikungunya sont de nouveaux résultats, - après le séquençage des virus de l’Océan Indien publié l’an dernier, de la forte mobilisation des chercheurs de l’Institut Pasteur, qui travaillent aussi notamment sur la transmission mère-enfant, la physiopathologie de la maladie, les relations entre le virus et les moustiques vecteurs, et séquencent actuellement des souches de virus qui circulent au Gabon*. <br/>
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これらのチクングンヤ研究の最初のステージは、昨年発表されたインド洋のチクングンヤウイルスの遺伝子配列決定の後、パスツール研究所の研究者を多数動員した新たな成果である。彼らは、母児感染機構、病気の生理病理学、ウイルスとベクターとなる蚊の関係について研究し、現在はガボンで出回っているウイルス株の遺伝子配列決定に当たっている。<br/>
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En collaboration avec l’unité de virologie tropicale de l’IMTSSA, à Marseille <br/>
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＜マルセイユのIMTSSAの熱帯ウイルスユニットとの共同研究による＞<br/>
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Sources : <br/>
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(1) « Characterization of reemerging Chikungunya virus » : PLoS Pathogens, juin 2007. <br/>
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Marion Sourisseau (1, Clémentine Schilte (2, Nicoletta Casartelli (1, Céline Trouillet (1, Florence Guivel-Benhassine (1, Dominika Rudnicka (1, Nathalie Sol-Foulon (1, Karin Le Roux (9, Marie-Christine Prevost (3, Hafida Fsihi (4, Marie-Pascale Frenkiel (5, Fabien Blanchet (1, Philippe V. Afonso (6, Pierre-Emmanuel Ceccaldi (6, Simona Ozden (6, Antoine Gessain (6, Isabelle Schuffenecker (10, Bruno Verhasselt (11, Alessia Zamborlini (12, Ali Saib (12, Felix A. Rey (7, Fernando Arenzana-Seisdedos (8, Philippe Desprès (5, Alain Michault (9, Matthew L. Albert (2 et Olivier Schwartz (1 <br/>
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1. Unité Virus et Immunité, Institut Pasteur, Paris; <br/>
2. Groupe Immunobiologie des cellules dendritiques, Inserm U818, Institut Pasteur ;<br/>
3. Plateforme de microscopie électronique, Institut Pasteur ; <br/>
4. Département Infection et Epidémiologie, Institut Pasteur ; <br/>
5. Unité Interactions moléculaires Flavivirus-Hôtes, Institut Pasteur ; <br/>
6. Unité d’épidemiologie et physiopathologie des virus oncogènes, Institut Pasteur ; <br/>
7. Unité de Virologie Structurale, Institut Pasteur ; <br/>
8. Laboratoire de Pathogénie Virale Moléculaire, Institut Pasteur ; <br/>
9. Laboratoire de Microbiologie, Groupe Hospitalier Sud Réunion, Ile de la Réunion ; <br/>
10. Centre National de Référence des Arbovitus, Lyon ; <br/>
11. Ghent University, Belgique ; <br/>
12. Hôpital Saint-Louis, Paris.  <br/>
1,6,7,8 : CNRS URA 3015 <br/>
<br/>
(2) « Human muscle satellite cells as targets of Chikungunya virus infection » : PLoS ONE, 13 juin 2007. <br/>
<br/>
Simona Ozden (1, Michel Huerre (2, Jean-Pierre Riviere (3, Lark L. Coffey (4, Philippe V. Afonso (1, Vincent Mouly (5, Jean de Monredon (6, Jean-Christophe Roger (6, Mohamed El Amrani (6, Jean-Luc Yvin (7, Marie-Christine Jaffar (8, Marie-Pascale Frenkiel (4, Marion Sourisseau (9, Olivier Schwartz (9, Gillian Butler-Browne (5, Philippe Desprès (4, Antoine Gessain (1 et Pierre-Emmanuel Ceccaldi (1 <br/>
<br/>
1. Unité d’épidémiologie et physiopathologie des virus oncogènes-CNRS URA1930, Institut Pasteur ; <br/>
2. Unité Recherche et expertise Histotechnologie et Pathologie, Institut Pasteur ; <br/>
3. Service d’Anatomopathologie, CHD Félix Guyon, Saint-Denis de la Réunion ; <br/>
4. Unité Interactions moléculaires Flavivirus-Hôtes, Institut Pasteur ; <br/>
5. Inserm U787-Université Pierre et Marie Curie-Institut de Myologie, Pitié Salpétrière, Paris ; <br/>
6. Service de Neurologie, CHD Félix Guyon, Saint-Denis de la Réunion ; <br/>
7. Service de Médecine Interne, CHD Félix Guyon, Saint-Denis de la Réunion ; <br/>
8. Laboratoire de Biologie, CHD Félix Guyon, Saint-Denis de la Réunion ; <br/>
9. Unité Virus et Immunité, Institut Pasteur, Paris <br/>
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        ]]></content> 
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    <title>狂犬病再興の対策： パスツール研究所がヨーロッパ連合と共同で</title>  
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    <issued>2007-07-12T00:25:00+09:00</issued>  
    <modified>2007-07-18T17:52:38+09:00</modified>  
    <created>2007-06-29T07:21:59+09:00</created>  
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      <name>paul-IP</name> 
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content type="html"><![CDATA[ 
Mobilisation contre la réémergence de la rage :<br/>
des Instituts Pasteur engagés avec l’Union Européenne<br/>
<br/>
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200706/29/31/b0104831_89213.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center>Paris, le 26 juin 2007<br/>
<br/>
Le coup d’envoi de RABMEDCONTROL, grand projet de lutte contre la rage financé par l’Union Européene, a été donné en septembre 2006 à l’Institut Pasteur de Tunis. Ce projet, financé à hauteur de 1,1 millions d’euros sur 3 ans, est coordonné par les Instituts Pasteur de Tunis et de Paris. Il implique de nombreux organismes de recherche et de santé publique et vétérinaire de 3 pays du sud-ouest de l’Europe et de 4 pays d’Afrique du Nord. Quatre instituts appartenant au Réseau International des Instituts Pasteur participent à ce programme.<br/>
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ヨーロッパ連合からの財政支援を受けた狂犬病撲滅の巨大プロジェクト 「ラブメドコントロール（RABMEDCONTROL）」が2006年9月にチュニス・パスツール研究所で始まった。このプロジェクトは3年間で110万ユーロの規模で、チュニスとパリのパスツール研究所により調整されている。このプロジェクトには、南西ヨーロッパの3カ国と北アフリカの4カ国に跨る多くの研究機関、公衆衛生・獣医関連機関が参加している。その中には、パスツール研究所国際ネットワークの4研究所もある。<br/>
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Le programme RABMEDCONTROL a pour objectif d’éliminer la rage d’Afrique du Nord où elle est encore responsable de plusieurs centaines de décès humains chaque année. Les laboratoires concernés ont entamé une étude épidémiologique de la maladie au sein de foyers endémiques d’Afrique du Nord afin d’établir les différentes raisons épidémiologiques et sociologiques qui expliquent la persistance de la rage dans ces pays malgré tous les efforts déployés. Le programme européen analyse aussi les voies qui permettent au virus d’atteindre les côtes méditerranéennes de l’Europe : étude de l’impact des importations illégales de carnivores domestiques contaminés, et en particulier de chiens ; étude d’espèces de chauves-souris vivant sur les deux rives de la Méditerrannée et pouvant servir de vecteurs et de réservoirs au virus.<br/>
<br/>
ラブメドコントロール・プログラムの目的は、未だ毎年数百人が亡くなっている北アフリカの狂犬病を撲滅することである。関連研究室は本症の疫学調査を北アフリカの感染中心地で開始した。この研究により、万策を施しているにもかかわらず狂犬病がなくならない社会的、疫学的な原因の確立を目指している。このプログラムはリッサウイルスがヨーロッパの地中海側に至った経路についても解析する。具体的には、感染家畜、特に犬の死体の違法な輸入の影響や地中海を挟んだ両岸に生存しウイルスの運び屋ならびに貯蔵庫して機能するコウモリ種を研究することである。<br/>
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L’ensemble de ces données devrait permettre à terme de proposer aux autorités de santé des stratégies efficaces d’élimination de cette terrible maladie en Afrique du Nord.<br/>
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これらのデータにより、公衆衛生当局に北アフリカにおけるこの恐ろしい病気を撲滅するための有効な戦略を提案することが将来可能になるであろう。<br/>
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Laboratoires participants : 参加研究施設<br/>
Institut Pasteur, Paris, France<br/>
Institut Pasteur de Tunis, Tunisie<br/>
Institut Pasteur d’Alger, Algérie<br/>
Laboratoire Biopharma, Maroc<br/>
Laboratoire Régional d’Analyses et de Recherches Vétérinaires de Casablanca, Maroc<br/>
Institut Pasteur du Maroc, Casablanca, Maroc<br/>
Université de Barcelone, Barcelone, Espagne<br/>
Agence Française de Sécurité Sanitaire des Aliments (AFSSA), Malzeville, France<br/>
Instituto de Salud Carlos III, Madrid, Espagne<br/>
Instituto Zooprofilattico Sperimentale delle Venezie, Legnaro, Italie<br/>
Faculté de Médecine Vétérinaire, Egypte<br/>
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Site web : www.rabmedcontrol.org<br/>
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Contacts : <br/>
Service de presse de l’Institut Pasteur<br/>
Nadine Peyrolo ou Corinne Jamma<br/>
01 40 61 33 41<br/>
cjamma@pasteur.fr<br/>
<br/>

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