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    <title>おやぢの部屋２</title>  
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    <description>新譜クラシックCD、DVDのレビューと、「禁断」という名の日記</description>  
    <dc:language>ja</dc:language>  
    <dc:creator>jurassic_oyaji</dc:creator>  
    <dc:rights>Copyright 2012</dc:rights>  
    <pubDate>Thu, 17 May 2012 23:54:19 +0900</pubDate>  
    <dc:date>2012-05-17T23:54:19+09:00</dc:date>  
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      <title>おやぢの部屋２</title>  
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      <description>新譜クラシックCD、DVDのレビューと、「禁断」という名の日記</description> 
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      <title>DVORAK/Symphony No. 9, TCHAIKOVSKY/Symphony No. 4</title>  
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      <description><![CDATA[<p>
  
<img class="IMAGE_LEFT" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201205/17/87/c0039487_20324055.jpg" border="0" width="166" height="162" align="left"/><br/>
<br/>
<br/>
<br/>
Constantin Silvestri/<br/>
      NHK Symphony Orchestra, Tokyo<br/>
      KING INTERNATIONAL/KKC 2049/50<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
昨年で創立85周年を迎えたNHK交響楽団の記念CDの中に、「コンスタンティン・シルヴェストリ」などという懐かしい名前がありました。<br/>
彼がN響を指揮するために来日したのは、1964年でした。その演奏会の様子が、なぜかコンスタントにテレビで紹介されていたので、それを見てすっかり「シルヴェストリさん」のファンになってしまったのですよ。もともと全く無名の指揮者でしたし、来日した５年後には亡くなってしまいますから、いまだに「知る人ぞ知る」マニアックな指揮者の名前が、そんなテレビの放送だけですっかり刷り込まれてしまったのですから、幼少期の体験というのは恐ろしいものです。その指揮姿は、それまで見ていた指揮者のものとはずいぶん違っていて、髪を振り乱しながら、とってもワイルドに迫っていたような気がするのですが。<br/>
これを買ったのは、そんな思い出の追体験、という意味もあったのですが、現物を手にしてこのジャケットの写真を見たら、もうがっかりしてしまいましたよ。この、なんだか新聞に載った写真でも使ったのではないかと思えるようなひどい写真はいったい何なのでしょう。それと、これと全く同じ時期に同じNHKによって録音されたクリュイタンスの「幻想」がしっかりステレオになっているというのに、こちらはモノというのも、なんだか情けない感じです。<br/>
さらにこの２枚組CDには全部で３日分、６曲収録されているのですが、録音会場はすべて「東京文化会館」となっています。しかし、ブックレットに掲載されている、実際にそのうちのどれかを聴いていた方のレポートによると、６曲のうちの４曲は、「旧NHKホール」でのものだというのですね。確かに、実際に聴いてみると響きが全く違います。これは明らかな、ジャケットの表記ミスでしょう。<br/>
ドヴォルジャークの「新世界」は、間違いなく東京文化会館での録音ですが、当時の放送局の録音の悪いところだけが目立ってしまう、やたらとストイックな響きに仕上がっていますから、オーケストラがとてもヘタに聴こえてしまいます。始まってすぐ聴こえてくる木管のコラールでのフルートときたら、チリメン・ビブラート丸出しのとても安っぽい音なので思わず力が抜けてしまいます。これが半世紀前のプロオケの実力だったのでしょうか。いや、このフルートは、それだけではなく、おそらく指揮者やまわりの団員のことなど全く聴いていないで、ひたすら自分の世界を追求しているようには聴こえないでしょうか。ちょっと平板な感じのする1959年にフランス国立放送管弦楽団と録音したEMIのスタジオ録音とは違って、ここではかなり大げさな身振りをオーケストラに要求しているようなのですが、フルートだけは全く知らんぷりなのですね。おそらく、この人は後にN響を聴いた時に必ず不快感を与えてくれた、あの男に違いありません。<br/>
どうやら、もっと膨らみのある音で、旧NHKホールでの録音と思われるチャイコフスキーの４番でも、この男がトップを吹いていたようですね。こちらの方は、まさに「爆演」そのもののものすごい演奏でした。シルヴェストリという人は、おそらく見せかけのバランスの良さなどを徹底的に嫌う人だったのかもしれません。第１楽章冒頭のファンファーレや、フィナーレのイントロなど、誰でも一直線にスマートに演奏したがるものを、彼はとことん流れに逆らって、至るところをせき止めて鈍重なまでの力強さを出そうとしています。それは、かなりの部分で指揮者の思いがオーケストラに伝わっているようでしたが、フィナーレも最後の方になってくると、ついいつものやり方が出てしまうのは仕方のないことでしょう。なんせ、このオーケストラは、最初にノリントンが来た時にも、完全に彼の意図を実現できたとはとても思えないような演奏ぶりでしたからね。<br/>
<br/>
CD Artwork &copy; King International Inc.
  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>オーケストラ</dc:subject>  
      <dc:creator>jurassic_oyaji</dc:creator>  
      <pubDate>Thu, 17 May 2012 20:36:19 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2012-05-17T20:36:19+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item>
      <title><![CDATA[PR: このソフト、不正かも！　と思ったことありませんか？]]></title>
      <link>http://rss.rssad.jp/rss/ad/fMOvFHkcf562/RH3hIUGsXyN8?type=2&amp;ent=c33adc1e9272e5594d72fbe7fe3d718f</link>
      <description><![CDATA[<table cellspacing="0" cellpadding="0"><tbody><tr><td align="left" valign="center"><a href="http://rss.rssad.jp/rss/ad/fMOvFHkcf562/RH3hIUGsXyN8?type=2" target="_blank"><img alt="" style="border: 0;" border="0" src="http://rss.rssad.jp/rss/img/fMOvFHkcf562/RH3hIUGsXyN8?type=3&ent=c33adc1e9272e5594d72fbe7fe3d718f"/></a></td></tr><tr><td align="left" valign="top" > 勇気をもってBSAに相談してください。あなたの個人情報はしっかり守ります。 </td></tr></tbody></table><div style="font-size:10px;"><span style="padding-top:5px;"><br style="display:none"/><a href="http://www.rssad.jp/trendmatch/trendmatch.html">Ads by Trend Match</a></span><br/></div>]]></description>
      <pubDate>Thu, 17 May 2012 20:36:19 +0900</pubDate>
    </item>
    <item> 
      <title>MOZART/Apollo et Hyacinthus</title>  
      <link>http://jurassic.exblog.jp/17969092/</link>  
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      <description><![CDATA[<p>
  
<img class="IMAGE_LEFT" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201205/15/87/c0039487_20293468.jpg" border="0" width="184" height="163" align="left"/><br/>
Andrew Kennedy(Oebalus), Klara Ek(Melia)<br/>
      Sophie Bevan(Hyacinthus), Lawrecne Zazzo(Apollo)<br/>
      Christopher Ainslie(Zephyrus)<br/>
      Ian Page/<br/>
      The Orchestra of Classical Opera<br/>
      LINN/CKD 398(hybrid SACD)<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
スコットランドにある「Linn Products」と言えば、昔から超高級オーディオ・メーカーとしてマニアの間では知られていました。とても手が出そうもない価格の製品を見ながら、「いつかはLinnを」と自虐的に呟いている人はたくさんいることでしょう。最近では、パソコンやインターネットを駆使した「ネット・オーディオ」という新しい分野でも、このメーカーは指導的な立場に立って、次々と魅力的な製品を出しています。彼らが提唱している「DS」（ゲーム機じゃないですよ。「Digital Stream」の略語です）という概念は、いずれはオーディオ界の主流となっていくのでしょうか。<br/>
このメーカーの強みは、「Linn Records」というソフト部門を持っていることでしょう。ここで録音された音源は、まさに最高のオーディオ・システムで再生されることを前提としているのですから、その音が素晴らしいのは当たり前の話です。同じようなソフトとハードを両方とも手がけているメーカーは、例えばPHILIPSとかSONYのようなところがありましたが、その両者が手掛けたSACDは、もうこのレーベルから発売されることはありません。その点、Linnの場合は、大メーカーが多くのしがらみの中で必ずしもなしえなかった、「最高」のものを目指して、妥協のないアプローチで臨んでいけるのでしょう。<br/>
ネット・オーディオに関しては、まだ何とも言えませんが、パッケージ・オーディオではほとんどすべてのアイテムをSACDで出してくれているのが、そんな「最高」を目指す証でしょうか。今回は、このレーベルにとって２枚目となるオペラ、モーツァルトの「アポロとヒュアキントス」です。<br/>
「M22」に従えば、モーツァルトにとっては２番目のオペラとなるこの作品は、彼が11歳の時の1767年に、ザルツブルク大学付属のギムナジウムで上演するために委嘱されたものです。この学校では、教育のためにラテン語による演劇やオペラを上演する伝統がありました。この作品の台本は、そこの教師で司祭だったルフィヌス・ヴィドルによって書かれています。ヴィドルは、ギリシャ神話に題材をとって、アポロ、ヒュアキントス、そしてゼフィルスの「三角関係」を描こうとしたのですが、オリジナルのままではあまりにも露骨なホモセクシャルの内容になってしまうので、「教育」にはふさわしくないと、新たに女性のキャラを加え、あくまでストレートの世界であるように改変しています。<br/>
その、最もノーマルなキャラのメリア姫を歌っているエクが、とても伸びのある可憐な声で楽しませてくれます。それに対して、３人の「神」は、本来は男性の役なのでしょうが指定は女声パート、アポロはソプラノ、あとの二人はカウンターテノールで歌われています。一番の「悪者」であるゼフィルス役のエインズリーが、とても個性的な声で見事な表現力を見せてくれています。<br/>
これはもちろんセッション録音ですが、キャストはこのために集められたものではありません。彼らはすでに1997年から「クラシカル・オペラ」という、指揮者のペイジを中心としたカンパニーを結成していて、様々なオペラハウス（その中には、コヴェント・ガーデンのような高ランクのところも含まれます）で、モーツァルトとその同時代の作曲家たちの多くのオペラを上演してきているのですね。もうすでに完成された形になったものが、LINNのスタッフによって録音されるのですから、悪いものが出来上がるはずがありません。さらに、ここでは録音ならではの工夫も見られます。オペラの中には「雷」や「風」が登場するのですが、それは、まるであのジョン・カルショーのような、効果音にもきちんと出演者としての魂を込めるのだ、といった凛とした意気込みがビンビン感じられるような、リアリティあふれるものでした。<br/>
これからも、彼らの録音からは目が離せません。<br/>
<br/>
SACD Artwork &copy; Linn Records
  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>オペラ</dc:subject>  
      <dc:creator>jurassic_oyaji</dc:creator>  
      <pubDate>Tue, 15 May 2012 20:35:01 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2012-05-15T20:35:01+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>川内萩ホール</title>  
      <link>http://jurassic.exblog.jp/17964762/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://jurassic.exblog.jp/17964762/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
　今回の定期演奏会は、演奏はなかなかの手ごたえがあったのですが、入場者数がイマイチだったことで、ちょっとショックを受けてしまった人もいたかもしれませんね。なんせ「630」人なんて、ニューフィル史上最低の入場者数ではないでしょうか。と、その時は思っていたのですが、今までのデータを見てみるとこれは完全に想定内の数字だったことが分かります。まずは、最近の実績をご覧ください。<br/>
第54回定期（時任）　 630人（萩ホール）<br/>
第53回定期（末廣）　 701人（国際センター）<br/>
第52回定期（橘　）　 705人（萩ホール）<br/>
第51回定期（田中）　 744人（萩ホール）<br/>
第50回定期（末廣）　 998人（県民会館）<br/>
第49回定期（橘　）　1210人（県民会館）<br/>
第48回定期（新田）　 566人（多賀城）<br/>
第47回定期（保科）　 922人（県民会館）<br/>
第46回定期（茂木）　 927人（県民会館）<br/>
　つまり、今回は決して「最低」ではなかったのですよ。多賀城文化センターでやった時に566人という、文字通り「史上最低」があったのですね。そして、なぜこんなに少なかったのかも、すぐ分かりますね。あまりに遠すぎて、はるばる多賀城までやってくる人なんかいなかったのですよ。<br/>
　それを頭に入れてこの数字を眺めると、見事に会場と入場者数の間に相関関係があることが分かりませんか？そう、萩ホールは県民会館に比べると、極端に集客が悪いのですよ。やはり、なによりのネックは交通手段でしょうね。車を持っていない人にとっては、これほど行きにくいホールもありません。いや、車があっても、確実に駐車できるという保証はないのですから、「そこまでして行くこともないな」と思ってしまう人も多いはずです。現に私の愚妻も、「萩ホールだったら、行かないよ」と、だいぶ前からダメを出していましたからね。ちゃんと来てくれた私の母親にしても、帰りのタクシーを捕まえるのにはかなり苦労したようですし。<br/>
　ですから、今回の「630人」というのは、たしかに少なめではありますが、決してわれわれの努力が足らなかったわけではないのではないでしょうか。現に、演奏会前の売り上げ調査では、700人は超えていたはずですし、当日券は30枚ぐらい売れたのですから、チケットを持っていても来なかった人が100人いたということにはなりませんか？それほどまでに、このホールはお客さんにも、そして利用者にも嫌われているのですよ。<br/>
　それについて、今回とても嫌な思いをしました。事務室の前の机が置いてあるスペースで、まだホールが開かないので待っていると、館長なんでしょうか、事務長なんでしょうか、初老の男がウロウロしていて、何やら「タバコを吸うな」とか我々に話しかけます。そのしゃべり方がなんとも横柄なのですよね。明らかに「ホールを使わせてやっている」という態度、我々はお金を払って借りている「お客様」だという意識がまるでありません。その横柄さは、その場所でお弁当を食べて、少し机を動かしていたので、それを直そうとした時に、さらにはっきり現れました。位置を合わせるために、ほんの少し机を滑らせたら、なんとその男は「タレカしねーで、ちゃんと持ちあげろ」と叫んだではありませんか。一瞬、自分の耳を疑いましたね。「タレカ」というのは、このあたりの方言で「怠け者」という意味ですが、そのニュアンスとしてはかなり相手を卑下しているような気持がこめられています。なんでお前にそこまで言われなければならないの、とキレそうになりましたが、ぐっとこらえてその場は引きさがりました。たしか、私の学生時代などは、このホールを借りに行く時には、必ず一升瓶を持って行かなければならない、という「不文律」があったはずです。そんな体質がまだ残っているのですから、言うだけ無駄だと思ったのです。<br/>
　このホールが出来た時の内覧会では、このホールが目指す壮大なビジョンが語られていました。たしか、まわりの広場を使っての「日本のタングルウッド」を目指したい、などと熱く語っていた方もいたはずです。そんな構想をぶち上げる前に、こういう愚かな職員の意識改革が、まず絶対に必要です。
  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>禁断</dc:subject>  
      <dc:creator>jurassic_oyaji</dc:creator>  
      <pubDate>Mon, 14 May 2012 21:47:46 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2012-05-14T21:47:46+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item>
      <title><![CDATA[PR: これぞ極上！７０００万円台の新築マンション特集]]></title>
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      <description><![CDATA[<table cellspacing="0" cellpadding="0"><tbody><tr><td align="left" valign="center"><a href="http://rss.rssad.jp/rss/ad/fMOvFHkcf562/Ajvx7x0NoQVk?type=2" target="_blank"><img alt="" style="border: 0;" border="0" src="http://rss.rssad.jp/rss/img/fMOvFHkcf562/Ajvx7x0NoQVk?type=3&ent=aa4f8cd11daa5a371bd72fa126e0b8dc"/></a></td></tr><tr><td align="left" valign="top" > まるでホテル？この開放感ある広さ！理想の間取りは…大規模マンション特集 </td></tr></tbody></table><div style="font-size:10px;"><span style="padding-top:5px;"><br style="display:none"/><a href="http://www.rssad.jp/trendmatch/trendmatch.html">Ads by Trend Match</a></span><br/></div>]]></description>
      <pubDate>Mon, 14 May 2012 21:47:46 +0900</pubDate>
    </item>
    <item> 
      <title>PLEYEL/Symphonies and Flute Concerto</title>  
      <link>http://jurassic.exblog.jp/17959005/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://jurassic.exblog.jp/17959005/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
<img class="IMAGE_LEFT" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201205/13/87/c0039487_22173621.jpg" border="0" width="167" height="165" align="left"/><br/>
<br/>
<br/>
<br/>
Patrick Gallois(Fl, Cond)<br/>
      Sinfonia Finlandia Jyv&auml;skyl&auml;<br/>
      NAXOS/8.572550<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
「プレイエル」と言えば、ほとんど反射的に「ピアノ」という答えが返ってくるぐらい、その名前は歴史的なフランスのピアノ・メーカーとしてあまりにも有名です。あのショパンが愛用したピアノを作り、最近のことでは忘れられていた楽器、チェンバロを現代によみがえらせるために、ワンダ・ランドフスカの要請でピアノのフレームに弦を張ったいわゆる「モダン・チェンバロ」という、それまでの歴史の中では存在していなかった「新しい」楽器を開発したメーカーとして、間違いなくこれからも末永く語り伝えられていくはずの名前です。<br/>
ところが、その会社を設立したイニャス・プレイエルという人が、もともとは作曲家だったことを知っている人は、それほど多くはありません。このプレイエルさんはピアノ・メーカーを作る前には音楽出版社も経営していたという辣腕のビジネスマンでありながら、あのヨーゼフ・ハイドンに師事して多くの作品を残した、当時は「大作曲家」だったのですね。そういえば、ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」のもとになったディヴェルティメント（Hob.II:46）も、実はハイドンの作品ではなく、このプレイエルさんが作ったものなのだそうですね。<br/>
オーストリアで生まれたプレイエルは、最初は「イグナツ・プライエル」と名乗っていましたが、ハイドンのもとでの修業が終わり、活動の場所をフランスに移すとともに、名前もフランス風に「イニャス・プレイエル」と発音するようになりました。このCDで演奏されている３曲のうち、２曲の交響曲は1780年代、彼がまだ「専業」の作曲家だった時代の作品ですが、フルート協奏曲は1797年と、すでに「メゾン・プレイエル」という名前の音楽出版社を作って、ビジネスマンとして精力的に働いていた時期のものなのだそうです。つまり、このころはまさに「２足のわらじ」を履いていたのですね。<br/>
まず、変ロ長調の交響曲を聴いてみましょうか。古典的な４楽章形式ですが、最初のアレグロの楽章が、よくある快活な感じではなく、３拍子のミディアム・テンポなのが、いかにもフランス風でしゃれています。ただ、それに続くアンダンティーノの楽章も、メヌエットの楽章も似通ったテンポなので、ちょっとメリハリがきかなく退屈に感じられてしまいます。おそらくそう感じてしまうのは、何事にも刺激を求めたい現代人としての感覚なのでしょう。曲が作られた当時のフランスでは、こんなユルさが多くのファンを呼んでいたに違いありません。<br/>
ですから、おそらく、そのあたりが、彼が「現代」では作曲家としてはほとんど忘れられている大きな原因なのでしょうね。ここには、時代を超えて訴えかけてくるようなものは、何も感じることはできません。あるいは、ガロワの指揮するシンフォニア・ユヴァスキュラがもっとこの曲の「楽しさ」を伝えるような「何か」を付け加えてくれればいいのでしょうが、彼らはひたすら愚直な作品を愚直に演奏するだけです。<br/>
もう一つのト長調の交響曲では、いくらかおもしろさが感じられるでしょうか。アンダンテ楽章が短調の変奏曲というのが、ちょっとした新鮮さを呼んでいます。ただ、これももう少し演奏でメリハリをつけてもらわないと、退屈に感じてしまうだけでしょう。<br/>
そして、ガロワの「吹き振り」で、ハ長調のフルート協奏曲です。ここでは、あのジャン・ピエール・ランパルが校訂した楽譜を使っているのだそうです。辛口じゃありませんよ（それは「ジンジャーエール」）。確かに、この協奏曲は、まさにランパル好みの名人芸満載、息もつかせず（実際、ほとんどブレスをとっていません）細かい音符を紡ぎだすのはとても爽快です。ランパルは、こんな時に、わざと早めに演奏して「どうだ、すごいだろう」と言っているように思えるような演奏をしたものですが、そんなところまでガロワが受け継いでいるのが、ちょっとかわいいですね。<br/>
<br/>
CD Artwork &copy; Naxos Rights International Ltd.
  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>フルート</dc:subject>  
      <dc:creator>jurassic_oyaji</dc:creator>  
      <pubDate>Sun, 13 May 2012 22:19:59 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2012-05-13T22:19:59+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item>
      <title><![CDATA[PR: これぞ極上！７０００万円台の新築マンション特集]]></title>
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      <description><![CDATA[<table cellspacing="0" cellpadding="0"><tbody><tr><td align="left" valign="center"><a href="http://rss.rssad.jp/rss/ad/fMOvFHkcf562/Qj35bPPSbvNA?type=2" target="_blank"><img alt="" style="border: 0;" border="0" src="http://rss.rssad.jp/rss/img/fMOvFHkcf562/Qj35bPPSbvNA?type=3&ent=2b57e36590c0b949edbdbc9d94b088b7"/></a></td></tr><tr><td align="left" valign="top" > 欲しいのは、この眺望…。憧れの間取りを手に入れる。タワーマンション特集 </td></tr></tbody></table><div style="font-size:10px;"><span style="padding-top:5px;"><br style="display:none"/><a href="http://www.rssad.jp/trendmatch/trendmatch.html">Ads by Trend Match</a></span><br/></div>]]></description>
      <pubDate>Sun, 13 May 2012 22:19:59 +0900</pubDate>
    </item>
    <item> 
      <title>Kisses on the Bottom</title>  
      <link>http://jurassic.exblog.jp/17950466/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://jurassic.exblog.jp/17950466/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
<img class="IMAGE_LEFT" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201205/11/87/c0039487_23121888.jpg" border="0" width="183" height="165" align="left"/><br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
Paul McCartney<br/>
      HEAR MUSIC/HRM-33369-02<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
かなり昔のことで記憶が曖昧ですが、さる高名なクラシックの作曲家が、「ビートルズのような音楽は、20代の若者にしか作れない」というようなことを言っていました。ああいう音楽は年を取ったらやるものではない、というような意味が、その語感の中にあって、いかにもなロック蔑視だ、と、その時は思ったものです。<br/>
とは言っても、やはりその人が言うとおり、いい大人、というか、「初老」のジジイがいい年こいて大声を張り上げて「ロックンロールだぜ！」と盛り上がっているのがなんだかみっともなく見えてしまうのも、ひとつの真実ではないでしょうか。ロックに限らず賞味期間が存在する音楽というものは確かにあるようですね。かつてのアイドルが、還暦を迎えようというのに昔の持ち歌ばかりを歌っているというのは、間違いなく醜いものです。<br/>
そんな、かつては「ロッカー」であったポール・マッカートニーが、まさかと思われた「ジャズ」のアルバムを出したというのも、やはり年を重ねていった中での変化によるものなのでしょう。大げさな拒否反応を示す人もいたようですが、そんなに目くじらを立てずに、新しいポールを受け入れようではありませんか。なんたって、もうじき「古希」を迎えるのですからね。やりたいことをやらせてあげたらいいのではないでしょうか。<br/>
ここでのポールは「ボーカル」に専念しています。楽器は、すべて信頼のおけるジャズ・ミュージシャンに任せようという姿勢なのでしょう。もちろん、プロデュースやアレンジにも、クレジット上は一切関わっていないようですね。ただ、彼のクレジットが「Vocals」と、複数形になっているのが要注意です。<br/>
最初はリズム・セクションだけのバックで「I'm Gonna Sit Right Down And Write Myself<br/>
A Letter」です。イントロのウッド・ベースのピッキングや、ブラシを使ったドラムスなどは、まさに「小粋なジャズ」という趣、それと、口やかましいジャズ・フリークにも通用しそうなとびきりの録音に、まず耳が反応してしまいます。このアルバムの音源の24/96のFLACファイルがオフィシャル・サイトからダウンロード出来るそうですが、そんな「ハイレゾ」にも対応できるソースであることも納得できます。CDで聴くとボーカルがいまいちドライなのが気になるのですが、せめてSACDでも出してほしかったものです。<br/>
ここでは、コーラスがとても気持ち良くハモっています。それが「Vocals」ということだったのですね。基本的にここでのポールの歌い方は力を抜いたハスキーなもの、そこに彼自身のファルセット気味のコーラスが入ると、なんとも上品なハーモニーが生まれます。<br/>
次の「Home(When Shadows Fall)」になると、今度はなんとも渋いストリングスが入ってきます。演奏しているのはロンドン交響楽団。ポールはアメリカで録音していますが、このストリングスはロンドンのアビーロード・スタジオでのセッションです。もちろんスタジオ１でしょうが、ポールがさんざん使ったスタジオ２と同じ建物というのも、なにかの因縁でしょうか。実は、このアルバムには、スタジオ・ミュージシャンによる別のストリングスが入ったものもあります。それはアメリカで録音されているのですが、ロンドン響と比べると、弦の響きの深みが全く違いますね。<br/>
スタンダード・ナンバーに混じって、ポールの新作も２曲披露されます。「My Valentine」は、まさにマッカートニー節満載のキャッチーな、それでいてオトナの音楽で、見事に「ジャズ」になっています。「Only Our Hearts」は、ちょっとボーカルの印象が乏しい気がしますが、それはゲストのスティービー・ワンダーのハーモニカが、あまりにも存在感があり過ぎたせいなのかもしれません。<br/>
それが最後だと思っていたら、そのあとでジャケットにはなんの表示もないボーナストラックが２曲も入っていました。ちょっと得した気分。全くシャウトしていないポールも、なかなかいいものです。<br/>
<br/>
CD Artwork &copy; MPL Communications Inc.
  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>ポップス</dc:subject>  
      <dc:creator>jurassic_oyaji</dc:creator>  
      <pubDate>Fri, 11 May 2012 23:14:51 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2012-05-11T23:14:51+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item>
      <title><![CDATA[PR: 編集・デザイナー求人はテンプスタッフ・クリエイティブ]]></title>
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      <description><![CDATA[<table cellspacing="0" cellpadding="0"><tbody><tr><td align="left" valign="center"><a href="http://rss.rssad.jp/rss/ad/fMOvFHkcf562/zI_6ack.urOI?type=2" target="_blank"><img alt="" style="border: 0;" border="0" src="http://rss.rssad.jp/rss/img/fMOvFHkcf562/zI_6ack.urOI?type=3&ent=dd07b31fbe72fd9fe372b363eb009f80"/></a></td></tr><tr><td align="left" valign="top" > 雑誌書籍編集・デザイナー・Web系のクリエイターに特化し案件をご紹介。実績多数 </td></tr></tbody></table><div style="font-size:10px;"><span style="padding-top:5px;"><br style="display:none"/><a href="http://www.rssad.jp/trendmatch/trendmatch.html">Ads by Trend Match</a></span><br/></div>]]></description>
      <pubDate>Fri, 11 May 2012 23:14:51 +0900</pubDate>
    </item>
    <item> 
      <title>Bomtempo/Requiem</title>  
      <link>http://jurassic.exblog.jp/17940422/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://jurassic.exblog.jp/17940422/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
<img class="IMAGE_LEFT" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201205/09/87/c0039487_1945948.jpg" border="0" width="165" height="164" align="left"/><br/>
<br/>
Angela Maria Blasi(Sop), Liliana Bizineche-Eisinger(MS)<br/>
      Reinaldo Macias(Ten), Michel Brodard(Bas)<br/>
      Michel Corboz/<br/>
      Gulbenkian Choir and Orchestra<br/>
      VIRGIN/6 02864 2<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
ホアオ・ドミンゴス・ボンテンポなどという、仙台藩主みたいな名前（それは「梵天丸」）の作曲家なんて、「レクイエム」を作っていなければまず一生関わることはなかったことでしょう。1775年に生まれたこのポルトガルの作曲家の「レクイエム」は、物の本には1994年にコルボによって録音されたものがあると記されていますが、そんなもはや廃盤扱いになった音源が、突然スッペの「レクイエム」との抱き合わせで、新装発売となりました。スッペは、すでに聴いていたので要らないのですが、ボンテンポはこれを逃したらもう出ることはなさそうなので、入手しておかなければ。<br/>
ポンテンポという人は、ポルトガルの宮廷楽師だったイタリア人を父親として、ポルトガルに生まれましたが、なぜかイタリアで音楽の勉強をすることはなく、パリでピアニストとして活躍、その間に多くのピアノ協奏曲などを作曲しました。この「レクイエム」も、パリ時代、1818年の作品です。彼は後にポルトガルへもどり、教育者としても活躍します。<br/>
ポルトガルの首都リスボンの団体、グルベンキアン合唱団や管弦楽団と長年関係を持っているコルボだからこそ、あまり知られていないポルトガルの作曲家を取り上げたのだな、と思っていたら、実は彼より先、1980年にすでにハインツ・レーグナーがベルリン放送交響楽団などの「東側」のアーティストと録音していたのですね。思っているより広範な支持を、この曲は受けていたのかもしれません。<br/>
ただ、そのレーグナー盤は現在では入手は不可能、しかし「Introit」の一部と「Lacrimosa」だけが東独系の得体のしれないレーベルのコンピレーションの中に入っていたので、まずは「予習」の意味でそれを聴いてみます。なかなか表情豊かなオーケストラに乗って、なんだかモーツァルトの同名曲にどことなく似た合唱が聴こえてきたのはご愛嬌。ボンテンポの場合は間違いなくモーツァルトの作品を聴いていたはずですから、何かしらの影響は受けていたことがうかがえます。<br/>
そして、コルボ盤です。さっきのレーグナー盤のようにいきなり合唱が始まるのではなく、何やら神秘的な超ピアニシモの低弦によってちょっとパッサカリア風のテーマが聴こえてきたのにはびっくりしました。ただ、この「イントロ」は別に変奏されることはなく、そのまま合唱が、まさに「古典派」そのもののメロディを持った歌を歌い始めたので一安心です。繰り返して聴いてみると、やはりなんだかモーツァルトの影が強く付きまとっているような思いは確信と変わります。特にヴァイオリンの伴奏のフレーズがとてもよく似た情感を与えてくれます。<br/>
さっきの「Lacrimosa」は、ここでは「Dies ira」全体が一つのトラックとなっていて、21分半の間、途中の曲を頭出しすることは出来ないようになっていました。やはりどこかで聴いたことがあるような感じが常につきまとう部分が現れるうちに、やっとその曲の前奏が始まります。しかし、その前奏の弦楽器は、レーグナー盤のような起伏に富むものではなく、何とも薄っぺらなのですね。さらに驚いたことには、レーグナー盤では合唱だったところが、ソリストによって歌われているではありませんか。これで、この曲のイメージがガラリと変わってしまいました。コルボの演奏は何とも締まりのないユルいものになっているのですね。<br/>
ずっと付きまとっていた「デジャヴ」感は、「Domine Jesu Christe」で最高潮に達します。これはモーツァルトそのものですよね。というよりは、この時代の様式から予想される展開を決して裏切らない、落ち着くべきところに落ち着く音楽が続くという感じですね。<br/>
この「レクイエム」からは、特別な緊張感や、悲哀の情などはほとんど感じることはできません。ただ、そのような印象はもしかしたらコルボたちの演奏がもたらしているのでは、という気がしてなりません。<br/>
<br/>
CD Artwork &copy; EMI Records Ltd/Virgin Classics
  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>合唱</dc:subject>  
      <dc:creator>jurassic_oyaji</dc:creator>  
      <pubDate>Wed, 9 May 2012 19:48:12 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2012-05-09T19:48:12+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>What Is Life?</title>  
      <link>http://jurassic.exblog.jp/17931015/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://jurassic.exblog.jp/17931015/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
<img class="IMAGE_LEFT" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201205/07/87/c0039487_19523024.jpg" border="0" width="164" height="163" align="left"/><br/>
<br/>
<br/>
<br/>
Lone Larsen/<br/>
      Voces Nordicae<br/>
      FOOTPRINT/FRCD 045<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
スウェーデンのFOOTPRINTレーベルで、初めて聞いた名前の合唱団のCDを見つけました。1999年に出来たばかりという新しいその合唱団は、ローネ・ラーセンという女性指揮者に率いられた「ヴォーチェス・ノルディケ」です。17人編成と、ライナーには書かれていますが、写真を見ると19人いるのはなぜでしょう。まだ若い人ばかり、そのうち団内カップルも出来て、自慢し合ったりするのでしょう（それは、「ヴォーチェス・オノロケ」）。<br/>
北欧のこのぐらいの少人数の合唱団、そして女性指揮者とくれば、誰でも透き通るような音色と、繊細な表現を兼ね備えたピュアなサウンドを期待してしまうことでしょう。その上に、ここにはボー・ホルテンやエイノユハニ・ラウタヴァーラといった演奏が難しそうな「現代作曲家」の名前なども見られますし、何よりもタイトル曲などはこの合唱団のために作られたのだというのでは、その期待はさらに高まります。<br/>
何しろ、最初の曲がエリック・ウィテカーの「Leonardo Dreams of His Flying Machine」という、超有名曲なのですからね。まずは、すでに多くのCDが出ていて、さらには、今年はおそらく何度も「生」で聴けそうなこの曲で、この合唱団の「アタリ」をつけてみることにしましょうか。<br/>
まさに「現代によみがえったマドリガル」と言えそうなこのキャッチーな曲は、だからと言って軽々しく挑戦してみても作曲家の求めたおもしろさが出てくるわけではありません。特に重要なのが合唱団の持つソノリテなのですが、その点ではどうもあまりいい結果を出しているとは思えないような仕上がりでした。ソプラノがちょっと雑な感じで、とても「ピュア」な音色とは言えないのですね。後半に出てくるリズミカルな部分では、シンコペーションがかなりアバウト、何かノリの悪いユルさが目に付いてしまいます。もしかしたら期待外れ？<br/>
次のボー・ホルテンの「Regn og Rusk og Rosenbusk」という曲は、不協和音も多用した、なかなか手ごたえのある感じなのですが、ここでもソプラノの荒れた感じはちょっと違和感があります。続くウーラ・ヤイロという1978年生まれのノルウェーのピアニスト／作曲家のラテン語のテキストによる「Ubi caritas」と「Deus in adiutorium」は、なんとも静謐な、ヒーリング・ピース、とても「現代曲」とは思えない素直さです。<br/>
そして、タイトルにもなっているのが、アン＝ソフィ・セーデルクヴィストの「What Is Life?」です。この合唱団のために作られた曲だということで少し身構えますが、聴こえてきたのはまるでノラ・ジョーンズのような、ちょっとハスキーな声とアバウトなピッチのアルト・ソロでした。ジャズ・ミュージシャンでもある彼女がこの合唱団に贈ったのは、ほとんど「ブルース」と言っていいような曲だったのです。なんか、方向が見えてきません。しかも、それに続く1983年生まれの、大学ではジャズを学んだというサラ・ニクラソンの「Frame and Content」は、和やかなフォーク・ギターの伴奏に乗った、もろ、モダン・フォークではありませんか。ここにもソプラノやテナーのソロがフィーチャーされていますが、いずれも合唱人にはあるまじきアバウトな歌を披露しています。そういう曲なのかもしれませんが、なにか、肩透かしを食らったような気がしてしまいます。<br/>
そんな歌を聴かされたあとに、ウッレ・リンドベリの「Sanctus」と「Agnus Dei」という、直球勝負のミサ曲が来ます。こうなると、もはやこの合唱団のユルさではとても太刀打ちできない、まさに限界のようなものを感じないわけにはいきません。<br/>
最後に控えるラウタヴァーラの「Die erste Elegie」も、健闘はしているのですが、もはや細かいコントロールなどは全く期待できません。クライマックスで派手にビブラートがかかったソプラノを聴かされる頃には、北欧にも上手ではない合唱団はたくさんあるのだな、というごく当たり前のことが理解できるようになっていたのでした。<br/>
<br/>
CD Artwork &copy; Footprint Records AB
  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>合唱</dc:subject>  
      <dc:creator>jurassic_oyaji</dc:creator>  
      <pubDate>Mon, 7 May 2012 19:56:37 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2012-05-07T19:56:37+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item>
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      <description><![CDATA[<table cellspacing="0" cellpadding="0"><tbody><tr><td align="left" valign="center"><a href="http://rss.rssad.jp/rss/ad/fMOvFHkcf562/9XQB8AG0ZCXw?type=2" target="_blank"><img alt="" style="border: 0;" border="0" src="http://rss.rssad.jp/rss/img/fMOvFHkcf562/9XQB8AG0ZCXw?type=3&ent=3cb37d179d96febb741348aced1fd379"/></a></td></tr><tr><td align="left" valign="top" > 独りが寂しいと気付いたなら⇒無料の結婚力料診断！理想のお相手のプロフをプレゼント </td></tr></tbody></table><div style="font-size:10px;"><span style="padding-top:5px;"><br style="display:none"/><a href="http://www.rssad.jp/trendmatch/trendmatch.html">Ads by Trend Match</a></span><br/></div>]]></description>
      <pubDate>Mon, 7 May 2012 19:56:37 +0900</pubDate>
    </item>
    <item> 
      <title>Blu-ray Audio</title>  
      <link>http://jurassic.exblog.jp/17921098/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://jurassic.exblog.jp/17921098/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
<img class="IMAGE_LEFT" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201205/05/87/c0039487_2091017.jpg" border="0" width="300" height="194" align="left"/><br/>
<br/>
<br/>
<br/>
MAHLER/Symphony No.8<br/>
      (NBD0009)<br/>
      LANCINO/Requiem<br/>
      (NBD0020)<br/>
      VERDI/Ballet Music<br/>
      (NBD0027)<br/>
<br/>
ハイビジョン画質の映像データがそのまま収録できるブルーレイ・ディスク（BD）は、１枚の容量は25GBと、CDの700MBや、SACDやDVDの4.7GBに比べるとけた外れに大きなデータを保存することが可能です。さらに、最近になって出来たメディアですから、記録するデジタル音声のフォーマットも、大昔のCDで採用された16bit/44.1kHzのPCMのようなちゃちな解像度ではなく、もっと高い規格、最高で24bit/192kHzまでサポートできるようになっています。普通に映像が入っているBDでは、その音声のデータは圧縮されてサイズが小さくなっていますが、映像がなければ高解像度（ハイレゾ）の音声データを圧縮なしで余裕をもって収録できるはずです。もちろん、2チャンネルのステレオだけではなく、6チャンネルの5.1サラウンドだって楽々入ってしまいます。<br/>
そんな、オーディオに特化したBDを初めてリリースしたのは、おそらくノルウェーのレーベル「2L」だったのではないでしょうか。2008年に、こんなステレオだけではなく、4種類の方式のサラウンドまですべて収めたBDを、SACDと同梱という形で発売したのです。このレーベルの音へのこだわりはハンパではなく、現在では32bit/352.8kHzという、業務用のDAWのスペックをはるかに上回るハイレゾで録音を行っていますから、それをパッケージとして可能な限り元のものに近い形で提供しようとすれば、SACDでは少々物足りなくなって、BDを使うことを考えたのでしょう。それ以後も何種類かのBDを、SACDとの同梱という形でリリースしてきましたが、最新のアイテムでは、ついにBDだけのパッケージとなっています。<br/>
2Lに続いて、この音声のみのBD、ブルーレイ・オーディオの市場に参入するメーカーが現れました。それは、今では世界最大のCD売り上げを誇るかつての安売りレーベル、NAXOSです。今回15点ほど発売されましたが、価格は2Lよりははるかに安いので、３点ばかり聴いてみることにしました。<br/>
再生に使ったのは、何の変哲もない安物のBDプレーヤーです。こちらの方面に関してはあまり知識がないのですが、そもそもブルーレイ・オーディオのための専用プレーヤーなどというものは存在していないようですね。ですから、ディスクに入ったデータをきちんと再生するためには、しっかりしたD/Aコンバーターなどを使わなければいけないのでしょうが、とりあえずプレーヤー内蔵の安物のチップでどの程度のものが聴けるか、という程度の報告だと思ってください。農家の方に借りるわけにもいきませんし（それは「コンバイン」）。<br/>
まずは、以前CDで聴いていたランシーノの「レクイエム」です。ほかのアイテムは24/96なのに、なぜかこれだけ24/48、そのせいなのか、CDと比較してもそれほど違っているとは、正直思えないような音でした。<br/>
次の、マーラーの「千人」も、やはりCDで聴いていました。これは24/96ですから、その違いははっきり判ります。CDでもかなりのものだったのですが、BDはいかにも余裕を持ってそれを再生しているという感じがします。<br/>
そして、かなり珍しいヴェルディのオペラのバレエ音楽だけを集めたものは、CDでは２枚組のものが１枚に収まっています。値段はほかのものと同じですから、ほとんどCDと変わらない値段で買えるはずです。これはBDしか聴いていませんが、最初の「オテロ」からのバレエで、ピッコロの音のリアリティに驚いてしまいましたから、かなりのものなのではないでしょうか。<br/>
ということで、「安物」で聴いてもCDとの違いははっきり聴き取れるほどのクオリティは感じられました。もちろん、しっかりした環境で再生すればさらに素晴らしい音が味わえることでしょう。<br/>
しかし、同じものがネット経由でFLACファイルとして入手でき、PCオーディオで楽しめるという時代にあって、ブルーレイ・オーディオのパッケージとしての将来は、SACD同様はなはだ心もとないものです。<br/>
<br/>
BD Artwork &copy; Naxos Rights International Ltd
  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>オーケストラ</dc:subject>  
      <dc:creator>jurassic_oyaji</dc:creator>  
      <pubDate>Sat, 5 May 2012 20:12:02 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2012-05-05T20:12:02+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>PENDERECKI/Music for Strings</title>  
      <link>http://jurassic.exblog.jp/17912954/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://jurassic.exblog.jp/17912954/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
<img class="IMAGE_LEFT" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201205/03/87/c0039487_2163633.jpg" border="0" width="167" height="164" align="left"/><br/>
<br/>
<br/>
Artur Pachlewski(Cl)<br/>
      jean-Louis Capezzali(Ob)<br/>
      Antoni Wit/<br/>
      Warsaw Philharmonic Chamber Orchestra<br/>
      NAXOS/8.572212<br/>
<br/>
<br/>
手元には、NAXOSの最新のカタログがあります。ただし、これは日本の代理店が毎年出していた日本語版ではありません。前はショップに山積みになっていたのに最近は見かけないな、と思っていたら、もはやこのような「紙」のカタログは制作しないことになったようですね。これからは何でもかんでも電子化の時代、と言わんばかりに、早々と「紙」には見切りをつけて、すでにWeb版カタログに完全移行してしまっていたのですよ。ですから、これはインターナショナル版のカタログの「2011年版」なのですが、おそらく時代の流れでこれが最後の「紙」カタログになってしまうのではないでしょうか。ある意味、貴重品ですね。<br/>
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201205/03/87/c0039487_2194878.jpg" border="0" width="161" height="221"/></center><br/>
このレーベルからリリースされてきたアントニ・ヴィットが指揮をしたペンデレツキの一連の録音も、もちろんこのカタログには載っています。しかし、そこで「最新リリース」とされているのは、2010年にリリースされた「クレド」なのですから、もちろん今回のアルバムが載っているはずはありません。これはもはや「紙」カタログには決して印刷されることがないアイテムだと思うと、なんだか切なくなってはきませんか？<br/>
このカタログでも、そしてWebのカタログでも、演奏者の名前は書いてありますが、録音スタッフまではわかりません。Webの場合はなにやらストリーミング・サイトにリンクされていて、有料会員になればブックレットを読ませてやるという高飛車な態度で待ち構えていますが、そんなあくどい商売に騙される人はいませんから、それは現物のCDを手にして初めてわかることです。それによると、このレーベルのペンデレツキ・シリーズは、実際はポーランドの「CD Accord」が制作しているようですね。どうりで、熱の入れ具合がハンパではないわけです。<br/>
今回はペンデレツキの弦楽合奏のための作品を集めたアルバムです。彼の「出世作」である「ヒロシマ」がやはり弦楽合奏だったにもかかわらず、このジャンルの作品の影が薄いと感じられるのは、なぜでしょう。いつものように、絶妙な曲目の選択によって、ほとんど初めて聴く作品の中から、この作曲家のまた別の姿が発見できるのですから、このシリーズは外すわけにはいきません。<br/>
なんと言っても、一番笑えるのは、彼が「前衛」作曲家だった時代、1963年に作られた「古い様式による３つの小品」でしょう。もともとは映画のサントラとして作られた曲なのだそうですが、これはもろバロック、３曲目あたりはまさにモーツァルト然としたロココ趣味の、とてもよくできたパロディになっています。あのペンデレツキがこんなものを、と思うと、これは、何か微笑ましい感じのする体験です。でも、例えば日本の作曲家でも、湯浅譲二は「前衛作曲家」であると同時に、本田路津子のヒット曲「耳をすましてごらん」や「♪インディアンが通る　アッホイアッホイアッホイホイ」みたいな童謡も作っていましたし、同様に武満徹だって、「フォークソング」の名曲「死んだ男の残したものは」の作曲者なのですから、こんな「二足のわらじ」はこの時代の作曲家にとっては当たり前の姿だったに違いありません。<br/>
ただ、こんなものを聴かされた後に、「前衛時代」の作とされる「24の弦楽器のためのインテルメッツォ」や、「オーボエと弦楽オーケストラのためのカプリッチョ」を聴いても、いとも当たり前の曲に感じられてしまうのは困ったものです。それよりも困る、というか嬉しいのは、この中では最も新しい、いずれもオリジナルは室内楽だったものを弦楽合奏のために作り直した２つの「シンフォニエッタ」が、見事にさっきの「３つの小品」とリンクしてしまうことです。これらの書法の、なんと自信に満ちていることでしょう。<br/>
もしかしたら、ペンデレツキは彼の生涯で「前衛作曲家」だったことなんて、一度もなかったのではないでしょうか。<br/>
<br/>
CD Artwork &copy; Naxos Rights International Ltd.
  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>現代音楽</dc:subject>  
      <dc:creator>jurassic_oyaji</dc:creator>  
      <pubDate>Thu, 3 May 2012 21:12:03 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2012-05-03T21:12:03+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>MAHLER/Sinfonie Nr.1, WEBERN/Im Sommerwind</title>  
      <link>http://jurassic.exblog.jp/17904356/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://jurassic.exblog.jp/17904356/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
<img class="IMAGE_LEFT" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201205/01/87/c0039487_2312670.jpg" border="0" width="165" height="163" align="left"/><br/>
<br/>
<br/>
<br/>
Fran&ccedil;ois-Xavier Roth/<br/>
      SWR Sinfonieorchester Baden-Baden und Freiburg<br/>
      H&Auml;NSSLER/CD 93.294<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
かつての「現代音楽の雄」、南西ドイツ放送交響楽団は、今ではこんな長ったらしい名前に変わっていますが、ハンス・ロスバウトから最近のミヒャエル・ギーレン、シルヴァン・カンブルランまで綿々と続く「現代音楽に強い」首席指揮者のもとで、その名に恥じない活躍を続けています。<br/>
カンブルランの後を受けて、2011年から首席指揮者に就任したのは、なんとフランソワ＝グザビエ・ロト、あの「レ・シエクル」を作った、「現代」よりは「過去」の音楽に強そうな指揮者でした。マグロも、赤身よりは脂身ですね（それは「トロ」）。このチームはすでに２月に日本でもコンサートを行っています。その時のプログラムにもあったウェーベルンの「夏風の中で」をカップリングにしたマーラーの「交響曲第１番」です。日本公演では、やはりマーラーの「交響曲第５番」が取り上げられていましたね。<br/>
その演奏を聴きに行ったわけではないのではっきりしたことはわかりませんが、ピリオド楽器の「レ・シエクル」とは異なり、モダン・オーケストラの場合は、例えば同じレーベルのノリントンのように不自然なノン・ビブラートを強要するようなことはしていないようです。音を聴く限り、弦楽器はちょっときつい響きではありますが、ビブラート自体はちゃんとかかっているようですね。それよりも、ノリントンでさえ「一人」で演奏させていた第３楽章（「花の章」が入っているノリントンの場合は第４楽章）冒頭のコントラバス・ソロを、最新の楽譜通りにトゥッティで弾かせている方が気になります。ただ、これはちょっと聴いただけでは「一人」に聴こえてしまうほどのピアニシモですから、全員ではないのかもしれませんね。<br/>
そんなマーラーは、なんとも思いっきりの良い演奏ぶりに、圧倒されます。録音もCDにしておくのはもったいないほどの、芯のある艶やかな響きが心地よく、オーケストラのサウンドを楽しむにはもってこいの仕上がりになっています。これで切れ味よくグイグイ迫って来られたら、実際のライブだったらさぞや盛り上がることでしょう。<br/>
そんな風に、にぎやかに「攻め」の姿勢で臨んでいるところはとことんかっこいいのですが、しばらく聴いていると、こんな威勢の良い音楽はなんだかマーラーらしくないような思いに駆られてしまいます。常々マーラーほど屈折した感情の持ち主はないことを様々な場所で体験していますから、一ひねりしてほしいフレーズを、何のためらいもなくいともストレートに扱われてしまうと、「ちょっと違う」と思ってしまうのですね。<br/>
ですから、ある意味「守り」とも言えるゆったりとした部分は、さらに味気なく聴こえてしまいます。例えば、第３楽章の真ん中にある「さすらう若人の歌」の第４曲目「Die zwei blauen Augen」の後半をそのまま移調した部分などは、きっちりと「安らぎ」を演出してほしいところなのですが、こんな、ほとんど感情を込めていないのではないかと思えるほど素っ気ない演奏をされてしまうと、この曲に本当に必要なものが何か抜けてしまっているようにしか思えなくなってしまいます。この部分の最後を締めくくるフルートを、これほど雑に切ってしまう神経が理解できません。<br/>
その点、ウェーベルンには作品番号すらも付けてもらえなかった、彼が「12音」に手を染める前に作られた「夏風の中で」は、曲に込められた情感がマーラーほどは屈折していない分、素直に楽しめます。<br/>
ほんと、これはなんとチャーミングな曲なのでしょう。まさに後期ロマン派の豊穣がたっぷり詰まった、オーケストラの魅力が存分に味わえる秀作です。こんな素直な感情の発露を音楽にしていた作曲家が、なぜあんなにもつまらない曲を書くようになってしまったのか、ロトは、そんなことを問いかけているのかもしれません。おそらく、この指揮者は、あまり面倒くさいことは好きではないのかも。<br/>
<br/>
CD Artwork &copy; SWR Media Services GmbH
  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>オーケストラ</dc:subject>  
      <dc:creator>jurassic_oyaji</dc:creator>  
      <pubDate>Tue, 1 May 2012 23:04:39 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2012-05-01T23:04:39+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item>
      <title><![CDATA[PR: 5月3日。自由が丘が、光WiFiの街になる。]]></title>
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      <description><![CDATA[<table cellspacing="0" cellpadding="0"><tbody><tr><td align="left" valign="center"><a href="http://rss.rssad.jp/rss/ad/fMOvFHkcf562/qLo1DRJmQgio?type=2" target="_blank"><img alt="" style="border: 0;" border="0" src="http://rss.rssad.jp/rss/img/fMOvFHkcf562/qLo1DRJmQgio?type=3&ent=41ce1844eaac20b2a4e9b644485f1d9c"/></a></td></tr><tr><td align="left" valign="top" > 日本の街を楽しく、元気にする「光Wi-Fiシティー計画」。自由が丘からスタート。 </td></tr></tbody></table><div style="font-size:10px;"><span style="padding-top:5px;"><br style="display:none"/><a href="http://www.rssad.jp/trendmatch/trendmatch.html">Ads by Trend Match</a></span><br/></div>]]></description>
      <pubDate>Tue, 1 May 2012 23:04:39 +0900</pubDate>
    </item>
    <item> 
      <title>東北復興大合唱祭</title>  
      <link>http://jurassic.exblog.jp/17899060/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://jurassic.exblog.jp/17899060/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
　「東北復興大合唱祭」というコンサートが行われました。東北６県の合唱団が、全国から寄せられた被災地へ支援のお礼に、「これだけ元気になりました」という意気込みを示すもの、みたいなものなのだ、というのが、そのコンセプトだ、というように聞いていました。そのために、各県合わせて1000人以上の合唱団員が、仙台フィルをバックに一堂に会して演奏を行います。会場は萩ホール、まさかこのステージに1000人も乗るわけはないので、コンサートは４ステージ構成、それぞれに250人ずつを割り振ることになります。それにしてもやはり全員がステージに乗るだけのスペースはありません。それで、乗りきらなかった分はステージの下、客席の前の通路と、このホールの名物、前方のバルコニーで歌うことになりました。<br/>
　開演は２時半、チケットは前もって買っておいたのですが、駐車場が開く12時半に行ってみることにしました。そうしたら、無事駐車場には入れたものの、ここが満車になった時に予備で使うはずのホール前の広場が、すでに東北各地から来たたくさんの観光バスで一杯になっているのですよ。早目に来てて良かったですね。<br/>
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201204/30/87/c0039487_21551551.jpg" border="0" width="500" height="241"/></center><br/>
　当日券が100枚だけ発売になるというので、売り場前にはすでに長蛇の列が出来ていました。１時から売り出しを始めたのですが、かろうじて並んでいた人は買えたようですね。１時過ぎに来たらもう売り切れ、実は、開場を待つ列に並んでいたら、当日券目当ての知り合いがやってきたので、「もう売り切れたよ」と教えてあげたら、残念そうに帰って行きましたね。あとは、「いわきから来たんですが、誰かチケット持ってませんか？」ときいてまわっている人もいましたね。ホールに入ってみると、１階席の前の方はすべて「出場者席」となっていましたが、こんなことをしなければ、もう少し「普通の」お客さんも入れられたのに。<br/>
　ただ、なにしろこのホールはこれだけの人数をスムースに誘導するにはとても大変、ある程度は客席に入れておかないと、進行がうまくいかなくなってしまうのでしょうね。全員の控室などはありませんから、一旦外に出て別の敷地の講義室かなんかを使っていたのでしょう。その間には道路がありますから、移動も大変だったようです。これで雨でも降ったら目も当てられなかったことでしょう。ほんと、お天気が良くて良かったですね。<br/>
　仙台フィルは、8.6.4.4.3という、殆ど室内オケの編成でした。ですから、最初の「蔵王」が始まった時には、まさに250人の大合唱の迫力がもろに伝わってきました（オケ版では、ピアノ版にはない素敵なイントロが付くんですね）。全員が一緒に合わせたのは昨日のリハーサルが初めてだったのでしょうが、声もまとまっていましたし、なによりもとても細かい表現が出来ていましたね。オケが合唱に完全に負けているという、ちょっと珍しいケースでした。全曲やるのだと思ったら、３曲カットされてましたね。オケ版「樹氷林」なんか、聴いてみたかったですね。<br/>
　次の「水のいのち」は、殆ど知り合いが参加しているステージでした。私もパリンカを続けていれば出ていたことでしょう。でも、こうして２階席でのんびり聴いている方がずっと楽しいですね。合唱はまさに大人の音楽でしたが、ここではなんだかオケが合唱の邪魔をしているように感じられて仕方がありませんでした。いや、仙台フィルがダメだということではなく、オリジナルのピアノ伴奏のオーケストレーションが、なんだか納得のいかないものだったのですよ。オケの中にピアノが入っていて、それが肝心なところでそのままオリジナルの伴奏を弾くようになっているのですね。これが、ものすごくダサく聴こえてしまいます。アルペジオなどは、それこそハープに弾かせればいいのに、とか、ここでドラはないだろうとか、そんなことばかり考えて、あまり演奏に集中できませんでした。<br/>
　ここで、休憩前に「全員合唱」ということになって、山下さんの指揮のもと、「ふるさと」が会場内の全員で歌われました。私は乗り気ではなかったのですが、一応みんなと歌っていると、３番の歌詞の「志をはたして、いつの日にか帰らん」というところになったら、なんだかこみ上げるものがあって歌えなくなってしまいました。そうなんですよ。これは被災地を応援するために歌われるものではなく、被災地の人たちの「怒り」が込められたメッセージなのでは、と、その時気が付きました。帰ろうと思っても金輪際帰ることが出来なくなってしまった「ふるさと」、この歌が、そんな状況を招いてしまった原発に対する怒りでなくてなんなのでしょう。ステージでは、パリンカのボスが涙を拭いていたようなそぶりを。彼はどんな思いで歌っていたのでしょう。<br/>
　後半の第３ステージは、高校生などの若い人たちが集まったメンバーでした。ほとんどが暗譜で、小さな曲を４曲歌ったのですが、そこでオケなしのア・カペラで歌われた信長さんの「こころよ　うたえ」が、やはり、そんな「被災地」からのメッセージとして重たく迫ってきました。非常に高いレベルの合唱団の集まりが、素直な発声でのびのびと、しかし、決然と歌う言葉には、圧倒されてしまいましたよ。<br/>
　最後のステージは、三善晃の「唱歌の四季」を、オーケストラ用に編曲したもの。かなり難易度の高い、ちょっとうるさすぎる伴奏にも惑わされずに、やはり若い人たち中心の合唱は、たしかな命を吹き込んでいましたね。<br/>
　そして、やはり「全員合唱」ですが、今度は「上を向いて歩こう」ですって。今までの流れの中でこれが歌われるのは、ちょっと抵抗があります。私には、とてもこんなにあっけらかんと歌うことなど出来ません。ですから、ひたすら打楽器のおねえさんが、軽やかに踊りながらマリンバやシロホンの間を飛び跳ねているのを楽しんでいましたよ。<br/>
　そのあとにもう１曲、今度は全日本合唱連盟のボス、浅井先生のアジテーションで、いつの間にか客席から立ち上がって「大地讃頌」を歌わされていました。必然的にスタンディング・オヴェーション、いやあ、盛り上がりましたね。ただ、このフィナーレを、おそらく前半に出場した人たちは味わえなかったのではないでしょうか。せっかくのお祭りだったというのに。<br/>
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201204/30/87/c0039487_2155397.jpg" border="0" width="400" height="300"/></center>
  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>禁断</dc:subject>  
      <dc:creator>jurassic_oyaji</dc:creator>  
      <pubDate>Mon, 30 Apr 2012 21:57:06 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2012-04-30T21:57:06+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>WHITACRE/Water Night</title>  
      <link>http://jurassic.exblog.jp/17893948/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://jurassic.exblog.jp/17893948/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
<img class="IMAGE_LEFT" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201204/29/87/c0039487_20463147.jpg" border="0" width="166" height="161" align="left"/><br/>
Hilla Plitmann(Sop)<br/>
      Julian Lloyd Webber(Vc)<br/>
      Eric Whitacre/<br/>
      Eric Whitacre Singers<br/>
      London Symohony Orchestra<br/>
      DECCA/B0016636-02<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
前作「Light &amp; Gold」が、今年のグラミー賞で「Best Choral Performance Award」を受賞したエリック・ウィテカーの、DECCAでの2枚目のアルバムです。今回もやはりイギリスの合唱団のピックアップ・メンバーからなる「エリック・ウィテカー・シンガーズ」が、曲に応じて28人編成と36人編成で控えていて、ほとんどが世界初録音となる新作を歌っています。それだけではなく、このアルバムではウィテカーの「合唱曲」以外のオーケストラのための作品も聴くことができます。確かに今となっては合唱曲作曲家としてのイメージが定着していますが、彼は吹奏楽の分野でもかなり知られている人なのですからね。<br/>
そんな、初めて聴くフル編成のオーケストラのための作品は「Equus」です。ラテン語で「馬」という意味のタイトルを持つこの曲は、そもそもは吹奏楽のために作られたものを、2011年にこの編成に書き直したものです。そんなタイトル通り、まるで疾走する馬のようなパルスに乗って音楽は進んでいきます。これは、まさにスティーヴ・ライヒの「ミニマル」そのものではありませんか。今ではライヒ自身はもう用いなくなったかなり昔のシンプルなスタイルを、まさか今の時代に聴けるとは。ただ、そんなパルスの中で登場するフレーズは、確かにライヒとは違ったエンタテインメントの要素を強く持っているものでした。そんな中で、いきなり渚ゆう子の「京都の恋」が聴こえてきたのにはびっくりしましたね。確かにこれは「ザ・ベンチャーズ」のメンバー、ドン・ウィルソンが作った曲ですから、言ってみれば「アメリカの作曲家へのオマージュ」なのかもしれませんね。金管は派手に鳴り響き、いとも爽快に仕上がった作品です。<br/>
もう一つのインスト物は、チェロのジュリアン・ロイド・ウェッバーをフィーチャーした、チェロと弦楽合奏のための「The River Cam」です。これはガラリとイメージが変わって、ほとんどアルヴォ・ペルトの世界をそのまま再現したような、まさに「癒し」にどっぷり浸たれるような音楽ですね。<br/>
そして、前作では歌詞だけを提供していたソプラノ歌手のウィテカー夫人、ヒラ・プリットマンのソロも聴くことができます。それは「Goodnight Moon」という、彼らが息子を寝かしつけるときに読んであげた絵本をテキストにした、とてもかわいらしい曲です。それを歌う、確かに胸のあたりがプリッとしているプリットマンは、とてもピュアな声で和ませてくれます。どことなくサラ・ブライトマンにも似たイノセントな声は、もしかしたら、サラのパートナーであったアンドリューと同じく、エリックの作曲のモチベーションとなっているのかもしれませんね。<br/>
超売れっ子のウィテカーですから、様々な団体からの委嘱はひきも切らないのでしょう。ここで初録音となったのはそんな新作のごく一部なのでしょうが、「Alleluja」にしても「Oculi Omnium」にしても「Sleep My Child」にしても、完璧な合唱団の演奏もあって全く期待を裏切られることのない、まさに円熟の極みを見せてくれています。包み込むようなハーモニーは自然に心の中に沁みてきますし、録音会場いっぱいに響き渡るフル・ヴォイスは、何よりの爽快感を与えてくれます。しかし、それらが何か予定調和に陥っているようなところが、少し気になってしまいます。初期の作品にはみられたはずの刺激的な要素が、少し希薄になっているのが心配です。<br/>
「When David Heard」という、「前世紀」に作られた曲もここでは歌われています。それを、2005年に録音されたレイトンの演奏と比べてみたら、なんだかずいぶん「丸く」感じられてしまいました。もしかしたら、作曲家自身のスタンスが、年を経て微妙に変わってきているのかもしれません。<br/>
そういえば、このCDの録音は、耳あたりはいいのですが、ちょっと何かが欠けていて薄っぺらな感じがします。あ、タイトル曲は、合唱曲ではなく弦楽合奏バージョンです。念のため。<br/>
<br/>
CD Artwork &copy; Decca, a division of Universal Music Operations, Ltd.
  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>合唱</dc:subject>  
      <dc:creator>jurassic_oyaji</dc:creator>  
      <pubDate>Sun, 29 Apr 2012 20:50:02 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2012-04-29T20:50:02+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>BACH/Johhannes-Passion</title>  
      <link>http://jurassic.exblog.jp/17884989/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://jurassic.exblog.jp/17884989/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
<img class="IMAGE_LEFT" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201204/27/87/c0039487_20393066.jpg" border="0" width="185" height="163" align="left"/><br/>
Jan Kobow(Ev), Stephan MacLeod(Jes)<br/>
      Matthew White(Alt)<br/>
      Alexander Weimann/<br/>
      Les Voix Baroques<br/>
      Arion Orchestre Baroque<br/>
      ATMA/ACD2 2611<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
先日のハジェット盤でも歌っていたカナダの男声アルト、マシュー・ホワイトが中心になったソリストのアンサンブル「レ・ヴォワ・バロック」と、ケベック州唯一のピリオド楽器のオーケストラ「アリオン・オルケストル・バロック」の共演による「ヨハネ」です。オーケストラの弦楽器は複数、合唱は１パート３人という、今では「標準的」なサイズで演奏されています。アリアのソロも、合唱の中の人が交代で担当するというのも、「標準的」。<br/>
もちろん、新バッハ全集の楽譜を使うというのも至極「標準的」なアプローチなのでしょう。なぜかライナーの詳細なタイトルの後に「1724年４月７日ライプツィヒ」などと、初演の日と場所が書いてあったとしても、それをもってこの演奏が初演の時と同じ楽譜（つまり「第１稿」）で演奏されていると思ったりしてはいけません。そんな誤解を与えないように、紛らわしいことは書かないでほしいものです。というか、この曲に関してはそのような誤解を招いてしまうような表記があまりに多いものですから、こちらの一覧表を、そんなものも含めてリニューアルしてみましたよ。<br/>
指揮者でオルガンも弾いているヴァイマンがこの曲に目指したプランは、まるでガーディナー盤のような攻撃的なもののように、まず思えました。第１曲目はまるで追い立てられるようなテンポで、いかにもこれから恐ろしいことが行われるのだ、みたいな雰囲気を盛り上げています。そんな情景の立役者が、異常に大きな音で録音されているチェンバロと、いかにもソリストが集まったという、個人個人の主張がとても強烈な合唱でした。決してパートとしてまとまろうとはしていない、はっきり言って「汚い」合唱なのですが、そこから生まれるインパクトはすごいものがあります。コラールも、やはり表現重視の密度の高さ、というより、何か常にとげとげしさが感じられてしまうのがちょっときつく感じられてしまいます。<br/>
エヴァンゲリストのコボウも、かなりのハイテンション、突き抜けるような高音で、やはりドラマティックに迫ります。この人だけ合唱に加わっていないのも、これだけの「重労働」を担当しているのでは納得です。土の中から掘り出すのは、やはり大変？（それは「ゴボウ」）<br/>
ライナーには誰がどのアリアをうたっているのかきちんと書いてありますから、それぞれのソロを聴くと、同じパートの中でかなり異なったキャラクターがいることがよくわかります。これでは「合唱」としてまとまることはかなり難しいでしょうね。テノールでは、13番を歌っているジェレミー・バッドはかなり張りのある声ですが、20番を歌っているローレンス・ウィルフォードはもっと軽くてソフトな声といった具合、確かにそれぞれのアリアのキャラクターにはピッタリな声なのですがね。難しいところです。<br/>
アルトのホワイトは最初のアリア、７番を歌っていますが、発音がとってもユニーク、例えば「von」だったら「フォンヌ」みたいに単語の語尾をやたらと強調しているので、とっても不自然に聴こえます。もう一人、30番の方を歌っているのは女声のメグ・ブレイグルですが、このアリアを歌う人にありがちな深刻さがまるでなくサッパリしているのには好感が持てます。それでいて、表情が豊かなのですからね。<br/>
こんな個性的な集団が、後半になるにしたがって次第に声が溶け合って、「合唱」らしくなっていくのですからおもしろいものです。27番のレシタティーヴォの中に出てくるポリフォニックな合唱などは、全く隙のない完璧さでびっくりさせられてしまいました。<br/>
終わってみれば、とても引き締まった演奏に、息つく暇もなかったという印象が残ります。最初からそれを狙ったのだとすれば、ちょっとすごいことです。<br/>
<br/>
CD Artwork &copy; ATMA Classique
  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>合唱</dc:subject>  
      <dc:creator>jurassic_oyaji</dc:creator>  
      <pubDate>Fri, 27 Apr 2012 20:42:33 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2012-04-27T20:42:33+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>POULENC/Choeurs a capella</title>  
      <link>http://jurassic.exblog.jp/17875665/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://jurassic.exblog.jp/17875665/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
<img class="IMAGE_LEFT" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201204/25/87/c0039487_20245045.jpg" border="0" width="184" height="162" align="left"/><br/>
<br/>
<br/>
<br/>
Stephen Layton/<br/>
      Danish National Vocal Ensemble<br/>
      OUR RECORDINGS/8.226906<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
イギリスの合唱指揮者スティーヴン・レイトンは、自身が作った「ポリフォニー」以外にも多くのイギリスの合唱団の指揮を手がけているのは当然の話ですが、オランダやデンマークの合唱団とまで深い仲になっているのですから、大したものです。デンマークでは1999年からデンマークの公共放送「DR」（NHKみたいなものなのでしょう）の合唱団、デンマーク国立合唱団の首席客演指揮者を務めていますし、その合唱団を母体として2007年に発足したデンマーク国立ヴォーカル・アンサンブルの指揮も、創設時から2011年まで行っていました。もう、地元の指揮者は出る幕がないですね。<br/>
そんな、新しい合唱団と2008年から2009年にかけて録音されたプーランクの曲集が、リリースされました。レーベルはデンマークの「OUR RECORDINGS」という、あまり聞いたことのないところ（実は、リコーダーのミカラ・ペトリの録音がたくさんあるそうです）ですが、実体はNAXOS傘下のDACAPOと同じみたいですね。実際、DACAPOで「アルス・ノヴァ・コペンハーゲン」を手掛けているエンジニアの名前が見られますから、録音に関しても期待できそうです。なかなかセンスの良いジャケットを作るところのようで、タイトルも本当は「Half Monk | Half Rascal」というちょっとしゃれたものです。プーランクの合唱曲には宗教曲と世俗曲の２つの側面がありますが、そんな意味を端的に込めたタイトルなのでしょう。写真も、ジャケットに映っているシトロエンのミニカーは、同じ写真の裏焼きが使われているブックレットでは消えてしまっていますし。<br/>
レイトンのプーランクと言えば、2007年に「ポリフォニー」と録音したものがありました。今回のCDには、その時の曲目とは決して重複しないものが選ばれているのが、見事というか、親切な配慮です。その結果、男声合唱による「アッシジの聖フランシスコの4つの小さな祈り」と、「パドヴァの聖アントニオの讃歌」が両方とも含まれることになったのは、うれしいことです。しかも、「酒飲みの歌」まで。<br/>
もしかしたら、この合唱団の聴きものは男声パートだから、男声合唱を多くしたのでは、と思ってしまうほど、これらは素晴らしい演奏でした。何よりも、プーランクだからと言ってこぎれいにまとめる、ということは一切行っていないのが、とてもすがすがしく感じられます。これはレイトンの持ち味なのでしょうが、宗教曲でここまでのハイテンションはないだろうというところまで「吠え」させているんですね。そこでの合唱は、もう崩壊する一歩手前、まさに「男声合唱」らしさを目いっぱいふるまってくれます。と、ある瞬間に、それがガラッととても繊細で柔らかい表情に変わってしまうのですよ。この落差はかなりショッキング、というか、そんな対比の中で生まれたこの柔らかさは、まさに「神々しさ」すらも秘めた格別の味となっているのです。<br/>
ですから、最後に入っている「酒飲み」も、いくらハメを外そうが安心して聴いていられます。そして、期待通り、最後にはとても澄み切ったニ短調の和音が響き渡るのですからね。<br/>
女声パートは、男声に比べると、ほんの少しですが、そのあたりのコントロールが苦手なのかもしれません。レイトンの煽りで、かなり粗野な表現（これが、「Rascal」なんでしょうね）が要求されている「７つの歌」や「８つのフランスの歌」では、今一つなりきれていないもどかしさが残ってしまいます。もちろん、水準以上の演奏には違いありませんが。その点、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」や、「ある雪の夕暮れ」などは、しっとりとした味が素敵です。<br/>
録音は、さすがDACAPOと思えるような素晴らしさでした。教会のたっぷりとした残響がとても美しく感じられます。DACAPOのようにSACDにしてくれなかったのが、唯一の不満点です。<br/>
<br/>
CD Artwork &copy; Naxos Global Logistics GmbH
  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>合唱</dc:subject>  
      <dc:creator>jurassic_oyaji</dc:creator>  
      <pubDate>Wed, 25 Apr 2012 20:27:18 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2012-04-25T20:27:18+09:00</dc:date> 
    </item>  
    <item> 
      <title>BEETHOVEN/Triple Concerto</title>  
      <link>http://jurassic.exblog.jp/17866075/</link>  
      <guid isPermaLink="true">http://jurassic.exblog.jp/17866075/</guid>  
      <description><![CDATA[<p>
  
<img class="IMAGE_LEFT" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201204/23/87/c0039487_19513835.jpg" border="0" width="344" height="370" align="left"/><br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
David Oistrakh(Vn)<br/>
      Mstislav Rostropovich(Vc)<br/>
      Sviatoslav Richter(Pf)<br/>
      Herbert von Karajan/<br/>
      Berliner Philharmoniker<br/>
      EMI/9 55978 2(hybrid SACD)<br/>
      HI-Q/HIQLP006(LP)<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
1969年といえば、「ソ連」と「アメリカ」という東西２大国同士が冷戦状態にあって、世界中が緊張を強いられていた時代でした。そんな時に、「ソ連」の大物アーティスト３人が、「西側」のオーケストラと共演してレコードを作ったりしたのですから、これは大事件でした。そもそも、原盤からしてEMIと、ソ連のMELODIYAの共有物という扱いでしたから、国によってリリースされたレーベルが異なっていましたからね。日本の場合は、MELODIYAと提携していた「新世界」レーベルからLPがリリースされました（販売は日本ビクター）。なんでカラヤンがソ連のレーベルから？と不思議に思った記憶があります。ただ、実は同じ年の５月にカラヤンとベルリン・フィルはソ連に演奏旅行に訪れていて、その時のモスクワでのライブをMELODIYAが録音していたのですね（ショスタコーヴィチの「交響曲第10番」を、作曲者の前で演奏していたのだとか）。そんなつながりもあって、９月にベルリンのイエス・キリスト教会という、当時彼らがDGのための録音を行っていた会場でのセッションがもたれることになったのでしょう。録音はEMIのスタッフによって行われました。<br/>
CDの時代になってからは、EMIだけからのリリースとなります。今まで何度となく再発を繰り返す間にはマスタリングが変わったりして、それなりの音質の向上も図られていたはずです。それが、ついこの間、「日本国内だけ」ということで、なんとわざわざEMIのマスターテープにまでさかのぼってハイレゾのデジタルデータに変換されたものがSACDとして発売されました。全部で100タイトルにもなろうという膨大なシリーズの中の一つですが、それらのアイテムはまさに今までCDで聴いてきた音はなんだったのかと嘆かざるを得ないほどの、「いい音」だったのです。この「トリプル・コンチェルト」などはオリジナルのLP通り、入っているのはこれ１曲、たったの36分だけなのに価格は3000円というベラボーな設定だったのですが、これだけいい音なら、と納得させられるものでした（ブラボー！）。<br/>
ところが、ごく最近、「日本国内」だけだと思っていたSACDが、輸入盤で出てきたではありませんか。こちらはアイテムは多くはありませんが、日本盤と同じものが、「トリプル・コンチェルト」の場合は、もう１枚セルとオイストラフたちの競演による同じ頃のブラームスのヴァイオリン協奏曲と、ドッペル・コンチェルトが一緒になって1500円以下という実質1/4の安さ、それでいて、豪華ブックレットには、すべてのオリジナルLPのジャケット、ブックレット、さらにはレーベルの写真までカラーで掲載、もっと凄いのは、おおもとのマスターテープの現物の写真まで見られますよ。手書きの「○年にリマスター」などというメモまで写っているのですから、マニアにはたまらないものでしょう。もう少し待っていれば、他のアイテムもこの信じられないほどお買い得なシリーズで手に入れることが出来るようになるのでしょうか。もちろん、「音」は全く遜色ありません。いや、もしかしたら輸入盤の方がいいかもしれませんよ。ひどい話ですね。<br/>
つまり、その輸入盤のSACDを、前にも取り上げたHi-QレーベルのLPと比較してみたら、部分的には「勝って」いるところもあったので、これはちょっとすごいのではないか、と思ってしまったのですね。いや、もちろん、B面の最初に切ってある第２楽章の頭などは、さすがにLPの持つしなやかさが弦楽器の質感を存分に再現していて、一日の長があるものの（LPでは、転写によるプリエコーまで聴こえます）、もう少し内周になってくると、第３楽章のオイストラフのヴァイオリンの生々しさなどは、SACDの方がよりくっきりと伝わってくるのですからね。<br/>
SACDに対する、このEMI（本国）の姿勢が、親会社のユニバーサルの意向で変わってしまわなければいいのですが。<br/>
<br/>
CD &amp; LP Artwork &copy; EMI Records Ltd.
  
</p>]]></description>  
      <dc:subject>オーケストラ</dc:subject>  
      <dc:creator>jurassic_oyaji</dc:creator>  
      <pubDate>Mon, 23 Apr 2012 19:55:35 +0900</pubDate>  
      <dc:date>2012-04-23T19:55:35+09:00</dc:date> 
    </item> 
  </channel> 
</rss>

