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  <title>レストラン「LAUTREC」の毎日</title>  
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  <tagline>私達夫婦が経営する南仏・地中海料理のお店「LAUTREC（ロートレック）」の毎日の様子を綴ります。</tagline>  
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    <title>アレキサンドル３世橋から出発</title>  
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"><![CDATA[ 
             
１９７２年の冬。<br/>
雪降る北ドイツから夜行で到着したパリ北駅。<br/>
サンミシェルの屋根裏部屋のホテルにもぐりこんだ。<br/>
第一印象のパリは冷たい感じがした。<br/>
ホテルでも食堂でもうす汚い若者をまともに相手にはしなかった。<br/>
せめて写真の一枚も、と思い写してもらった　<br/>
ロンドンのフラットを引き払い、全財産？を背負い旅に出た冬。<br/>
パリに来ても観光には関心が無く、ただ街を歩くだけだった。<br/>
この写真が今の私の原始細胞である。<br/>
カルチェラタンの安食堂で空腹に入れたグラタンが今でも記憶にある。<br/>
なんと美味しいことか。<br/>
フランス人に混じり、一人片隅で食べたものだ。<br/>
３日でパリに愛想が尽く。<br/>
夜汽車で５０時間かけて鈍行でリスボンへ向った。<br/>
冬なのに青空、人は面白い。<br/>
いい加減な感じの国だ。<br/>
嫌いだったフランスが今では第２の故郷。<br/>
パリに暮らし、パリを何十回訪ねた事か。<br/>
あるいは自分の街より詳しい地理。<br/>
時々アレキサンドル３世橋を通過するたびにあの日を想う。<br/>
確かにここで写真を写した、という事実。<br/>
以来、フランスがその地点から始まった<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200810/02/36/a0067936_2231229.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center>。
              
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    <title>パリの墓地</title>  
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    <issued>2008-09-30T18:03:01+09:00</issued>  
    <modified>2008-09-30T18:05:10+09:00</modified>  
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"><![CDATA[ 
             
ナンシー、あなたは永遠の恋人：<br/>
シルビー、８歳でお別れだなんて。<br/>
パスカル、あなたは有能な音楽家でした。<br/>
マリ、愛してたよ。<br/>
パリの墓地を歩くのが好きです。<br/>
それぞれの墓標に生前の思い出が書かれています。<br/>
幼い女の子を失い、悲嘆に暮れる両親の嘆き。<br/>
葬式にも出くわした事も。<br/>
アラブからアジアの葬式まで出ました。<br/>
２年前のベトナムのメコンデルタの町、カントー。<br/>
ある家の中でお経が聴こえます。<br/>
のぞくと、坊さんが読経中。<br/>
私は招かれて家に上がりました。<br/>
２時間ほど滞在、それから４９日のような飲み食いが始まりました。<br/>
近くのお店でお供え物を買い、参列しました。<br/>
さあ、食べて飲んでね。<br/>
村人達の中にもぐりこみました。<br/>
寒い冬のパリ１９区のペールラシェーズ墓地。<br/>
モンマルトル墓地、モンパルナス墓地。。。<br/>
偉大な人にも会えるし，普通の人にも会えます。<br/>
静かな冬の夕方、ベルレーヌやショパンと話せる気分になります。<br/>
感動は短い文章です。<br/>
香港の英国人墓地。<br/>
ジョン、あなたは英雄でした。２９歳でなくなるなんて。<br/>
彼は船乗りでした。<br/>
１８世紀。東インド会社の名前がありました。<br/>
誰もが最後の場所。墓地。早々と見学し、居心地を確かめる私です。<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200809/30/36/a0067936_1821813.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center><center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200809/30/36/a0067936_1831891.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center>
              
        ]]></content> 
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    <title>悲劇のストラスブール</title>  
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    <issued>2008-09-28T14:52:54+09:00</issued>  
    <modified>2008-09-28T14:57:50+09:00</modified>  
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      <name>lautrec_kagoshima</name> 
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"><![CDATA[ 
             
ストラスブールはドイツとの境に位置するＥＵの中心だ。<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200809/28/36/a0067936_1456364.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center><br/>
２次大戦まではドイツ領だった。<br/>
それまでフランスに取られたり、ドイツに侵攻されたり。<br/>
まさに悲劇的序曲だった。<br/>
２つの国は仲が悪いので有名だった。<br/>
ところが最近、両国で歴史教科書の編纂がはじまった。<br/>
共通認識の上で編集される歴史書だ。<br/>
例えば、ナチの問題。<br/>
欧州の法律では異義を申し立てることは禁止されている。<br/>
歴史観の共通認識に基ずく理念だ。<br/>
日本と韓国がこのような方法で果たして歴史編纂が可能か。<br/>
今のところ、わが国の閣僚から国民まで深い歴史感の認識は無いようだ。<br/>
フランス人はドイツ人を、ビールとジャガイモさえあれば充分とけなす。<br/>
ドイツ人は奥さんに最適。<br/>
フランス人は恋人に最適。<br/>
これは両国の共通認識だ。<br/>
私も同感。ドイツの女性は中年に差し掛かると、ほとんど魅力は消える。<br/>
フランス人は別物。年齢を重ねるに従い、ますますおしゃれに。<br/>
昨年ストラスブールを訪問した。<br/>
街の雰囲気はドイツ、言葉はフランス語。<br/>
女性も男性もドイツ人の雰囲気だ。<br/>
でもどこかフランスの匂いがする。<br/>
食べ物はジャガイモ的。<br/>
フランスとは異なり、無骨で寒さ対応の農民料理。<br/>
どこか垢抜けないのだ。<br/>
どちらの民族になりたい？<br/>
当たり前、フランス人です。<br/>
ばら色の人生または堅実人生。<br/>
当然、ばら色の人生。<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
<br/>
#IMAGE|a0067936_14341658.jpg|200809/28/36/|mid|1024|768#]
              
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    <title>７人の侍</title>  
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    <issued>2008-09-27T21:59:37+09:00</issued>  
    <modified>2008-09-27T21:59:37+09:00</modified>  
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"><![CDATA[ 
             
若いアルト奏者率いる７重奏団のベースで参加。<br/>
ピアノトリオにトロンボーン、トランペット、アルト、テナー。<br/>
若いジャズ演奏家に加わる。<br/>
まるでソニーステットかジャッキーマクリーンを思わせるリズムと歌心。<br/>
自由奔放にフレーズの波に乗りまくる。<br/>
初めて出会う演奏家達だ。<br/>
ジャズの醍醐味、名前も知らない演奏家といきなり始まる。<br/>
いきずりの恋だ。たまらない興奮が血の中を駆け巡る。<br/>
ベースのビートにソリスト達が交代に訪れる。<br/>
若い女性ピアニスト。<br/>
豪快なフレーズで息つく間も無いほどｽｲﾝｸﾞしてくる。<br/>
若きマッコイタイナーだ。<br/>
ペットもボーンもユーモアがある。<br/>
１９６０年初頭のキャノンボールアダレイのハードバップだ。<br/>
一つの曲で１５分を超える。<br/>
全員が行き着くところまで行き着こうと真剣だ。<br/>
東京時代、こんな演奏を毎晩のように繰り広げた。<br/>
ジャズは麻薬、ジャズは泥沼、ジャズはエクスタシー。<br/>
フランス人流に言わせると、小さな死。<br/>
つまり恍惚と絶頂の最高作品だ。<br/>
生きて味わう絶対恍惚の瞬間。<br/>
やがて波は収まり、終局へと向う。７人で燃え尽きる。<br/>
燃えつきた後に虚無が襲う。<br/>
その虚無も味わい深い。<br/>
ジャズとＳＥＸは同義語だと持論。<br/>
しかし、ジャズは永遠に終わりが無い。<br/>
だからやめられないのだろう。<br/>
７人の侍。<br/>
名前も知らぬまま、お互いに闇に消えた。
              
        ]]></content> 
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    <title>街の匂い</title>  
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    <issued>2008-09-25T17:16:47+09:00</issued>  
    <modified>2008-09-25T17:17:51+09:00</modified>  
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    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"><![CDATA[ 
             
人間で一番最後まで印象に残るのは何か<br/>
風景、人、食べ物、。。<br/>
最後までのこるのは匂いだといわれる。<br/>
私は街の匂いが好きだ。<br/>
特にパリの匂い。<br/>
早朝、クリシー広場を歩くと、どこからとも無く、パンの焼ける匂い。<br/>
カフェに入ると、たまらない苦いカフェの香り。<br/>
雨上がりの舗道。<br/>
石にしみこんだ雨の匂い。<br/>
アパルトマンの階段。<br/>
フランス女性の匂い。かつてナポレオンはジョセフィヌに伝言したそうな。<br/>
私が家に戻るまで入浴し無いように。。<br/>
分るその気持。<br/>
個人的に同感。３日ぐらい入浴しないで欲しい。<br/>
フランス料理も香りの世界だ。<br/>
香水をつけてレストランに行かないのが礼儀。<br/>
食べ物からの繊細な香りを殺すからだ。<br/>
匂い。香り。<br/>
アフリカの匂い。サイゴンのニョクマムの匂い。<br/>
香港の裏道の匂い。<br/>
場末の安ホテルの娼婦の匂い。<br/>
メトロの人種の匂い。<br/>
最高の匂いは初めて会う美しい女性の匂い。<br/>
匂いを求めて旅に出るのもいいか。<br/>
パリの匂い。深夜の匂いが一番詩的だ。<br/>
売れない娼婦と深夜カフェした。<br/>
男の女だった。<br/>
不思議な匂いがするはず<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200809/25/36/a0067936_171641.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center>。<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200809/25/36/a0067936_1717880.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center>
              
        ]]></content> 
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    <title>ギュスターブモロー美術館</title>  
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    <issued>2008-09-24T17:50:51+09:00</issued>  
    <modified>2008-09-24T17:53:19+09:00</modified>  
    <created>2008-09-24T17:50:51+09:00</created>  
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"><![CDATA[ 
             
パリ９区、かつて私の仕事場の近くにこのミュゼがある。<br/>
毎朝、その前を過ぎて地下の厨房にもぐりこんだ。<br/>
独特の色彩と構図。<br/>
誰とも比較できないその絵画。<br/>
その点でゴッホと似ている。<br/>
何時の日か見よう、と思っていた。<br/>
昨年、かつてのシェフに会いにいったが、あいにく不在だった。<br/>
時間が余ったので、ようやく入館の機会が生まれた。<br/>
彼の邸宅を利用したもので、生前一番見やすいように、と彼が展示したらしい。<br/>
おかげで脈絡の無い、好き放題に展示されてるわけだ・<br/>
２階３階と登る。<br/>
狭い階段を上りつめると、ようやく自分の部屋にたどり着く。<br/>
パリには１００以上のミュゼがある。<br/>
ルーブルからオルセー，オランジェリ、ピカソ。。。<br/>
若いころはそれなりに美術館を訪ねた。<br/>
今は兎に角、人に会う、人と話す、人と関係する。<br/>
付随するレストランやパン屋、材料店の関係者達。<br/>
ある有名な作家の話。<br/>
東京からパリに着いてホテルに向う。<br/>
毎日毎日タクシーでレストランに行くだけ。<br/>
そして何日か食べて東京へ。<br/>
ただ食べるだけの目的。<br/>
私の最近のパリ訪問もこれに近いものがあるようだ。<br/>
定期券を買い、地下鉄とバスで移動し、人と会う。<br/>
なんだか寂しい夢想する孤独者みたいだ。<br/>
このミュゼ、ほとんど見る人はいない。<br/>
研究者か好事家か。。<br/>
ほとんどがルーブルかオルセーにむかう。<br/>
このミュゼをあとにしてその夜、ひいきのジャズクラブへ向う。<br/>
地下の狭い場所に正体不明のフランス女達と男が集まる。<br/>
こいつらと深夜まで狂う私。<br/>
東京より爛熟で世紀末なダダの雰囲気がいい。<br/>
芸術の中心、パリ。病み付きになる唯一の都でしょう。<br/>
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200809/24/36/a0067936_17495475.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center><center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200809/24/36/a0067936_1751786.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center><center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200809/24/36/a0067936_17513923.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center>
              
        ]]></content> 
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    <title>自由な猫</title>  
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    <issued>2008-09-22T22:35:41+09:00</issued>  
    <modified>2008-09-22T22:39:38+09:00</modified>  
    <created>2008-09-22T22:35:41+09:00</created>  
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      <name>lautrec_kagoshima</name> 
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"><![CDATA[ 
             
雨の季節、まるで牛のような模様の猫がうまれた。<br/>
自宅に２人の猫、外に数人の猫。<br/>
食事の時だけ来て、食べた後どこかへ消える。<br/>
空腹のあと、またどこからとも無くここに来る。<br/>
開高健いわく、女と猫は呼ぶと来ないが、呼ばないと来る。<br/>
私の好きな言葉だ。<br/>
その言葉には真実があるから。<br/>
また女は褒めるとつけ上がるが、けなすとふくれる。<br/>
開高健的生き方にほれ込んで３０年あまり。<br/>
猫の自由奔放さ。気ままさ。人間とはかけ離れてる猫の生態。<br/>
最近、牛と呼ばれるこの子猫。<br/>
庭のテーブルでよく昼寝してる。<br/>
下から涼しい風。<br/>
木の葉のそよぐ風。<br/>
ローマ時代の貴族風に栄養の高い食事を食べる。<br/>
時に和牛のサーロイン、時に鯛の頭。。<br/>
人間より栄養のある食べ物である。<br/>
いいかげんな物は食べない。<br/>
どこまでも女の特性に似てる。<br/>
猫との付き合いは勉強になる。<br/>
その距離感が大切だ。<br/>
今日の朝も牛は一人で気持ちよく寝てる。<br/>
ああ、牛猫になりたい。。<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200809/22/36/a0067936_22385330.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center>
              
        ]]></content> 
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    <title>AU BON MARCHE</title>  
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    <issued>2008-09-20T23:04:01+09:00</issued>  
    <modified>2008-09-20T23:04:01+09:00</modified>  
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"><![CDATA[ 
             
世界最古のデパート、ボンマルシェ。<br/>
サンジェルマンにあるこのデパートは庶民を最初から相手にしない。<br/>
階級の存在するフランスならではの位置。<br/>
ルイビトンを持つ階級だ。<br/>
フランス社会の階級制度のいい点、悪い点それぞれある。<br/>
新聞購読者でその教育度が簡単に判る。<br/>
ルモンド。高級紙の最上級に位置する。<br/>
ほとんど社説とエッセイ。<br/>
フィガロが中産階級、庶民はルソワールやパリジャン。。<br/>
ボンマルシェに行く。<br/>
食品から洋服までその質の高さが分る。<br/>
何より客層が桁違いだ。<br/>
７区に住むパリのマダム達が多勢きている。<br/>
ウインドウの飾りつけも前衛的。<br/>
ここでお買い物した後。サンジェルマンのカフェ、フロールでランチ。<br/>
何気ないスノブな日常が連綿とつずく。<br/>
１６区と同じくらい純粋で高級なパリがある。<br/>
差別区別。フランス社会の特質の一つ。<br/>
皿洗いはその仕事で一生をすごす。<br/>
道路掃除人は最後まで掃除人。<br/>
這い上がれる機会はまず無い。<br/>
このデパートに行くたびに階級社会を感じる<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200809/20/36/a0067936_2314660.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center>。<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200809/20/36/a0067936_232337.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center><center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200809/20/36/a0067936_233204.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center>
              
        ]]></content> 
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    <title>le salon de marriage5回</title>  
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    <issued>2008-09-20T07:25:46+09:00</issued>  
    <modified>2008-09-20T07:29:33+09:00</modified>  
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    <dc:subject>未分類</dc:subject>  
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"><![CDATA[ 
             
６時。ソムリエ氏が今夜のワインを搬入。<br/>
今夜のハイライトの一つ、ランソンと呼ばれるシャンパンを冷やし始める。<br/>
開始が１０分遅れる。<br/>
冷やし直ししながら、その開演を待つ。タクシーから素敵なドレスと<br/>
ワクワクする表情が期待と願望に変わる瞬間。<br/>
１４名のゲストを５名のサービスでより完全を目指す。<br/>
６品のメニュにソムリエ氏と一月の討議期間。<br/>
弾む説明はシャンパンの泡そのものだ。<br/>
今夜は主に北フランス地方の旅の途中に立ち寄るレストランの味。<br/>
全体の流れをソムリエ氏が把握している。<br/>
プロならではの世界を構築してる。<br/>
厨房から立ち込めるフランスの香り。<br/>
ワインの芳醇な香りと衝撃的出会い。<br/>
男と女。<br/>
どこかで呼吸が合う。<br/>
３時間の後、果てしない桃源郷に到着。<br/>
フランス人の優雅と風雅がここからはじまる。<br/>
戦前のマキシムドパリ。<br/>
食卓の隣が寝室だった。<br/>
レストランに寝室がついてた。<br/>
１８世紀のオペラ座の貴族席と同じ。<br/>
最後にいい思いを遂げる場所まで用意されていた。<br/>
食のあと、人間の行き着く願望の最大級。<br/>
１９世紀ならば隣に寝室をつくりたかった。<br/>
昨夜の全員の満足顔を見れただけで私は充分。<br/>
次回はボジョレヌーボー。<br/>
１２月のクリスマスは最大級の忘我と崩壊の夜にしよう。<br/>
だんだん文化の退廃。江戸の文化文政化？<br/>
全ての進歩は退廃へとつながる。。ツワラトストラはかく語りき？
              
        ]]></content> 
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    <title>フランス移民。カサブランカのアリ</title>  
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    <issued>2008-09-18T10:06:56+09:00</issued>  
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    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"><![CDATA[ 
             
マグレブ３国北アフリカからの移民が一番多い。<br/>
アリはモロッコのカサブランカから来た。<br/>
フランス語ができるのが強みだ。<br/>
第２次大戦でもフランスのためにインドシナで参戦した彼らの親<br/>
僅かだが軍人恩給もある。<br/>
私は北アフリカを何回か旅し、親近感も強いのかすぐに仲間になる。<br/>
アリとはよく御話したものだ。<br/>
普段着からスーツに着替えると、途端にｷﾞｬﾙｿﾝに変身。<br/>
ネクタイだけで軽く１００本以上。<br/>
さて、今夜はどれにしようかな。<br/>
私も衣装部屋についていく。<br/>
そのスーツの派手さとセンスの良さ。<br/>
夕方のんびりしていたアリが変身する。<br/>
別人になる。<br/>
厳しいプロの世界を感じる。<br/>
ホールでの見事なまでの所作、動き。<br/>
それで生活してるという究極の美学。<br/>
移民としてパリの中心で生きてる。<br/>
アリ。たまにメールが来る。<br/>
ソニー、何時来るんだい？<br/>
鹿屋とパリがつながる瞬間。<br/>
アリの未来を思う<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200809/18/36/a0067936_1054272.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center>。<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200809/18/36/a0067936_1061546.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center>
              
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    <title>フランス移民</title>  
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    <issued>2008-09-17T07:54:32+09:00</issued>  
    <modified>2008-09-17T07:55:27+09:00</modified>  
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    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"><![CDATA[ 
             
<br/>
パリにしばらくでも滞在すると、移民に出会う機会が日常だ。<br/>
ピエールはレバノン人、ハメドはアルジェ、アリはカサブランカ、タチはスリランカ。<br/>
友人の半分は移民だ。<br/>
旧フランス領からの出稼ぎ、そして国籍をフランスに移籍。<br/>
昨年空港までのタクシー運転手。<br/>
ベトナムからのボートピープルだった。サイゴンからハンブルグまで２か月。<br/>
たどり着いたパリ。<br/>
フランス語ができるので、まず日雇いで仕事を始めた。<br/>
そのうち、自動車免許取得。<br/>
子供３人を育てて、郊外に安い家を購入。<br/>
奥さんは中国人で節約家だという。<br/>
サイゴンに親父を置いて国を命がけで飛び出したという。<br/>
３０年間、一度も帰郷した事はないらしい。<br/>
84歳になる親父、もう生きてるうちは会えないと憂いの表情。<br/>
タチは皿洗い歴１０年。<br/>
家族を置いてスリランカを一人でパリに来た。<br/>
夜１０時。彼と厨房をでる。<br/>
家はどこ？バスで１時間、それから歩いて１５分。<br/>
市内にはとても暮せない。<br/>
給料が安すぎるために郊外しか住めないのだ。<br/>
それでも仕送りすると本国では随分の貨幣価値があるらしい。<br/>
一度、スリランカにきてくださいよ。<br/>
インド系のタチはそういって私と別れた。<br/>
移民の生活、移民法制定があるが、現実は。。<br/>
法務大臣もサルコジも移民。<br/>
純潔主義のラマルセエーズとは相反するフランス社会。<br/>
移民の行方が気になるところ。<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200809/17/36/a0067936_7534914.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center>
              
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    <title>外食してみる</title>  
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    <issued>2008-09-12T08:28:15+09:00</issued>  
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    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"><![CDATA[ 
             
全国チェーンのレストランで食べる。<br/>
記憶に無いほど昔、若い頃に食べて以来の麺や餃子。<br/>
明るい店内はまぶしい。<br/>
均一感覚、統一感覚、軍隊感覚。<br/>
日本人に喜ばれる空間。<br/>
平均台で踊らされる微妙な感覚が新鮮だ。<br/>
味覚はいろいろ。<br/>
空腹に衝撃が走る。<br/>
脳を刺激して空腹感に満足を注入し始める。<br/>
美味しいとか不味いとか、辛いとか、甘いとか。<br/>
具体的に直接響く味覚の無いまま、終わりが来る。<br/>
これが外食の現実か。<br/>
いいとか悪いとかではなく、最後に虚しさと乾いた笑いが残る。<br/>
まるで日本人を味で表現してる。<br/>
可も無く不可もなく、ただ漫然と流れに任せて。<br/>
欧州は外食産業が成り立ちにくい環境。<br/>
食産業を経済効率化したくないお国柄だ。<br/>
わが国はこのまま行くと、街の食堂は消滅。<br/>
ただ、チンとするだけの人造人間の食べ物だけが残る。<br/>
この街も食堂が消滅寸前だ。<br/>
チン、チン、チン。。<br/>
顔の無い味覚の無い未来、ケータイを見ながら<br/>
その夜も大人たちが適当に食べてた。<br/>
今の日本の表層と現実がある。<br/>
ただの現象ではなさそうだ。<br/>
また外食に行こう。<br/>
ある意味、楽しい空間だった。
              
        ]]></content> 
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    <title>肉料理だけで。</title>  
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    <issued>2008-09-08T22:59:00+09:00</issued>  
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    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"><![CDATA[ 
             
今夜のゲストは魚介類のだめな常連でした。<br/>
全てが肉が主人公です。<br/>
アミューズにフロマージュの生ハム巻きのフリット。<br/>
ひき肉のトマトファルシ。<br/>
鴨の自家製燻製、フルーツソース。<br/>
肩ロースのロースト、バルサミコソース。<br/>
サーロインのマスタードソース。<br/>
ミルフイユショコラ。<br/>
素材が単調なのでソースに工夫が必要になります。<br/>
それでもアクセントをつけるのに悩むわけです。<br/>
組み合わせの野菜も大切です。<br/>
最後まで飽きさせないようにする事です。<br/>
月に一度の常連客ですので、こちらも悩み多いもの。<br/>
メニュはフランス全土を歩いていますので、困難ではありません。<br/>
南欧からアルザス、アキテーヌ、サボア、ブルゴーニュ、ブルターニュ、<br/>
イルドフランス、ノルマンデイ、。。。<br/>
地方料理を集めての構成です。<br/>
それぞれ特徴があるので面白いです。<br/>
魚だけのメニュもよく作ります。<br/>
この街で最高の舞台となる食卓を演出するのも愉しみ。<br/>
ジャズと同じで同じ演奏だけは避けたいもの。<br/>
やめるまでこの姿勢は崩さないつもりです。<br/>
崩れたら廃業でしょう。<br/>
その後、英国に渡りたい。<br/>
青春の舞台となるロンドンに？これも夢かもしれません。<br/>
今夜の肉との対決、単調を避けての３時間でした<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200809/08/36/a0067936_22582192.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center>。
              
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    <title>室内楽、ジャズ的アプローチ</title>  
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    <issued>2008-09-04T07:51:24+09:00</issued>  
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    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"><![CDATA[ 
             
ピアノトリオにフルートが参加してのカルテットのデビュウ。<br/>
全体の音量を抑えて、できるだけ肉声に近い音が基本です。<br/>
トリオの波の中をフルートの繊細と緻密な音群が駆け抜けます。<br/>
空間の大切さのよくわかる４重奏です。<br/>
ピアノはフルートを邪魔しない程度の和音。<br/>
ドラムは光る夏の海を印象させるフルートの波の役割。<br/>
ベースは半音進行や１０ｔｈを多用したバッハ的ライン。<br/>
４人の緊張感が伝わります。<br/>
昨夜のお客様が趣味で能をされている方でした。<br/>
能も呼吸を読んで進行するのだそう。<br/>
決まりが無く、その場の温度を測り、それに応じて作るものらしいです。<br/>
この種の音楽も同じです。<br/>
最低の決まりがあり、それ以上は個人の自由にゆだねる部分。<br/>
その部分に音楽性、精神性、論理性、全てが音に集約されるのでしょう。<br/>
音が小さい分、ごまかしも逃避も出来ません。<br/>
とかく、ジャズは最近、その音量が大きすぎると指摘されます。<br/>
大きいと聴いてる人もいいのか、悪いのか判断できない事が。<br/>
昨夜の４人の演奏は始めての試みでしたが、室内楽を彷彿させました。<br/>
改めて一音のすばらしさ、恐さを感じました。<br/>
塩加減の恐さと同義語です。
              
        ]]></content> 
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    <title>ホテルの生活</title>  
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    <issued>2008-08-31T22:21:38+09:00</issued>  
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    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"><![CDATA[ 
             
旅に出るとホテル暮らしが始まる。<br/>
昨年の１０月のパリ。<br/>
予約して安心して出かけた私。<br/>
１週間の間、南仏で朝から晩まで遊んでたせいでしょうか。<br/>
ホテルの名前を突然、忘却。<br/>
１７区界隈は詳しいと安心していました。<br/>
パリで一番安いホテルを予約してたのですが。<br/>
そのホテルの住所と名前を書いた紙をなくしていました。<br/>
約１時間。<br/>
荷物は重い、気はあせる。<br/>
すみません、このあたりに安いホテルを。。<br/>
名前は？<br/>
突然、思い出したそのホテルの名前。<br/>
屋根裏の窓から１９世紀の煙突の見える部屋。<br/>
くくく、これこれ、私に一番相応しいホテル。<br/>
朝、暗い台所でフランス人のムシュの入れるカフェオレ。<br/>
こんがりクロワッサン。小麦色の娘。<br/>
いつまでもここに暮したい。。。。<br/>
狭くて旧くて、しかし１９世紀の香り。<br/>
<center><img class="IMAGE_MID" src="http://pds.exblog.jp/pds/1/200808/31/36/a0067936_22205671.jpg" border="0" width="500" height="375"/></center>
              
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